ヒトコト。




 たったひとこと。
 
 ほんのひとこと。



 とても重い、ヒトコト。

 


 伝えるのさえ、怖いよ。
 
 だって1歩間違えれば、今の関係がブチ壊れてしまうんだから。
 

 信頼できる相棒。

 今の関係は、確かに悪くないけど。
 でも。
 でもね。
 
 私は、瑠璃の相棒で居たくない。
 もっと、もっと隣りに。
 もっと、もっと近くに。
 
 あなたの、そばに。
 
 だれよりも、あなたの姫である真珠ちゃんよりも、近い位置に行きたいんだ。

 
 だからね、なけなしの勇気を振り絞って、伝えようと思う。
 真面目に聞いてね。
 私があなたをからかってるんだと、思わないでね。

 息を吸って。
 瞼を閉じて。
 開いて。
 
 
 高鳴る胸を押さえる。
 あなたの姿をしっかり確認する。

 ゆっくり、口をひらいた。




 「あのね、瑠璃。私、あなたの事が誰よりも好きだよ」





 あなたはとっても驚いた顔をした。

 そして―・・・・・・。




















+感謝状+
IRU様のサイトでキリ番を踏ませて頂き、
こんなステキな瑠璃主小説を戴いてしまいました…!
もう、切なくて胸がきゅんきゅんします(黙れ)
女主ちゃんの想いが瑠璃くんに届きますように…
ていうか、届け。届かないはずがない。
むしろここまで言われて瑠璃が放っておくわけがない。(断言)
幸せな展開を果てしなく妄想いたします!!
瑠璃主に幸有れー!!

IRUさん、このようなステキ瑠璃主、本当にありがとうございましたvv



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