ノースアメリカンF-86D
縮尺 全幅 全長 重量 動力 材料 初飛行
1/32 355mm 380mm 63g RO BL 1999.7

F-86D地上


ロケッティー/JET−Xを使用したフリーフライトジェットの第2弾はF−86Dです。オールバルサ製で胴体内にロケッティーを内蔵します。噴射口は面積で1.5倍程広げてあります。そのためタービン線の後ろあたりから胴体が太くなっていますが、あまり気にならない程度でしょうか。この機体の塗装は世界の傑作機No.20の中のP5、P50の写真をモデルにしました。尾翼に描かれた十字軍の騎士のマークは写真が小さいため記憶に頼りました?私は子供の頃、福岡に住んでいて板付によく飛行機を見に行ったものです。もっとも私が見に行っていた頃はセンチュリーシリーズ全盛の頃で、滑走路の南端にある簡易格納庫にはF−102が入っていました。F−102の尾翼には黒い十字軍の騎士のマークが描かれていました。

マーク類は今回から自作デカールにしました。クリアデカールにアルプスのMD-5000で印刷したものです。インクジェットプリンタ用の透明フィルムより膜厚が薄いため軽量化のために有効です。小さな点検口や空気取入口もデカールで作成しました。

ロケッティー燃料

タイガーロケッティーの燃料をある人から入手することができました。完全な新品で、コレクションとしても価値がありそうで使ってしまうのがもったいない感じです。でも、一気に使わせてもらいます。

何とか初飛行をしましたが、問題点がたくさん見えてきました。先ず致命的とも言えるのが推力が出ないことです。その原因は1.エンジンが奥まったところに取り付けられていて、点火の後に導火線の芯(細い針金)を引き抜くことができなかった。2.テールパイプが長く、パイプ内でのロスが大きい。・・などでしょうか。またエンジンの輻射熱対策としてアルミホイルでガードしておいたのですが、ガードが不十分なところで塗装に気泡ができてしまいました。タイガーロケッティーは点火1発で安定して燃焼します。JET−Xが非常に気難しく、取り扱いが難しいのと対照的です。写真はスモークを引いていませんので滑空させて遊んでいたときのものです。


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