中島キー87試作高高度戦闘機
縮尺 全幅 全長 重量 動力 材料 初飛行
1/24 505mm 555mm 76g RB SP 2003.11.01

キ−87を作ってみて最初に驚くのはそのサイズです。堂々とした姿はP-47やF-6Fより大きく立派に見えます。露出した排気タービンのおかげで迫力でもライバル達を圧倒しています。図面や地上での写真から受けるイメージは、あごにぜい肉が付いたようで鈍重な感じでしたが、立体にしてながめると以外に引き締まった形をしているのがわかります。

全体的な印象は、中島戦闘機の血統を受け継いだ正統進化形といった感じです。資料が少ない機体でしたから、あっさりと作り結構軽く仕上がりました。 機首が長く外翼に上半角が付いたスタイルはFF機にとって好都合です。


キ−87一番の見所、排気タービンです。異種材料の組み合わせで、これを作るのに1日掛かってしまいました。丸いタービン部分はコーンアイスクリームのパッケージを利用しました。パイロットは退役した飛燕に乗って退屈していた小林大尉に再び飛んでもらうことにしました。

排気タービンが見えない左舷側はすっきりしていて物足りない感じです。主翼は輪ゴム1本で胴体に取り付けてあります。下面に輪ゴムが見えてしまうのが欠点ですが、構造簡単、軽量で緩衝効果も十分です。


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