富士 T−1
縮尺 全幅 全長 重量 動力 材料 初飛行
1/48 224mm 250mm 15g - SP 2006.08.19

この富士T-1は航空情報8月号に載っている松葉さんの図面を基に作りました。立体になったT-1をながめると、なかなか美しい機体なのに気が付きます。機体外形のすっきりした曲線は中島飛行機のDNAを感じさせます。単なるデザインとして言えば吸入口がブタの鼻のような形になってしまったのはイメージを損ない残念です。

胴体はスタイロフォームのくり抜きで翼はバルサです。スタイロフォームやバルサの目止めは、ライトプレーン用の翼紙を貼るのですが、今回はさらにその上に軽量パテを薄塗りしましたが、あまり重くならずいい感じに仕上がりました。”825”は浜松広報館の展示機です。日の丸とストライプの赤は色を変えたのですがあまり判らないですね。

主翼をバルサから切り出す際にうっかりして密度の違うところを使ってしまいました。左翼がかなり重く左に取られる癖がありトリムで調整しています。実機の”825”も胴着を経験してからどこかが歪んでクセが出るようになり、トリムで調整して飛んでいたそうです。


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