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池田、街の景観

看板・電柱をなくしたら

○池田の街の景観

 池田の景観を支える大きな要素は五月山の緑ですが、それ以外にも落ち着いた空間や、街の中の緑といった要素も重要だと思います。
 その景観をよりよくする施策の例として、電柱や街の中の広告看板の効果を考えてみました。

○看板を控えめにしたい

 せっかく、青い空や五月山の緑が美しく広がっても、いろいろな建物などで視界がさえぎられることが多いのです。建物はそれなりに必要があって建っているわけですが、大きさや色調など景観への配慮が望まれます。しかし、その前に、第一歩としては屋外広告物への取り組みが考えられます。
 最初の写真は駅前から桜通り方面を見たところです、道路の向こうに五月山が少し見えるのですが、清涼飲料水の真っ赤な大広告看板と、不動産屋の派手な広告がまず目をひきます。消してみるとずっと街が落ち着くと思います。
 自分の敷地内の広告でも、大きさ、色調など、周辺との調和を考えてほしいものです。

 路上に降りてみると、派手なノボリ旗や置き看板が目を引くだけでなく、歩道を歩いていてもゴミゴミして邪魔になります。実際に車椅子などには通行の妨害になっているかもしれません。 こういう屋外の広告物を消して見ると歩道が広くなります。
 こうした公共の場所にはみ出す広告物は原則禁止すべきものでしょう。

○電柱や電線もすっきりさせたい

 写真は、池田文庫の正面入り口付近です。特別に電線が多い場所ではありませんが、空に電線がかかっていると空の広がりが感じられません。電線を消してみると急に空が広がるだけでなく建物の存在感も増すように感じられます。「どこかヨーロッパの古城の雰囲気がある」といっては言い過ぎでしょうか。

 次は、駅前のステーションNの歩道橋から東の国道を見たところです。駅前公園から市役所にかけての緑に電線がかぶさって、やはり空間を狭めています。消して見ると空が広がるだけでなく、歩道もすっきりします。

○その他の提案

・街の中の緑地帯、花壇、プランターなどの整備を
 大阪国体のころと比べるとあまり整備に熱心でないような気がします。メンテナンスが不十分だとかえってゴミがたまったりして汚くなります。市の事業だけで不足するなら地域住民と共同するなどの取り組みができないでしょうか。

・家の前の整備を
 各住民が自分の家が街並みの中で果たす役割を考え、家の前の美化をはかりましょう。特に豪邸に住む人は、まわりを塀で囲い込んで家の中の庭だけを整備するのでなく、外を通る人にも楽しんでもらえるように考えていただけないでしょうか。


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