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  <META NAME="KeyWord" CONTENT="読書,突破者,宮崎学,老人力,テロリストのパラソル,まあだかい,内田百,買ってはいけない,アーロン収容所,会田雄二">
  <TITLE> よもやま話／１９９９年、印象に残った本</TITLE>
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<FONT COLOR="#330099" SIZE=+3>１９９９年、印象に残った本</FONT></CENTER>

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<TABLE BORDER="0" CELLPADDING="5" CELLSPACING="2" WIDTH="90%"><tr><td>
<P>　１９９９年に読んだ本・著者で印象に残った物を紹介します。順番は読んだ時期の順です。
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</td></tr></table>

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<TABLE BORDER="0" CELLPADDING="5" CELLSPACING="2" WIDTH="90%">
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<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○突破者　戦後史の陰を駆け抜けた５０年/宮崎学//幻冬舎アウトロー文庫</FONT></B>(1998)<BR>


<P>・「とっぱもの」と読む。もと日本共産党系学生運動活動家にして暴力団関係者、グリコ森永事件の最有力容疑者だったという著者(同姓同名の動物写真家とは別人)の犯罪すれすれの半生記ということになっている。<BR>
　知人Ｓ氏の評に曰く「<FONT COLOR="#0000ff">実は告白すると読みながら著者が日共民青・暴力団であることに対する違和感と、久しぶりに血沸き肉踊る感覚とのアンビバレントさに困惑した</FONT>」(無断紹介多謝)ということだが同感である。<BR>
　内容的には、本当にやばい事は伏せたり、聞いいた話を誇張して書いていたりしているに違いなく、あまり丸ごと信じてはいけないのだろうと思う。でも文章力はあり、面白いのは確かです。</TD>
<TD VALIGN="TOP"><IMG SRC="book99/toppax.jpg" ALIGN="BOTTOM" WIDTH="100" HEIGHT="150" NATURALSIZEFLAG=
"3"></TD></TR>
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<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○老人力 / 赤瀬川原平 //筑摩書房</FONT></B>(1998)<BR>
<B><FONT SIZE=+1>○老人力のふしぎ / 赤瀬川原平 //朝日新聞社</FONT></B>(1998)

<P>・新聞等でけっこう話題になっており、市立図書館にもすぐ入った。しかし１年ほどたつまで、借りれなかった。いつ行ってみても貸出中で、予約もいっぱいであった。この町は老人が多いせいかも知れない。<BR>
　というわけで読んだ時には少し新鮮味が薄れてしまっていた。年をとっていく中でのいろいろな変化を「老人力がつく」ととらえるという概念は新しく、面白い。しかし具体的に話を発展させていくのは少し難しい。<BR>
・「老人力のふしぎ」はわりと早くに読めた。鼎談集であるが、ジャイアント馬場がいい。長島は何もわかっていないのだが、それがまたいい?</TD>
<TD VALIGN="TOP"><IMG SRC="book99/roujinrkx.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="140" NATURALSIZEFLAG="3" ALIGN=
"BOTTOM"></TD></TR>
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<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○テロリストのパラソル / 藤原伊織 //講談社</FONT></B>(1995)

<P>・第４１回江戸川乱歩賞受賞作。細かいことを言えばいろいろあるだろうが、ストーリー展開も早く楽しめる。主要登場人物は皆頭が非常に良くて、読者としては完全についていくことはできない面もあるが、あまり気にしないで読むことにしよう。個人的には知っている場所が出てくるのに興味。</TD>
<TD VALIGN="TOP"></TD></TR>
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<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○まあだかい / 内田百 //福武文庫</FONT></B>(1993)

<P>・内田百(門構えに月)はかなり読んでおり、文庫本はほとんど持っているが、こんなのが出ていたのは見落としていた。自分勝手だし、意地きたないし、どうしようもないじいさんであるが、愛すべき人物でもあったことが偲ばれる。
黒沢の映画「まあだだよ」はまだ見ていないが、どこかでビデオでも見たい。<BR>
　むろん随筆の名手である。他に「ノラや」、「阿房列車」、「東京焼盡」、「御馳走帖」などを思い出す。病気で入院でもした時に、ゆっくり読むのに適しているのではないだろうかと思う。その時には、家の文庫本を全部読み返すことにしよう。</TD>
<TD VALIGN="TOP"><IMG SRC="book99/maadakaix.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="142" ALIGN="BOTTOM"></TD></TR>


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<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○買ってはいけない / 週刊金曜日 //</FONT></B>(1999)

<P>・話題を集めた本である。いろいろな商品について、食品添加物などの害をとりあげ、買ってはいけないと攻撃している。意図は多分悪くないのだろうが、ある種の怪しさを感じる人もいるようだし、内容的にも極論に走ったところがあり、批判を受けてもいる。<BR>
　私自身も、この本の一定の価値は認めるものの、ある種の違和感を感じ、距離をおきたいと感じてしまった。若い頃読んだ、レイチェル・カーソンや高橋晄正らの本には、おおいに同感したのであるが、この本を読んでも単純に同感できない。<BR>
　じっくり読み返してみると、一見科学的議論に見えるが、筆の運び方は週刊誌やワイドショーのやりかたか、ある目標に向け論理を引っ張ろうとする宗派のやりかたであり、科学解説やジャーナリズムという立場で書いているのではないことが判る。本多勝一の週刊金曜日はまともなジャーナリズムを目指すはずではなかったのか。。

</TD>
<TD VALIGN="TOP"><IMG SRC="book99/kattewax.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="140" NATURALSIZEFLAG="3" ALIGN="BOTTOM"></TD></TR>

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<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○アーロン収容所 / 会田雄二 //中公新書</FONT></B>(1962)

<P>・昔、小学生の頃だったろうか、田舎の家の本棚にこの本があった。家族の誰が読んだのかはわからないが、私は何か手を出しかねて中身は見なかった。最近、これを紹介する文を目にし、読んでみた。<BR>
　筆者がビルマ戦線で終戦をむかえ英軍の収容所で暮らした記録である。このとき筆者は、それまで持っていた英国、西洋の文化に関する観念が根底から覆ったという。発行当時、国内に一定の波紋をもたらした本かもしれないし、その波紋の一端が私の家まで来ていたのかもしれない。

　

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