Ayu Kebari (Kabari)
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Ayu Kebari

鮎毛鉤(鮎毛針、鮎毛鈎とも表記されます。)は 「加賀毛針」、「播州毛鉤」、「土佐毛針」 が良く知られていて、その種類は数千種類あると言われています。 写真の毛鉤は右から目細八郎兵衛商店の 「加賀毛針」、勝岡毛針製作所の 「播州毛鉤」、高橋毛針の「土佐毛針」 です。 鮎は成魚になると主に川底の石についた藻類を食べますが、河川を遡上する3月から5月ごろは動物性のエサを食べる時期があります。 鮎が毛鉤でも釣れたことから、江戸時代より毛鉤を使った釣りが行われ改良や工夫が加えられてきましたが、 鮎が毛鉤を追う理由は古くから諸説あり完全には解明されていません。


© 1997 Yoshikazu Fujioka