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演歌の歌い方 <続き> |
| ◆26.難しいカラオケの指導・・・カラオケを習うということはたいへん難しいことですが、教えるというのもたいへん難しいのです。教わる方の技量に合わせるほかに、個性も見抜き、生かすようにし指導しなければなりません。とくに初心者の場合には、能力や習得の速さに個人差がありますからたいへんです。発声からリズムの取り方などでも、個人差が大きいので、原則としてグループレッスンは適していません。また、上級者のカラオケ大会に出るための指導もグループレッスンには適しません。ですから、カラオケ教室はたいてい個人レッスンが主です。しかし、中上級者で人前で歌うことに慣れたいとか、グループで楽しみたい、自分の歌を聞いてほしいなどという方には、グループレッスンが適しています。大勢の人前で歌うことに快感を覚えるという方はグループレッスンで楽しむのもいいでしょう。 できれば、個人レッスンを受けると同時に、グループレッスンを受けるといいです。自分の力量を他人と比較できますし、自分に向いた歌い方のコツを発見できることもあります。個人レッスンとグループレッスンまたはサークル活動の両方をしてみるといいと思います。 カラオケ指導者になりたい方もあると思います。今ではそのような需要に応えて多数のコースがあります。サイトで調べるとよいでしょう。 ◆27.テープ審査用のテープ録音・・・テープに録音するには、それなりの機材と取り扱いの知識が必要です。多くの方はカラオケ喫茶などで録音してもらっているようですが、他のお客さんがいるときはやってもらいにくいものです。ですから自宅で録音する方もいます。しかし、自宅で一人で録音すると、臨場感に欠けてうまく歌えないと思います。なるべくなら数人以上のギャラリーを前にして歌ったほうが好結果が生まれることも。なお、歌手はレコーディングのときにはヘッドフォンを使っていますが、こうすると伴奏や自分の声も耳に入り、歌いやすいのです。私もやってみましたが、これはお勧めできます。普段の練習のときもできればそうしたいですね。早くうまくなるでしょう。 ◆28.感情表現のための唇のテクニック 感情表現は原則的に唇が受け持ちます。唇は発音も担いますが、感情表現も担います。赤ちゃんは泣くときに唇を内側に引っ込めることからも分かるように、唇を引っ込めると悲しい感情を表現できます。反対に唇を前に出すと明るくなります。明るい声の人はたいてい唇が前に出ています。その他に、寂しさを表現する場合には、唇を”wi”の発音の形にします。ロングトーンのときに、この形を間に挟みますと効果的です。 ◆29.楽譜を読む練習 楽譜をみて歌える人とそうでない人がいます。私も最初はできませんでしたが、できるようになりました。とくに訓練をうけたり、練習に励んだわけではありません。他人からは、どうやったらできるようになるのかと聞かれますが、私も教わってできるようになったのではありませんから、教えることはできません。しかし、不思議なことに、演歌は読めますが、ハワイアンではできません。ハワイアンでは、半音の上げ下げが多くて難しいのです。完全に読めるとは言えないのでしょう。 ◆30.個性的な歌にする歌いくずし(fake) フェイクとは、ジャズやハワイアンなどで歌うときに、リズムを意識的にくずして歌う方法です。こうすることにより、ゆったり感やメランコリックな感じが出ます。門倉有希の歌にも見られます。いくつかの音符のまとまりを前後に伸ばして歌います。 ◆31.宴会演歌はほどほどに カラオケを歌うときに、必要以上に感情を込めたり、上記のフェイクを入れて歌うクセのある人がときどきいます。本人はうまいと思っているのでしょうが、こういう歌い方は不真面目で聞く人の共感をえられませんので注意しましょう。お酒が入るとこういう歌もたまには許せますが、いいかげんにしておいたほうがいいです。こういう歌い方は予選や審査のあるカラオケ大会には出られません。 ◆32.歌によって歌い方を変えて どの歌を歌ってもみな同じように聞こえる人が多いのです。数多くの新曲を覚え、次々披露する人もいますが、そういう人に限って歌に変化がありません。例えば、湯の町ものはしっとりと歌い、股旅ものはいなせな感じを出すとか、列車モノは歯切れよくはやる気持ちを表す、などです。また、同じ曲の中でも、変化を持たせることは必要です。いろいろなテクニックを覚えたらこんどは応用しましょう。 ●33.のどに注意 さいきん(2007年10月)、カラオケでノドを傷めている人を多く見かけます。突然声が出なくなるのです。私の場合は、昼間カラオケボックスで歌ったその夜、夜中に目が覚めましたら、声が出ませんでした。数日後の検査で、急性喉頭炎と診断されました。声帯のひだ(細いほうの端)とか周囲に炎症がみられました。ポリープができることもあるそうです。風邪をひきそうなときなどは要注意です。歌い方にも問題があるかもしれません。高い声や裏声などでムリするのもよくないようです。ふつうは1〜2週間かそこらで治るようですが、私はそれ以上になりそうです。歌い方の難しいテクニックを練習するとか、歌いすぎにはくれぐれも注意しましょう。ノドが乾燥しないように水分を多くとることを心がけましょう。 ●34.ステージで歌うのはなぜ快適なのか ステージで歌ったことのある方は、たいていやみつきになるといいます。私もそうです。その快感が忘れられないのです。大勢の観客の前で歌うことが、歌手になった気分になれることにもよりますが、たいてい音響設備の良さによるところが大きいと思います。そして、広いステージや客席の自然なエコー(残響効果)も影響しているようです。中には、スポットライトを浴びて観客の顔が見えないことによる不満もあるようですが、観客の顔が見えないと、観客とのコミュニケーションがとれないのです。その点、ホテルの宴会場など、明るい客席の前で歌うときは気持ちがラクです。 先日カラオケ大会で司会をしましたが、司会も一度やりますとまたしたくなります。これも歌と同様に観客とのコミュミケーションのうえに成り立っていますから、やはり快感を味わえます。観客とばかりか、出演者とのコミュニケーションもありますから、二重の楽しみです。 ●35.絵画との共通点 私は絵画(水彩)を習っていますが、歌と共通するところ大です。1枚の絵画も陰影をつける、強調点を設けるなどのテクニックで遠近感や存在感が増して活き活きしてきます。歌もそうですね。抑揚をつける(音の上下ではありません)、クレッシェンド、声の響かせかたやフェイドアウト(しぼり)などのテクニックを使いますと、説得力が増し、プロの歌い手に近づきます。 歌も絵画と同じように、光の当たっているところや遠近感を感じさせるような歌い方があります。しかし、これらのテクニックも使いすぎるといやみに聞こえ逆効果ですから、ほどほどにしましょう。歌手の歌っているのをよく聞いて勉強しましょう。 そればかりか、基本というか入門のテクニックも同じです。絵画では線を引くことや色を塗るといったごく基本が大切です。同じ色を一面にムラなく塗ることは決して易しいものではありません。ムラがあったほうが味のある絵が描けますが、ムラなく塗ることができなければいろいろなテクニックは使えません。歌でもロングトーンのテクニックで単調な伸ばしかたができなければ複雑な伸ばし方はできないのと同じです。 ●36.歌手のマネをしよう カラオケ大会ではモノマネは禁物というのが常識です。オーディションではもってのほかで、同じ歌い方の歌手はひとりでよい(演歌はどの曲も同じに聞こえるが、歌手の特徴<声色とかテクニック>や個性で違って聞こえるので)という理由からである。でも、歌手になるために歌うのでなければ、歌手の歌い方をどんどんマネすべきだ。そのほうが上手に聞こえるから。 歌手が歌っているように歌わないと、その歌らしくないことが多い。歌手が他の歌手の歌を歌うときは自分流にアレンジするが、素人はアレンジしてもうまく聞こえない。ただし、素人が歌手のマネをしてテクニックを駆使して歌っても、DAMなどの採点でよい点はとれない。その証拠に歌手が自分の歌を歌っても高得点は出ない。せいぜい声色を似せるだけにしたほうがよい。声色は採点の対象外だから。 ついでに言うが、DAMでよい点を出すには「棒歌い」がいい。棒歌いは通常よくないとされるが、徹底的な棒歌い(DAMの採点で100点が出せる人)はある種の上手さがあります。(別項で触れたが、90点台の人は上手いかどうかは判定が難しい) ●37.「しっとり」など、歌唱指導のことばが分かりますか 「切なく」「しんみりと」「優しく」「万感こめて」「高らかに」と言われると、なんとなく分かり、歌えそうな気になる。では次はどうか。「しっとり」「淡々と」「かみ締めて」「引きつけて」とくると、どう表現してよいものか。「しっとり」とは、広辞苑によると、」「湿気を含んださま」とある。これをどう歌ったらよいのか、水でも飲んでから歌うとよいのか。さらに「(そっと)投げる」「押し込んで」とくるとお手上げだ。何か自殺したり強盗に入るようでソラ恐ろしい。 【追加】「しっとり」感は人によって受け取り方が違うと思うので、的確な説明はむずかしい。しっとり感は声質やバイブレーション、シャクリ上げ、シャクリ下げ(フォール)、微妙な音程の揺らしなどによって表現できると私は思っている。夏木綾子や千葉一夫の声はしっとり感があると思う。スローテンポで短音階の曲は一般にしっとり感がある。だから、けだるい感じのするハワイアンソングもこれに当てはまる。演歌はこのしっとり感が重要な要素だ。 ●38.歌を褒めるのって難しい 他人の歌を褒めると普通は喜ばれるが、そうとは言えない場合もあるので注意しよう。例えば、「上手ですねぇ」とつい言ってしまったら、歌った人から「私、歌手よ!」なんて言われることもある。これは、日本語のうまい外国人らしい人に「日本語がお上手ですね」といったら、「俺は日本人だぞ」と言われたりするのと同じだ。 それほどでなくても、歌がうまいといわれる人は「うまい」と褒められてもあまりいい気持ちはしないらしい。「私はまだまだ(うまいと慰められる程度か)」と思うらしい。でも「とってもお上手ですねぇ」と言われると嬉しくてつい顔がほころぶ人も多いと思うので、状況を判断して褒めてあげましょう。「褒め殺し」にならないようにね。 ●39.ブレス(呼吸)のしかた 呼吸法についてはいろいろな先生がいろいろに教えている。どれを信じたらよいか迷うだろう。ある先生は肺で、もうひとりはお腹で、さらに他の先生は肩で呼吸しろとおっしゃる。呼吸器はいくつもあるわけではない。一般に、胸式、腹式呼吸法が知られているし、逆腹式というのもある。さらに、声を出しているときは呼吸してはいけないという先生もいる。歌手はもう命がけということになってしまう。 ●40.上顎(あご)は動かない! 上顎が動くと思っている人は意外と多い。上顎は頭蓋骨と一体となっているので動かすことはできない。ウソだと思ったら歯科医に聞いてみたらいい。歌を唄うには口を開けるのだが、明瞭な発音のために唇を動かす。それには下顎の動きが伴うのが当然である。下顎が動くと、耳のそばの頬の筋肉がへこむので分かる。口を開けるとき、指でへこむのを確かめるとよい。歌手の歌っているのを見ると、下顎が大きく動いているのが分かる。歌の練習の一部として、私は気がついたときは口を(顎を)動かしている。この練習は音を出さないから、どこでもできる。 なお、大きく顎を下げるのがよいといって、これをすべてに当てはめるのはよくない。例えば「ア」の発音は大きく開けると情緒がなくなる。 ●41.「楽しければそれでよい」とは言っても うまく歌えなくても「自分が楽しければ...」という人がいる。いくら練習してもうまくならないのをのを自嘲して言っているようだが、カラオケでマイクを使って歌う場合は聞いている人がいることを忘れてはならない。できれば人に聞かせられる歌を歌いたいものだ。では、「楽しければ...」と言う人は楽しそうに歌っているかといえばそうでもなさそうだ。緊張して顔が引きつっているほどではなくても、モニタの歌詞から目を離さずに表情ひとつ変えずに歌っている人は多い。歌い手用のモニタでなく、マイクの後方にある観客用のディスプレイのほうを向いて歌っている場合もよく見かけるがもってのほかだ。「歌はカラダで歌え」と言われるし、よい指導者はそのように教えている。歌は聴き手とのコミュミケーションで成り立つから、ディスプレイばかり見つめていてはしかたがない。お願いだから、もっと楽しそうに笑顔も見せて歌ってヨ。 ●42.カラオケは理論で覚えるのが早道 カラオケ演歌を練習するのに歌手の歌っているのを聴くだけではなかなか上達しない。どのように歌っているかは、指導を受けるのが手っ取り早い。理論なくしては歌は上達しない。どのように歌うかは理路整然と教えるのが先生だ。「理論では歌がうまくならない」とか「理論でうまくなったら先生はいらない」という先生がいるらしいが、理論を教えることができないのなら先生の資格はない。もちろん理論では教えることが難しいこともたくさんある。でも教えるということは言葉で伝達することで、先生の役割はそこにあるのだ。 昔から、職人や芸人は親方の技を見て覚えると言われてきた。歌手も同様だから人から教わるのではなく、見よう見まねと研究心が大切なのだ。私はパソコンの指導をやってきたから痛感するのだが、パソコンも人から教わるようでは先生にはなれない。 ●43.DAMの採点で高得点を稼ぐには 高得点を稼ぐにはなんといっても音程が合っていなくてはなりませんが、音程が少々怪しくても高い点が出ることがあります。それはいろいろ言われていて何がそうさせるのか不明です。私は器械で判定する以上、今の技術ではしかたのないことだと思います。 【追加】音程が合っていることは必要なことですが、16分音符などの短いこぶしのような節回しは丁寧に歌うとかえって点数が低くなるようです。ひとつひとつの音符を忠実につかんでいくのは得策ではありません。何人かの歌う方の点数を見ましたが、そういう傾向は否めません。細かい音程よりもバイブレーションや抑揚をつけたほうが高い点数をかせげます。(旧「精密採点」でのことです) さて、歌手は高得点が取れません。むしろ歌手は70点から80点ぐらいの人が多いと思います。私はその原因を、歌手と素人の歌い方の違いによるものと思っています。歌い方の違いとは、リラックスして歌っているかどうかです。歌手はリラックスして歌っていますから、余分な力が入っていません。聞きやすいのです。素人は緊張していますから、喉をはじめ全身に力がこもっています。DAMでは一般に高得点をかせぐにはストレスをためて力いっぱい歌って、表示されるカロリーが高いほうがいいのです。 ですから、DAMで高い点が取れるということは、必ずしも褒められることではありません。DAMで高得点を出したければ、喉に力を入れてブレスをできるだけ深くして思いっきり歌いましょう。声を口腔や鼻腔で響かせることも重要です。歌手は口腔や鼻腔で響かせることはしていません。ウソだと思ったら歌手に聞いてみたらいいと思います(意識してはやっていないので、正しい答が返ってこないかも)。 素人は歌手とまったく逆のことをして歌っていることがお分かりでしょう。こう言われてみると、心当たりがある方も多いと思います。 DAMなどの採点は結局はゲームで、歌の上手い下手には関係ないといってよいでしょう。 ●44.DAMで高得点を出すくせをつけるとカラオケ大会ではマイナス 前項で書いたように、必ずしも音符に忠実に歌うことが高い得点を出すことでもないことでも分かるように、採点の基準はきわめてあいまいです。 DAMの採点基準はやはり、カラオケボックスで歌ってもらうのに都合がよいように(例えばカロリーを消耗させて食事をさせるなど)設定されているといってよいでしょう。ですから審査員のいるカラオケ大会などでDAMで高得点がでるように歌ってはマイナスになることはいうまでもありません。DAMの採点はあくまでもゲームだということです。 ●45.カラオケ発表会にも不況の嵐 昨年来の世界的な景気後退はカラオケの世界にも及んでいる。カラオケ教室の閉鎖が相次ぎ、カラオケ大会や発表会の中止や参加者の集まり具合も低調と言われている。このような状況を映してカラオケ教室や発表会の人集めにブローカーが暗躍しているそうだ。各種のカラオケ教室・団体に顔を出しては他の団体の催事への参加を勧誘するという手口だ。 ●46.カラオケ発表会が多すぎる 各地の教室やサークルは収益の一環として年に1度か2度発表会を開催するが、仲間内だけのものは稀で、大抵は外部の団体から参加者を大勢参加させる。収益事業だからといえばそれまでだが、歌のうまいへたはどうでもよくなっている。オカネさえ払えば誰でも参加して歌える。アトラクションとして地域の日本舞踊やフラダンスのサークルの出演や、無名歌手を最後に配してお茶を濁す。 ●47.カラオケ教室の選び方 教室の形態はさまざまだで、別項でも触れたが、あらためて長所や欠点について記しておく。まず、グループレッスンについて。この形態は一流の先生はまずやらない。この形態では他の受講生の前で歌い、講評するわけだからあまり言いにくい欠点などは指摘できないから、本当に直したい癖などは見過ごされてしまう。その結果上達はしないということになる。しかし、受講料が安くすむから希望する人もあるが、カラオケボックスで友人と歌えるようになる程度の歌唱しかならない。長所といえば、他人のレッスンを見て聞いて、参考にすることができることだ。カラオケ大会で歌おうなんていう人は行かない。 次は個人レッスンだが、これがオーソドックスな形態だ。受講生個人の力量に合わせてレッスンできるし、できるまで訓練できるから、弱点が克服できる。しかし、こういう特訓をいやがるセイトサンがいることもたしかだ。よい教室(先生)は欠点があれば(多くの人は欠点だらけだ)それを取り除くことから始めるが、このトレーニングが欠かせない。欠点を克服するには絶対にグループレッスンでは無理だ。 ●48.よい先生とは・・・ 先生(指導者や教室)の評価基準もいろいろだが、ひとつの基準として言えることがある。 それは、「歌は3カ月でうまくなる」「5分間で発声法が変わる」「バイブレーションが1日でできるようになる」などといってレッスンに勧誘する先生は信用してはいけないということだ。歌はそんなに簡単に上達しないからだ。広告で「英語が眠っている間にうまくなる」「1か月で成績が1番になる」などというコピー(文案)をみたら信用できないのと同じだ。このほかにもよい先生の条件はあるが、別項を読んでいただきたい。 49.カラオケの伴奏でいきなり歌う方法 カラオケの伴奏は演歌に限っていえば、ほとんどの曲は100%ちかくメロディが入っています。「ガイドメロディ」機能を使わなくてもメロディは入っていますが、聞き取りにくいだけです。このメロディをたよりに歌えばほとんどの曲は初めて歌っても上手下手はありますが、歌えます。最近の傾向として、DAMの場合は歌詞のテロップが伴奏に合っていますから、リズムも合わせやすくなりました。新曲を片っ端から譜面も見ないで歌うと皆さんびっくりしますよ。 でも、ポップス系の歌は伴奏だけでは歌いにくいです。それはピッチが平坦で、歌詞の単語の区切りがはっきりしないことが大きな原因です。 ほかに、歌いにくいというか、注意しないといけないのは、オクターブです。伴奏だけからは判断がむずかしい箇所があります。これは原曲を聴いて確かめておかないと歌えません。 50.季節はずれの歌は歌ってはいけないのか 夏に冬の歌を、春に秋の歌うのはダメなのか。カラオケボックスや発表会などで季節はずれの歌を歌うのは気配りが足りないのだろうか。そんなことはない。夏に冬の歌を季節感をたっぷり表現できたら聞き手は満足してしまう。表現力のない人でも歌ってかまわない。歌番組でも季節に関係なく放送するし、歌手もイベントなどで季節におかまいなく歌っている。CDなどもタイトルの季節に関係なくリリースされる。夏に雪の歌を聞いて涼しさを求めるのもいい。歌は季節を超越して楽しめるのがいいのだ。 51.聞こえているようで聞こえていない 歌手の歌っている歌を聞いても素人には細部は聞き取れていません。それが歌の上達を妨げているといえます。言い換えれば、自分の歌のレベルが上がらないと聞き取れないのです。外国語の習得でも同じことがいえます。ヒアリングは自分のレベルと比例して上達します。歌手の歌をいくら聞いてもなかなかうまくなれないのはそのためです。よいアドバイスか自己努力があって初めて理解できます。歌手の歌は音程やリズムの微妙な変化が数多く含まれていますからそれをマスターしなければ歌手のように歌うことはできません。歌手の歌い方の特徴なども仔細に検討すると上達が速まります。もっとも初心者があまりこういったことにこだわるのはよくないと思いますが、知っていて悪いことはありません。 52.より上級を目指すには ある程度上手く歌えるようになりますと、上手い人のグループに参画したくなります。従来のサークルや教室から離れたくなりますが、周りからも敬遠されるようになったり、変な気遣いも必要になります。このような経験をお持ちの方は以外に多いのです。そういう場合は、より上級の人が多いグループを見つけることです。歌がうまくなりますと不思議ですが上級の知り合いも増えます。そういった方々からよいグループを紹介してもらうのが一番です。離れがたい場合は別として、早めに移籍するのが得策です。いつまでもグループの方の歌い方を聞き続けることは上達の妨げになります。 53.老人ホーム慰問のNPOにご用心! カラオケの好きな人を老人ホームの慰問に誘って参加費を募ってピンはねするビジネスが横行しているらしいので注意しよう。参加費の一部を寄付してその中から花束を参加者に渡してもらっていい気分にさせて次回も参加させるなど念が入っている。 |
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