気ままな試乗記 


  このページでは、私が今までに試乗した車の私的インプレッションを報告したいと思います。メーカーは問いませんが、大好きなセダンを中心に厳しく斬っていきたいと思っています。  

 私情インプレッションランク

 最高ですね!   合格ですね   うーんいまいち?  

 何これ、いりません         ・・・評価の外          Automobile のトップページへ


 試乗車リスト

Honda Legend Exclusive('98/1)
Nissan Cedric Brougham Vip ('99/7)
Toyota Prius ('99/6)
BMW 328i Coupe '97 ('99/6)
Toyota Crown Athlete V('00/2)
Toyota Will Vi('00/1)
Mercedes Benz E320 Avant-garde '98 ('00/2)
Cadillac Seville ('00/6)
Nissan Cima XL ('01/2)
Nissan Cima XV ('01/2)
Mercedes Benz S500L ('01/6)
Lexus GS430 & GS350 ('05/9)
Lexus GS450h ('06/4)


     Lexus GS450h  戻る

        最近いろいろと話題の多いLEXUSの最新モデルGS450hに試乗しました。LEXUSが提案するハイブリッド、車好きなら誰でも興味をそそられるものでしょう。私の今回の試乗のテーマは、エンジンとモーターをどのように融合したのか、ということでした。予定していた訳ではなく、突然の訪問でしたが、矢口さんはじめ、LEXUS 水戸のスタッフの方々は、いつものように暖かく出迎えて下さいました。感激です!しかも試乗の予定はなかったのですが、矢口さんのご厚意で、GS450hの試乗車を用意していただいていました。更に感激!!美味しいアイスコーヒーを少しいただいただけで、私はすぐに車に乗り込んでしまいました。

     

 GS450hは、GSシリーズのフラッグシップとなり、標準のものと上級の”version L”の2つのグレードです。試乗車は、”version L”で、専用色のプレミアムライトブルー。今までにない色合いで、非常に透明感のある6コート塗装だそうです。インテリアもエクステリアもノーマルのGSと大きな違いはありません。ハイブリッド専用の18インチのアルミとリアのオーナメントくらいでしょうか。最も気になるエンジンは、GS350と同形式の2GR-FSEですが、性能曲線が異なり、M.P.は218kW(295PS)、M.T.は368N/m(37.5kg/M)、そしてモーターは、M.P.は147kW(200PS)、M.T.は275N/m(28.0kg/M)で、トータルのシステムパワーは、254kW(345PS)ということです。いよいよエンジン始動です!異次元の未体験ゾーンに入っていきますよ。エンジン始動は、普通の車の場合であって、GS450hにおいては、発進時にエンジンは始動しませんでした?

 @エンジンを使った発進はガソリンを消費しやすく、かつ高トルクに至るまでに時間を要すために効率的ではなく、バッテリーから電力を供給しモーターを駆動させて発進させます。回転をはじめるとすぐに最大トルクになるモーターの特性を生かしています。エンジンの音がしないのは当たり前です。クランキングにはもうサヨナラを言わなければなりませんね。
 A通常走行に入るとエンジンが始動します。主にエンジンの動力を使って走行するとともに、その一部をジェネレーターに送ってモーターを駆動させます。エンジンとモーターを効率よく使うことで、エンジンの回転を低く抑え、優れた静粛性と低燃費・低排出ガスを実現しています。
 B全開加速時は、エンジンの駆動力と併せてバッテリーからも電力を供給。モーターの駆動力を高めることでハイブリッドならではの力強く伸びのある加速フィーリングをもたらします。
 CなぜGS450hなのか?今世界のあらゆる車には、走りと環境の両立が求められています。この相反する課題に、”yet”の精神で導き出した答えがハイブリッドシナジーシステムです。4.5Lエンジンのパフォーマンスに匹敵し、かつ2.0Lエンジンの低燃費を実現しています。10・15モードでは、GS430 9.1、GS350 10.0に対して、GS450hは14.2です!

 この加速感は、異次元です。今までの車の加速感は、丁度エレベーターに乗っている時のようなものでしたが、この車の加速感は、エスカレーターに乗っているように上品なのです。でも、同じスピード域に達するのに要する時間は短いのです。エレベーターよりもはるかに速いエスカレーターなのです。加速をあまり感じさせない加速感、等加速なのでしょうか。加速すると言うより、一瞬にしてある速度に到達してしまう、”移速”とでも表現できそうな感じなのです。エンジンのトルクカーブをモーターが一気に引き上げてしまうのです。一度試乗すれば、私の奇妙な表現を理解していただけると思います。発進から加速、停止、急加速、高速、コーナリングからの加速、追い越し加速といろいろと試してみましたが、エンジンとモーターのコンビネーションが絶妙です。またこれに勝るとも劣らないATが秀逸です。開発スタッフの努力に敬服いたします。ただ、運転に関するすべてのことがあまりにも滑らかすぎるので、車を運転している、という実感をあまり感じることができませんでした。音も振動もなく、重力さえあまり感じない加速感、違和感と感じてしまう諸兄も多いのではないか、と思います。敢えてエンジンには心地よいサウンドを与え、マフラーからも連動する響きが欲しいかな?試乗なくして、この車を感じたり、語ったりすることは絶対にできません。スタッフの方のご苦労も推察いたします。また、ゆっくり時間をかけて味わってみたい車です!矢口さん、ありがとうございました。次回も宜しくお願いします。ちなみに、このGS450hの価格は、標準仕様で約7350000円、”version L”になると更に950000円ほどのエキストラペイが必要となります。



                試乗に協力して下さったカーディーラー  LEXUS 水戸


   Lexus GS430 & GS350  戻る

        この夏オープンしたLEXUSのデビューを飾るGS430とGS350に試乗しました。英語で言えば、Hospitality と Comfort をポリシーにしたLEXUSの試乗体験は、今までのディーラーには無いものでした。まず、予約制をとっています。少々面倒で大袈裟?と感じるかもしれませんが、ゆっくり時間をかけて試乗をしてみたい方には、大変親切なおもてなしかも!今回は、GS430だけでなく、GS350の両車に試乗させていただきました。さすがLEXUS、試乗のコースには高速道路も設定されていました。感激!

PART T
 ショールームでインテリジェントキーを受け取ってから車に乗り込むまでの時間がとてもゆったりとしています。さて、GS430のボディサイズは、全長4830mm、全副1820mm、全高1425mm、ホイールベースは2850mm。エンジンは排気量4292CCのV8で、最高出力206(280)/5600、最大トルク430(43.8)/3400。30セルシオと同じエンジンだと思いますが、やはりトルクフルでありながら、アクセルの重さを感じさせないシルキーな素晴らしいエンジンです。静粛性についてはコメントの必要がない程です。もっとも、セルシオのオーナーなら当たり前のことですが・・・。ステアリングコラムの左側にあるスタートボタンを押すと、軽いクランキングとブラックアウトされたメーターにライトが神々しく浮かび上がります。このメーターパネル、アルミの削りだしだそうです。ややぎらついてしまい、好みが分かれそうです。最近は、オプティトロンを前面に出して、品のない派手な演出をよしとする車が多いなかで、GSのシンプルさは気品を感じさせます。パーキングブレーキは、足踏み式のワンアクションで施錠・解除でき便利そうです。軽くアクセルペダルを踏んで発進。滑らかで上質なエンジンフィールと加速。セルシオ、マジェスタ等で熟成され、このエンジンはもう完成の域に達したのではないでしょうか。発進から加速、曲がる、止まる。すべてが高次元でシック。特に高級車に不可欠な、止まる際のブレーキの収まり感は特筆ものです。試乗車のタイヤは、245/45ZR18のヨコハマADVANでしたが、非常にしなやかな乗り心地でした。さらにこのクラスに不可欠な10〜20km/hといった極低速領域でのしなやかさも、dbやREGNOに代えれば更に向上するでしょう。4輪独立したダンパーの調節により、常にフラットな動きです。特筆すべきは、ハンドリングです。剛性の高いシャーシーに加え、状況に応じて減衰力を最適に制御するサスペンションシステム AVS。重さだけでなく、前輪の切れ角まで車速にあわせて制御するギア比可変ステアリング VGRS。そしてこれらを統合して制御するアクティブステアリング統合制御 VDIM。TRCやVSC等のデバイスは、バラバラでバランスの悪かったものが、統合され、見事に乗り手を安心させる黒子に徹しています。これがまたさりげなく頼りがいがあって、心強い!先進技術をさりげなく見せることは勇気が必要だと思います。実際、私が一番興味関心を抱いていたことは、エンジンそのものではなく、’乗り味’でした。発売時にこれほどまでに完成度の高い車は無かったのではないでしょうか。そして、高速道路での直進安定性も秀逸で、より自然に真っ直ぐ走る、という感じです。ステアリング操作も余分な遊びは一切無いのですが、でもタイト過ぎず硬すぎないのです。今までで初めての体験でした。私にとって、車は単なる移動の道具ではなく、語り合える相手と考えています。GS430の走りには、’余裕から生まれる包容力’を感じました。現行セルシオにパーソナル性を強めた感じです。ただ残念なのは、アリストの流れを受け継いだような、タイトなコックピット感です。運転席からのフロントビューの狭さもありGS430の走りのイメージには不適合ではないかと思いました。

PART U
 このコックピット感に合うのが、次に試乗したGS350です。ボディサイズは同じですが、エンジンは新開発の排気量3456CCのV6で、最高出力232(315)/6400、最大トルク377(38.4)/4800。筒内直接噴射とポート噴射の2種類の燃料噴射装置を最適に制御する新システムを採用し、2000〜6500r.p.m.までの幅広い回転域で最大トルクの90%以上を発生させます。GS430とGS350の性格の違いを決定づけているのは、このエンジンだと思います。走り出して気づくのが、トルクの無さ。もちろんGS430と比較してのことですが、このエンジン、存在感を主張するような味付けで、高速の合流時や追い越しでキックダウンすると、うなり声を荒げます。ボディー剛性の高さや、シャシーの素晴らしさも相まって、とにかく速い!そしてその速さをエンジンがしっかり主張しています。若いビジネスマンが、’俺ってすごいでしょ’と誇張するような、そんな荒々しさをGS350には感じました。エンジン音は決してノイズではありませんが、残念ながら私には快いサウンドには聞こえませんでした。個人的は、もう少し甲高い音の方が良かったかなと思いました。でも、山道等のタイトなコーナーの連続や高速をかっ飛ぶにはもってこいの車でしょう。試乗車のタイヤは、225/50R17のDUNLOP SP。この車には、少々プアな選択で、私の試乗感の差に大きく影響した理由かも知れません。

PART V
 逸る気持ちを抑えきれないままのGS430とGS350の試乗が終わり、やや虚脱感を覚えました。久しぶりに童心に返ってしまいました。さて、今回試乗した2車の違いを列挙してみます。標準タイプの価格差は1100000円。エクステリア〜インテリアでの違いは、コンビステアリングの有無くらいです。違いは走行・安全性能に関わる、VGRS、AVS、ECB(電子制御ブレーキ)、VDIMとタイヤサイズ、そして特性の異なるエンジンのみ。試乗してみて、セルシオに乗っている私は、GS430の方に value for money!価格差以上の高質感、安心感を感じました。ウェストラインが高く、前後左右を絞り込んだグラマラスなボディーは、大きさを感じさせず、取り回しを易しくしています。同じサイズで同じエクステリア、同じインテリアでこれ程乗り味に違いのあるGS、是非2車を試乗して体感されることをお勧めします。今後発表されるLS460への期待感が恐ろしいくらいふくらんでいます。
ご担当のLEXUS 水戸 矢口さん、ありがとうございました。


                試乗に協力して下さったカーディーラー  LEXUS 水戸


   Mercedes-Benz S500L  戻る

        幸運にも、2001年式のS500Lに試乗することができました。走行距離も5600km程の、新車といっても良い状態です。ボディサイズは、全長5165mm、全副1855mm、全高1445mm、ホイールベースは3085mm。エンジンは排気量4965CCのV8で、最高出力306/5600、最大トルク46.9/4250。トルクフルでありながら、重さを感じさせない素晴らしいエンジンです。試乗車は、左ハンドル。見た目には小振りなシートは、座ってみると、私の大きな体をすっぽりと受け止めてくれます。まずはエンジンを始動させます。軽いクランキングから始動します。セルシオからも影響を受けたと言われるオプティトロンメーターは、視認性も抜群で、必要以外のものは表示しない感じですっきりとしています。パワーシートやステアリングの調整をしてから発進です。試乗車は、SR、エアサス、ナビ、ナッパーレザー等のフル装備車で、至れり尽くせり。セルシオの上を行くシックな上質感に包まれながらの試乗です。エンジン音は、鼓動を知らせる程度に敢えて残したのではないでしょうか。決して耳障りではありません。それにしてもエンジンが素晴らしい!!!アイドリング時の軽いフィーリングが、低速から高速まで絶えることなく持続します。しかもトルクフル。セルシオもそうですが、普段の街乗りでは、2000回転以下で十分です。エアサスも国産車のそれではなく、ふわふわ感がありません。ブレーキングもギュッと利くのではなく、じわーっとしかもタイトに利くといった感じで、エアサスとの相性も絶妙です。セルシオより1回り大きいボディサイズながら、抜群のデザインによって、前後を絞り込み、特にフロントからの見切りが素晴らしいです。5mを越えるビッグサイズでありながら、国産の2000ccクラスを運転しているかのような、取り扱いの優しい車です。大きすぎた旧モデルからの改良がうかがわれます。自分のセルシオと比較しながら、やはりSクラスは凄いなと、まるで憧れの人の側にいるような気持ちで、涎を我慢しながら運転させていただきました。いろいろ書きたいことがあるのですが、この車だけは、感激で胸がいっぱいで、後々追記したいと思います。お金を貯めてゲットする車ではありませんが、いつかは是非乗りたい、所有したい車です。評価もダントツの5つ星です。


              試乗に協力して下さったカーショップ  OMCカーズサービス                      

  Cadillac Seville STS  戻る

       車と言えば、やはりアメリカ。そのアメリカの高級車、Cadillacに試乗してきました。Cadillacはアメ車を代表する車ですが、日本ではステイタスという点で、
MercedesやBMWには大きく差をつけられているのが現状です。前回のモデルチェンジ以降、TVや新聞等のメディアを通して今までのアメ車のイメージを払拭するべくイメージチェンジを図ってきました。ゴルフ帰りの夫婦のCMでは、ノーススターシステムと呼ばれるコンピュータによる統合制御機構をアピールしたSeville、ナイトビジョンによる夜間走行時の安全性をいち早くアピールしたDeville。これらのCMによって、私の中では、新聞等の記事だけであったCadillacという車が、乗ってみたい車にリストアップされたのです。
 ショウルームに行くと、ちょうどSevilleとDevilleが展示されていました。Sevilleは、4,995×1905のボディサイズでセルシオよりは幅がありますが、よりスマートな印象です。フロントのボリュームが少ないのですっきりした感じがします。エンジンは水冷V8、4,564ccで横置FFのレイアウト。エンジンルームも、以前の私のイメージとは大幅に異なり、ぎっしりとしかも整然とレイアウトされていました。エンジンのカバーには、"NORTHSTAR 32 VALVE V8”の刻印があります。
このNORTHSTARとは、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ステアリング、ブレーキ等をコンピュータで統合制御し最適なパフォーマンスを発揮させるシステムで、ドライバーのいろいろな操作に対して、車のシステム全体が瞬時に反応することだそうです。試乗したのは、Sevilleの最上級グレードSTS(とは言っても、他はSLSのみ)。エンジンはSLSと同型の物ですが、チューニングを変えてあり、ノーマルの279PS/41.5kgmに対して、304PS/40.8kgmとなっています。運転席に座るとさすがに身長183cmの私でも余裕です。ステアリングの前後のストロークが大きいのがいいですね。様々なパワーアシスト機構で、誰でもベストなドライビングポジションを設定できます。面白かったのは、フロントアダプティブシート!オプション設定ですが、シート内部に内蔵した10個のエアセル(空気袋)の空気圧をコンピュータでコントロールして、座面と腰の部分の圧力分布を最適に保つ装置で、4分ごとに自動調整を繰り返して快適なドライブをサポートするものです。イグニッションONで作動します。はじめは電動マッサージャーかな、と思いました。尚、4分ごとの自動調整は違和感がありません。いよいよ発進。軽く踏み込んだのですが、反応がきわめてリニア。セルシオのそれとは全く異なるセッティングです。パワーがそれとわかる車ではなく、全面に打ち出したセッティングです。低速から踏み込んだら爆発的な加速を見せてくれます。ボディの挙動もきわめて自然でドライバーに安心感を与えてくれる、そんな感じがします。いわゆる国産車のエアサスとは異なり、絨毯の上を走るようなものではなく、路面の状況をしっかりと伝えながら、その状況にあった減衰力を引き出してくれるような優れたサスペンションシステム。走っていて、私はその違いに気付きました。これはいい!少なくともバネサスの私のセルシオよりははるかに優れたサスペンションです。ブレーキはセルシオのフィーリングに慣れてしまったためか、効き始めがとても不安です。つまり強く踏み込まなくてはいけません。ちなみに、高速ではタイトに効くとのことです。エンジンとサスペンション、車選びの中心となるこの2つにおいて、Sevilleは◎です。
 では、高級車に求められる、形として現れないもの、音と雰囲気はどうでしょうか。音は、それがノイズになるのかそれともサウンドとしてとらえるのか、ということではっきり明暗が分かれます。アメリカ人はある程度の音を好むそうです。機械としてしっかり機能していることを求めるのでしょうか。ドイツ車も同様です。しかし、これに対して日本のセルシオ等を選んだ方々にとって、音は禁物です。私もこの短い試乗の中で、サウンドとしてとらえようとしたのですが、やはりノイズ以外の何者でもありませんでした。決して五月蠅いことはないのですが、静かな車に慣れてしまった弊害なのでしょうか。BMWやEクラスなら許せるのですが・・・
室内は、ニュートラルシェールと呼ばれる薄いベージュの革装でした。ホイールベースは2,850mm。広さはセルシオとほぼ同じです。全幅からするともっと広いと思ったのですがそれほどでもありません。とても視認性の良いメーター類、使い勝手のよいスイッチ類、適度な室内高等とそれなりの高級感はあるのですが、高質感が今ひとつ。小さなスイッチ一つ一つに対しての”質感”が、セルシオやMercedesのそれとは異なる感じがします。毎日乗って、その度ごとに触れるものです。私はこの”質感”も大事にしたいと思います。
 Devilleはショウルームの中でした。納車もまだ1台しかないそうです。新型セルシオと言っても良さそうな、5,260×1900のグラマラスなボディで、ホイールベースは2,930mmもあります。エンジンはSLSと同様のものです。
こちらは内装がミッドナイトブルー、500,000円程の価格差で高級感が滲み出ています。旧型のSクラスを彷彿とさせるくらいの押しの強い外観です。誰でも道を空けてしまいそう・・・Sクラスの半額でこれだけの車なら、スイッチの質感なんてどうでもいいかもしれませんね!
 非常に長い試乗記になってしましましたが、それだけ好印象だったと言うことです。皆さんもお近くのヤナセで是非試乗してみてください。

          試乗に協力して下さったディーラー  茨城ヤナセ本社


  Honda Legend Exclusive  戻る
                           
       セルシオを購入する際、まず初めにに比較したのがこの車でした。Hondaが作る高級車、という物に非常に興味がありました。ショウルームに行くと、カタログと”感研究”という題名の80ページを越える立派な装丁の本をいただき早速試乗。明らかにセルシオを意識した作りで、静粛性は○。エンジン回転感応式のパワステの軽いこと軽いこと!エンジンは3.5Lの水冷V型6気筒縦置、最高出力215/5,200、最大トルク31.8/2,800。低速の扱い易さ、フィーリングはクラウンやセド・グロよりも一枚上手かな。この種の車について、’高回転になるとストレスを感じる’とか、’伸びが悪い’とかのコメントを雑誌等で良く目にしますが、車格的に問題外ですよね。エンジンを5,000回転でキープして巡航することが一生に何度あるのでしょう。日常使用する回転域でフィーリングが合えばいいと思うのです。敢えて馬力やトルクを不必要に上げずに常用域での高級感を狙いとしたこのエンジンに私は好感を持ちました。その時乗っていたのがセドリックのV6ターボだったので、高級車ってこんな感じなのかな、と納得させられました。が、しかし、車の選択はエンジンだけで決定できるものではありません。エクステリアは、いわゆる国産の高級車にありがちなモールの多用もなく、むしろあっさりしていて、ラジエターグリルなどはHondaのフラッグシップカーとして存在感をアピールするためにも、あと2回りくらい大きくてもいいのではないかと思うくらいさりげなくこぢんまりとした物です。セルシオと比べると全長で50mm、全幅で20mmしか違わないのに大きさを感じさせないのもHondaイズムなのでしょうか。インテリアは、残念ながら最悪です。何が”感研究”なのでしょうか。私の体が大きすぎることもありますが、逆三角形のコンソールに左足が当たってしまいます。180cmを越える人は窮屈で運転できません。スイッチ類やベンチレータの作りの粗末なこと、サンルーフの開閉音も気になるし、数え挙げたらキリがありません。LegendでHondaが目指した高級感は何なのか、試乗を終えた後しばらく考えさせられてしまいました。

      試乗に協力して下さったディーラー  ホンダクリオ茨城 勝田店

  Nissan Cedric Brougham Vip  戻る

        何を隠そう、私はといえば、セルシオの前にはGloriaとCedricを約20年も乗った日産党だったのです。ですから日産さんには是非とも頑張ってほしいのです。世の流れ、サバイバルレースに生き残るためとはいえ、ルノーの傘下に入ったと聞いた時は本当にショックでした。この車はセルシオを購入してから試乗しました。平成11年だったと記憶しています。Cedricの最上級モデルです。営業マンの方も、セルシオと乗り比べて、是非ご感想をいただきたい、という感じでした。エクステリアは、何か無骨な印象で、セド・グロはやはり押しの強さかという感じは否めませんでした。あまり好感を抱かずに運転席に座り、シートをアジャスト。10ウェイのパワーシート、ティルト・テレスコピック等はこのクラスなら当然の装備。おもむろに発進。私の五感はターボエンジンとATに集中していました。ターボを殆ど意識させないエンジンのセッティング。そしてトヨタに後れをとっていたATも上々どころか特上に変身!。Cedricがやっと、いわゆる日本の高級車の殻を抜け出したかなと嬉しくなってしまいました。助手席の営業の方は「セルシオと比べてどうでしょうか?」と何度聞いたでしょうか。彼はこの素晴らしいCedricの自慢話を一言も言わずに、かくして試乗は終わったのでした。”やったね日産!”帰り道、セルシオのハンドルを握りながら私は心の中で何度も叫んでいました。昨年更に進化したエクストロイドATが搭載されたセド・グロがカーオブザイヤーに選ばれました。是非近々試乗してみたいと思います。エクステリアで好みが分かれるとは思いますが、この車はやはり’技術の日産’(注:’技術だけ’の、ではありません)が社運を賭けた一台であり、’買い’の車であることは言うまでもないでしょう。

        試乗に協力して下さったディーラー  茨城日産 勝田店

  Toyota Prius  戻る

        うちがやらなきゃどこがやる!ということで、トヨタが満を持して発表した、初の量産ハイブリッドカーです。この車を語るとき、そのスタイリングとか、足回りとか、エンジンの性能等というような既成の概念にとらわれていてはいけません。ワールドワイドで環境問題・資源問題が取り上げられている現在、Priusの最大のセールスポイントは”地球に優しい”ことです。
 運転席に座るとインパネが中央にあり、運転席側を向いています。おもむろに発進。メーターは、現在使用しているのがエンジンか電気モーターなのかを常に示しています。想像していたより加速は良く、発進時や合流時にももたつくことはないでしょう。エンジンとモーターの連携もスムーズで、加速時クーンというこもり音がややしますが気になるほどではありません。全長の割には全幅が広く、車内は意外に広いです。4人家族で遠出をするというより、小気味よく町中を走り回って日常の足として使用するといった感じでしょうか。若干の優遇税制があり、2ランク上くらいの車を狙える価格帯ですが、これからの環境問題を考えた、車が生き残る一つのモデルを提供したことにこそ、このPriusの意義があり、購入価値、所有の意義があるのではないでしょうか。対向車線を走っているPriusのドライバーを拝見すると、何となくインテリっぽく、生活にも余裕のありそうな方々です。付け加えておきますが、気になる燃費はそれほど期待しない方がいいのでは・・・エコロジーを考えたとき、”車はどうなってしまうのだろう”と不安を抱きながら試乗を終えました。

        試乗に協力して下さったディーラー  茨城トヨタ 大宮店

  BMW 328i Coupe '97  戻る

      アイオートに行くといい出物がありました。知り合いが是非見てみたいというので、借り受けて2日ほど乗ってみました。北九州の福岡のディーラー物で、走行7,000km、ボディーカラーは赤。内装・外観ともに上物です。左ハンドルですが違和感はありません。全長も確か4.5m前後、全幅も1.7mもないと思いますので、国産の1800ccクラスとほぼ互角です。このコンパクトボディに2.8Lのシルキーストレート6。セダン好きの私でも試乗をそそられるものを持っている車です。運転席に座ると、やはり大柄な私ではシートをどのようにアジャストしても窮屈感は否めません。でも一般的には理想的なドライビングポジションがとれるでしょう。私の車もそうですが、アジャスト機能が多すぎて、かえって上手く調整できないドライバーも多いのではないでしょうか。特に日本の高級車は・・・。内装はドイツ車の常ですが(最近のベンツはちょっと日本向け?)、質実剛健というか渋いというか、黒で統一されていて派手さはありませんが、高級感満点。国産車の多くにありがちな、薄っぺらな高級感とは一味も二味も異なる物です。セルシオの高級感に通じる物を感じました。イグニッションオン!BMWのすべてについて言えることですが、このエンジン音、低速でのやや太めの排気音、たまらないですね。最近は、RV車等(ワゴン車を含めて)でスポーツマフラーを入れて、音だけが先行しているのに喜んでいる人が多いようですが、このBMWではそんなことしないで下さいね。車の持つポテンシャルがスポイルされてしまいます。
いよいよ発進!借り物ですが、堪能させていただきました。2Lよりも2.3L、2.3Lよりも2.5L、そして2.5Lよりも2.8L、この200〜300ccの排気量のアップが、特に低速でのトルクアップをもたらして、他の追随を見ないこの上なくシルキーなストレート6に電気モーターのような滑らかさをもたらしているのです。アウトバーンで鍛えられた足回りと相まって、一般道ではそのさわりしか味わえないかもしれません。とにかく曲がる、止まる、加減速する、というような車の基本的な挙動がすべて高次元で完成されていて、安心して運転できる車です。こういう車を作ろうとすると国産車だと一回り大きくなってしまうんですよね。一日目の試乗を終えて我が家の車庫にいる真っ赤なBMWを見ている私を、家内は「セルシオはどうしたの?」と複雑な表情で見ていました。
  約1週間後、この車は何度も来店して見ていたあるご婦人が購入されたそうです。いい買い物をしたと喜んでいらしたそうです。その後何度かこの車を見ることがあります。私もたまに立ち寄る喫茶店によくとまっています。誰が乗っているのか等とは思いませんが、とにかく安くていい車でした。

        試乗に協力して下さったカーショップ  アイオート 那珂町店

  Toyota Crown Athlete V  戻る

        昨晩、茨城トヨタ大宮営業所の方から電話があり、早速本日試乗してきました。試乗車は、”それは、高級車の新しい愉しみ方です”のキャッチコピーでデビューしたクラウンの新ラインナップである Athlete シリーズの最強バージョン V。オプションカラーのフロスティホワイト。エクステリアは、ちょっと違うよ、とでも主張するかのようなフロントマスク。サイドビューもリアビューもすっきりとしていて、やはり大人のイメージですか。癖のなさ、前バージョンとの違和感のなさ、これこそクラウンの持つ表面的(言い換えれば、外見的)なイメージには絶対的に必要なものなのです。ある意味では、日本のモータリゼーション上、クラウンがクラウンであるために当然のことなのでしょうね。デザイナーの方たちは、もっとアグレッシブなエクステリアを与えたかったのではないのでしょうか。そのうち、似合いもしないエアロパーツなんか付けて乗る人も出てくるんでしょうね(笑)。ドアを開けて、ドライバーズシートに乗り込むと、トヨタらしいインテリア。色調も、デザインも、パーツも、落ち着いた雰囲気を醸し出していて、上手いなあ、と感じさせます。シートのホールド性、硬さもちょうどいい感じです。ステアリングの調整もできるのですが、大柄な私が足の長さでシートを合わせると、ステアリングはやや遠く感じてしまいます。これはセルシオでもそうです。車は悪くありません。乗る人が大きすぎるのですね(笑)。いよいよ発進!最強のエンジンを載せたこの車のパワースペックは、型式1JZ-GTE、2.5Lの水冷直6DOHCターボ付きで、280/6,200、38.5/2,400というモンスターぶり。しかし、低速ではアクセルをやや踏み込まないともたつく感じがありました。このクラスの車では、2,000回転前後の広い範囲で太いトルクがあることが理想なのですが・・・。しょうがないですよね。私はセルシオと比べていました。でも比べてみたくなるくらい、好印象でした。アクセルを踏み込むと、エンジンの唸りとともに滑らかに加速します。本当は思いっきりキックダウンさせたかったのでが、道路が込んでいたため断念しました。バネサスだと思いますが、路面の状況を適度に伝えてくれます。ショックがなさ過ぎて微妙な変化を感じ取れないのもドライバーにとっては不安ですからね。エンジン音もこもり音ではなく、サウンドとしての味付けでしょう。BMWのようにもっと存在感があってもいいなあとも思いましたが、我が日本のクラウンにはそれが許されないのです。思えば、国産のターボチャージドエンジンもクラウンが最初ではなかったでしょうか。俳優の山村聡さんが”どうです?クラウンのターボ。”と問いかけるCMがあったと思います。あれから何年が経ったでしょうか。クラウンに限らず、既出のセド・グロ等の日本の高級車のターボは完成の域に達したと思います。ターボを意識させないが、ここぞという時にはベールを脱ぐ、といった感じです。試乗を終えて、見積もりをいただきました。DVDボイスナビ付きEMVをオプションにして、乗り出しが 4,816,625 円也。車格、パワー的に見て、日本の道を走る限り、この価格で走りと乗り心地、そして所有の優越感(満足感よりも)を満たしてくれるのは、国産車だけですね。BMWの5シリーズやVOLVOのS80などもいいですが、ライバルはやはりセド・グロしかないでしょう。走りに興味がない方は、ノンターボのATHLETEやROYAL SALOONでも十分満足できるでしょう。価格は4,000,000 円で少しお釣りがくるくらいです。納車の帰りにハイオクを満タンにしてご家族で食事ができますよ。あ、そうそうメーターは若干見にくい感じがしました。

        試乗に協力して下さったディーラー  茨城トヨタ 大宮店

   Toyota Will Vi  戻る  

Toyota Will Vi  先頃新聞等で発表されたトヨタの Will Vi を今日見てきました。なんとユニークなのでしょう!仕様を紹介しておきます。
   駆動形式 FF・横置き、 排気量 1300cc
   最高出力   65kw(88PS)/6,000r.p.m.
   最大トルク  123N・m(12.5kg・m)/4,400r.p.m.
   全長/全幅/全高   3,760/1,660/1,575mm
 トヨタさんもこんな遊び心があるのですね。昔、日産が出したBe-1を思い浮かべてしまいました。エクステリアは奇抜?ですが、インテリアも遊び心がいっぱいで、おじさんの私も嬉しくなってしまいました。特に、キャンバス地っぽいシートがいいですね。シンプルイズベストという感じがして、都会のコミューターたる車です。一家に一台あってもいいな。  
  

   Mercedes Benz E320 Avant-garde  戻る 

      私の家から車で7,8分のところにVOLVOのサブディーラーでもある中古車販売店があります。外車を扱っている店舗には、VOLVOの新車をはじめ、厳選された良質の中古車が並んでいます。日本に一番似合うBenzであるEシリーズの主流グレード、E320 Avant-gardeに試乗させていただきました。
  ボディサイズは、セルシオより一回り小さく、クラウンクラスと同じくらいで、Sクラスとは違って品の良さを感じさせます。試乗したのは、98年式のシルバーメタリック、走行16,000kmちょっとの極上車。車検を取ったばかりで、内装も黒い本革の状態を含めて、大切に使用されていたことがわかります。エンジンは直6DOHC、セルシオをはじめ国産のハイパワーな高級車に慣れた方には、走りが気になるところですよね。私もさほど期待せずに運転席に乗り込みました。Benzらしいシックな内装はとても落ち着けます。シートとステアリングの調整は、ドアサイドのスイッチで行うのですが、これがまた実に機能的です。シートとステアリングの形状を模したスイッチがとても扱いやすく、国産車にも是非採用して欲しいものの1つです。試乗車は右ハンドルで違和感はなかったのですが、やはりウィンカーは左側。最高出力は、どのくらいなのでしょうか。我々日本のドライバーたちは、国産車の過剰とも言える最高出力合戦にすっかり慣れさせられてしまって、車の本当のポテンシャルを曲解している諸兄も多いのではないでしょうか。大切なのは乗り手の感性に合った走りができるか、ということです。
 E320のエンジンは、○でなくて◎でした。Benz伝統の直6DOHCは、低速が極めてトルクフルで、新開発の5速ATとのマッチングも絶妙で、発進からもたつきもなく大柄なボディを引っ張っていってくれます。セルシオと比較すると、エンジン音が気になりますが、決してノイズではなく、私にはサウンドとして耳に入ってきました。タイヤがピレリのP600だったこともあり、路面のショックをややダイレクトに伝えてしまっていますが、タイヤをレグノに換えれば済むことです。固めのシート、やや固めの足回り。狭い日本で、上質な雰囲気とエンジンの鼓動をを体全体で感じながら、小気味よく走る移動空間を提供してくれる最高の車だと思います。Sクラスにはない、車を操る楽しさのようなものを感じさせてくれるのが、Eクラスなのでしょうね。試乗車は、車両本体価格で5,280,000円で、諸費用を含めた乗り出し価格が、5,915,000円という見積書をいただきました。新車時の乗り出しは、約9,000,000円。3年乗ると2/3になってしまうのですね。運転が好きで、長く乗る方には是非お勧めの1台です。尚、ショウルームには、新車並行輸入のEシリーズのモンスターマシン、E55 AMGもあったのですが、売約済みということで納車の準備がされていました。おそらく乗り出しは、12,000,000円位でしょうが、どなたが購入されたのか羨ましい限りです。この車には、運転席にだけ座らせていただきましたが、涎が出るくらいの車でした。いつの日か、宝くじにでも当たれば乗れるかな。
  
        試乗に協力して下さったカーショップ  OMCカーズサービス



    Nissan Cima 450XL 戻る

      今一番ホットな話題を提供しているCimaに試乗してきました。セルシオのオーナーも気になるところでしょう。日本人として、セルシオだけでなく日産のCimaにも大きな期待感を持っているのは私だけではないでしょう。セルシオに大きく水を空けられてれてしまったワールドカーとしてのCimaの誕生は個人的にはとても嬉しく、胸をワクワクさせなが現車を3回も見てしまいました。4台目のCimaはシャンパンシルバーのXLという、4.5Lのベーズグレードモデルで、ナビとエクリュの本革シートのオプションが付いていました。
 ドアを開けて乗り込みます。シートはたっぷりしていて身長183cmの私でもしっかり受け止めてくれます。パワーシートとチルト&テレスコでベストなドライビングポジションが設定できます。メーター類はオプティトロンなのですが、照度調整がどこにあるのか助手席の所長さんもわかりません。もっと斬新な設定でも良かったのでは?マニュアルモード付きの5速ATのDレンジでスタートしました。国道、県道の下り坂、上り坂、狭い場所での切り返し、また国道での追い越し操作。車の挙動のキャパシティは”曲がる、止まる”である程度判断できます。今回のCima、ややタイトなコーナーでも姿勢を崩さず余裕を持ってクリアできます。”止まる”も高級車としての大切なチェックポイント。車がスッと収まります。注目のエンジンは、NEO Di VK45DD、4,494ccのV8です。セドリック等にも搭載された直噴エンジンで、チタン合金の吸排気バルブ等が採用され、驚異の燃費は、軽めのXLで10.0km/L!予備知識としてカタログ等を熟読していったのですが、このエンジンの高トルクのための危険回避策でしょうか、アクセルを踏んでからタイムラグがあるようです。何となくメリハリの無い運転感です。静粛性はセルシオには及びません。でもある程度のエンジン音はサウンドとして五感に心地よいものです。エンジンの鼓動が聞こえないと愛着も湧かないのではないでしょうか?運転席からの見切りはとてもよく、スタイリングはセルシオよりもよりパーソナルで先進的だと思います。フロントビューなどはCMやカタログなどより迫力があって、セルシオよりもMercedesに似ています。インテリアもそれなりに高級なのですが、セルシオにある高質感が感じられません。ATも以前試乗したCEDRICのエクストロイドと比較すると見劣りがします。3LのVQ30DETに搭載する予定だったこの新エクストロイドATは、メインの4.5Lのイメージダウンにつながるとのことで見送られたそうです。
 好みがはっきりと分かれると思いますが、このCima、ATを含めてもう少し待った方がいいのではないでしょうか。早めのMCで新ATが搭載されそうな気がしてなりません。
 この4.5LベースグレードCimaの乗りだし見積もりは、6,387,340円也。上級グレードのXVになると軽く7,000,000円を超えてしまいます。

            試乗に協力して下さったディーラー  茨城日産 大宮店



    Nissan Cima 450XV  戻る

      昨日の落胆した試乗から戻ると、携帯に日産の他系列店からの留守電があり、本日またも試乗してきました。連日のことなのでやめようかとも考えたのですが、昨日のエンジンにはどうしても納得がいかなかったのです。今回の試乗車は、VIPの次のグレードのXVでナビは標準装備ということです。このCima、運転席からの見切りもよく、取り回しが非常に楽で、1サイズ下の車に乗っているような感じでした。アクセルとATのマッチングもよく、昨日の試乗が嘘のように、快適なドライブとなりました。グレードの差ではなく、昨日の車がいわゆる”はずれ”でこれが”あたり”なのかもしれません。通常の街乗りではタコメーターは2000回転以下です。太いトルクのなせる技です。でも、高トルク車にありがちな重さがありません。アクセルはあくまで軽く、ちょっと踏み込むと姿勢変化の無いままに加速していきます。静粛性はセルシオには及びませんが、前述のように私にはサウンドとして聞こえていました。タイヤはBridgestoneのREGNO ER33。セルシオにも、セド・グロにも装着されている静粛性と燃費を稼ぐタイヤです。Cimaの足回りはやや固め。セルシオの乗り心地とはちょっと異なります。セルシオのエアサスがお好きなユーザーは満足できないでしょう。基本はラリー等で培った日産ご自慢の4輪独立懸架で、フロントがストラット式、リアがマルチリンク式。”自分で操る”ことをイメージしたCimaらしいセッティングだと思います。助手席の営業の方も、「静かになりました。」と話されていましたが、静かなことがそれほど大切なことなのでしょうか?日本に今まで無かった、エンジンと対話をしながらドライビングできる高級車。Cimaにはそんな道を目指していってほしいな、と思います。
 この4.5LベストグレードCimaの乗りだし見積もりは、7,071,780円也。セルシオのB-erとほぼ同額です。

          試乗に協力して下さったディーラー  日産プリンス 水戸中央店





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         Minoru Iida 1999
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