◇11:00〜創価学会文化会館
観光ボランティアで活躍いただいている女性のなかに学会員さんがおられ、また私市地区の責任者の釣さんが、関西創価学園の教員であり、創価学園さんには天の川七夕まつりで、毎年、オープンセレモニーの吹奏楽演奏をお願いしているご縁もあり、招待を受けたので参加。
◇最後に一言挨拶をとご指名を受けたので、つぎの挨拶をした。
☆日ごろ、観光のボランティアで私市地区の皆さんに、また、創価学園さんには天の川七夕まつりで、大変お世話になっているので、お礼の意味も含め参加させてもらいました。
☆一言、今日の感想を述べたいと思います。ただいまは、幼児のお遊戯、私市地区にある創価学園白鳥寮の皆さんの合唱など、すばらしいものを見せていただきました。これを見て思ったことは、私は学会の信者ではないのですが、法華経を生き方の指針のひとつにしていますので、方便品第二を思い浮かべました。
そこでは、お釈迦さまは、自分の幸せだけを考えるのでなく、他人の幸せをも考える道こそ大切だが、その道を説くために私はやって来た。しかし、その道は、とても難しく、何度も生まれ変わって修行した人にしか理解できない。でも、人間には誰にも、他人を幸せにできる種が宿っているので、子どもが戯れに砂の上に仏塔をかくだけでも、一言「仏さま」と唱えるだけでも、子どもでさえすぐにその道に入ることができるとあります。
このところが、法華経のなかで、私の一番好きなところですが、いまお遊戯された幼児の方、学園寮の生徒さんたちは、いまの演技でもってその仏塔を書かれ「仏さま」と唱えられたと同じで、既に、他人を幸せにする道に入られたと思います。それが、方便品第二の教えだと思います。幼児の皆さん、創価学園の生徒さん、この総会の場で、そんな功徳をえられてほんとうによかったと思います。
☆さきほど、「勇気」というお話がでていましたが、私の考える勇気について話します。法華経では、わたしたちはみな、それぞれ宝物をいただいて生まれてきたと教えています。「勇気」の第一は、「自分にいただいた生まれながらの宝は、これなんだ。AさんにもBさんにもない、これなんだと発見し、信じること」だと思います。勇気の第二は、そのようにして、皆が、宝をいただいて生まれてきているので、自分以外の人たちの宝を、自分の宝と同じように大切にすることだと思います。これを、もっと広い視野に立ち、日本には日本の宝、韓国には韓国の宝、タイにはタイの宝が宿っていると考え、お互い、それぞれ、ほかの国の宝を大切にすることも、法華経のたいせつな教えだと思います。
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