◇提言内容 ※最初に掲載の地図参照 |
1.168号線、ピトンの小屋入口の橋からバス停「梅ノ木」まで、向かって右のガードレールの外側に、幅約 2メートルの歩道を作り、川側に柵を設け、歩行者の安全を確保する。 |
2.「梅ノ木」から「哮橋」の間、「磐船古道」を復旧する。危険の少ない山道、岩場、陸橋はそのまま残して風 情ある道とするが、岸壁に張りついてしか通れない数ヵ所は、模木などで約2メートルの道に拡幅する。 |
3.「哮橋」から「きさいちカントリー」へ通じる交差点に、横断歩道と信号をつけ、歩行者の安全を確保する。 |
◇提言理由 |
1.300年前、貝原益軒も通った(益軒著「南遊紀行」1689年)磐船古道は、数年前の崩落以来不通となって ているが、これをあまり人工的でない姿で復旧し、昔の面影のまま史跡として後代に伝える。 |
2.「磐船古道」の復旧によって、大阪府指定の「史跡 磐船峡」(注)を多くの人々に楽しんでもらうとともに、 年間100万人が訪れる「星のブランコ」とつなぐことで、「ほしだ園地」の魅力をいっそう大きくする。 |
3.168号線の「哮橋」箇所に横断歩道をつけることで、年間25万人が訪れる「くろんど園地」と、磐船峡、 「ほしだ園地」がつながり、両園地の魅力が倍増する。 |
史跡 | 磐船峡 | 天野川上流は峡谷をなし、水勢にえぐられた岩間を縫うように流れて自然美あふれる景勝地を形成し、これらの巨岩をご神体とする磐船神社とともに名勝として親しまれている。 |
※(注) 国土交通省 「川に関する文化財リスト」より |
<写真による説明>提言1.168号線ピトンの小屋入口橋より、「梅ノ木」まで、右ガードレール外側に歩道を敷設する。 |
提言2.磐船古道の難所を拡幅する。 |
提言3.「哮橋」から「きさいちカントリー」へ信号敷設。 |