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  真実のことば

T.有と無について

1.有とは、あなたとあなたの国土、地球、宇宙のあることです。無とは、遠いむかし、あなたとあなたの国土、地球、宇宙が生まれていなかったときの状態のことです。また無とは、これから遠い先、あなたとあなたの国土、地球、宇宙
がなくなったときの状態のことです。


2.有とは、つまり、あなたとあなたの国土、地球、宇宙とは、無から生まれて無へ帰るまでの一時の姿のことです。

3.有とは、つまり、あなたとあなたの国土、地球、宇宙とは、変化する運動体で、運動をしなくなったとき、無へ帰ります。

4.有は、つまり、あなたとあなたの国土、地球、宇宙は、無に帰るという意味で、有限であり、絶対ではありません。無も、有に変わるという意味で、やはり有限であり絶対ではありません。つまり、有も無もともに有限であり、絶対ではありません。

5.有は、つまり、あなたとあなたの国土、地球、宇宙は、便宜上、生物と無生物に二分されて扱われます。しかし、有とは、つまり、あなたとあなたの国土、地球、宇宙とは、無から生まれて無に帰る運動体であるだけで、厳密には、生物も無生物も区別できません。

6.生命は、生物に宿るとされますが、これは、有のもつ運動するという性質をいったもので、生物に生命が宿るというなら、厳密には、無生物にも生命が宿ることになります。

7.生命とは、無から生まれて無に帰るまでの有の姿、つまり、あなたとあなたの国土、地球、宇宙の一時の姿をいったもので、その間、有は、力を生み、蓄え、これを放出し、絶えず姿を変えます。人間から見た短い時間で静止して見えても、地球、宇宙から見た長い時間では激変していることが多いのです。

8.死とは、つまり人間や動物の死、植物の枯死は、無に帰ることではありません。無から生まれて無に帰る有のひとときの姿で、有の一側面にすぎません。消滅ではなく、運動体として別の姿に変わっただけのことです。死滅でなくほかの有への転移にすぎません。

9.ほんとうの死とは、遠いむかし、あなたとあなたの国土、地球、宇宙が生まれていなかったときの状態のことです。また、ほんとうの死とは、これから遠い先、あなたとあなたの国土、地球、宇宙がなくなったときの状態のことです。つまり、無のことです。
                                                        <つづく>


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