区間レポート

出発式8月30日晴れ

5時より若宮神社で安全祈願、5時45分より出発式、6時スタート

1区 古賀 和妃郎

吉井町〜久留米市〜佐賀市〜江北町54q

浮羽消防署まで5人で走る。まだ交通量も少なく、快調に走る。サポートカーは途中先行してコンビニで朝食の調達。

2区 高瀬 将嗣

江北町〜武雄市〜佐世保市〜長崎県吉井町         80q

  武長崎吉井役場前雄より小さなアップダウンが続く。佐世保でサドルの曲がるトラブル、その後すぐに長崎県吉井町の役場職員の出迎えがあった。吉井町にはいると陸上部が飛脚のコスチュームで出迎えてくれた。中村と陸上部は走って、高橋はサポートカーの運転、他4人は自転車で役場まで併走する。役場で、歓迎を受け招待状を渡す。昼食をご馳走になり陸上部と岡山まで走ったときの話を聞き激励を受ける。                                      3区 佐藤 重信 〜高橋 浩 28q 36q

 長崎吉井町〜城山〜伊万里市〜唐津市                             モバイル

 長崎吉井町の方々の見送りで、13時スタート。松林の美しい海岸線を走る。先行して佐藤を待つがなかなか来ない。ここでハプニング発生。側溝に落ちて膝と肘から血を流しながら走ってきた。「ここで中止になるのか」といやな予感が頭の中をよぎる。救急救命士の高橋が「骨に異常は無し、擦過傷だけ」と診断、消毒と止血を指示し、残りを高橋が走るが、伊万里市で迷子になる。携帯電話で連絡を取り合い、無事合流する。その後、ISDNの公衆電話を見つけ、デジカメの画像を吉井町のホームページを持つ彌永君へ送る。(この画像をホームページで毎日更新し、応援メールなども頂き応援していただきました。ありがとうございました。)左の写真は車内のノートパソコンと公衆電話をケーブルでつないで送信しているところ。

    4区 中村 稔                        

唐津市〜前原〜福岡市〜新宮町                     75q     

 海岸沿いを追い風に乗って快調に走る。安定した走りだ。ここまで運転し通しだった高橋、しばしの仮眠を取る。福岡に近ずくにしたがって交通量が増えてくる。今宿あたりでついに渋滞に捕まり全く動かない。中村と連絡を取り中継点で待つように指示し、四ヶ所が中継点に向かう。渋滞で走れる場所がないところは歩道を走る。赤坂で合流し新宮まで併走する。サポートカーは、都市高速に乗り新宮町で待つ中村のもとへ向かう。

   5区 四ヶ所 久登

今宿〜福岡市〜宗像市〜小倉                       81q

 中村と別れ3号線をひたすら北九州方面へ。交通量は依然として多い。暗くなり用意していたバッテリーライトと尾灯をつけながら走るが、全然サポートカーが来ない。中継点はもうとっくに過ぎている。連絡を取り先へ進む。止まって待っていては、関門トンネル人道の閉鎖時間の22時に間合わないからだ。小倉でサポートカーが追いつく。

  

   8月31日   晴れ 

6区 古賀 和妃郎

小倉〜関門トンネル〜下関〜山陽町                    57q

 2巡目にはいる。関門トンネルで車道と人道に別れ進む。合流地点が分からず、自転車が先行する。下関で友人より差し入れで、氷を発泡スチロールケースに3ついただく。感謝。

   7区 高瀬 将嗣                                

山陽町〜防府市〜新南陽市                         60q

高瀬夜間走行 福岡市の渋滞で予定より1時間近く遅れている。懸命にに進むが、依然として交通量は多い。車の中から彼女の作ったクマのお守りが見守る。快調な走りだった。

   8区 佐藤 重信

新南陽市〜徳山市〜岩国市       53q

 日付が変わる。まだ、みんな緊張していて眠れない。先ほどの、けがが心配だったが、大丈夫とのことで予定通り走る。絆創膏が痛々しいが快調に進む。約200台のハーレーの集団とすれ違う。すごい迫力だった。ライトの電池が切れ交代する。

    9区  中村 稔

岩国市〜大竹市〜広島市〜海田市                    56q

 交代後サポートカーで追うが、全然追いつかない。10分ほどしてすごいペースで走る中村に追いく。車のメーターで40qは越えていた。これでは追いつかないはずだ。後で本人に聞くと「交通量も少なく体調も良く、タイムトライアルみたいで気持ちよかった」だって。こっちは心配したのに。

   10区  四ヶ所 久登

海田町〜東広島市〜本郷町                         57q

 快調に進むつもりがめがねが曇ってとばせない。ウエアの選択を誤り、汗だくになりスピードダウン。夜が明けてくる。残り5qでパンクするが、サポートカーは先行して中継地点へ向かったすぐ後だったのでそのまま進む。予備タイヤを積んでおくんだった。

   11区  古賀 和妃郎

本郷町〜三原市〜尾道市〜福山市                    54q

快調に進む。途中、バイパスが自動車道に変わり、車に「ここは自転車通行不可だよ」と注意されバイパスを降りる。

   12区  高瀬 将嗣 

福山市〜笠岡市〜倉敷市〜岡山市                    67q

 快調に進むが、予定より遅れ気味のため、岡山までサポートカーが先行し繰り上げスタートさせる。役場に時間通り着けるためだ。

   13区  佐藤 重信〜高橋 浩

岡山市〜御津町〜赤坂町〜岡山吉井町                 21q  9q

 岡山吉井役場前早めに着けるための繰り上げスタートだったのに、9q手前でパンク。高瀬を収容後急いで佐藤のもとへ向かう。高橋が交代し吉井町に入るトンネルの手前で役場職員のマウンテンバイク隊が出迎えてくれた。どうにか予定時間には間に合ってほっとする。いっしょに走り歓迎を受けた。役場で招待状を渡し、昼食をご馳走になる。洗濯もさせてもらい車の中に干す。

 14区  中村 稔

岡山吉井町〜英田町〜龍野市〜姫路市70q

 ハーレーの先導で峠まで送ってもらう。下りでクーラーボックスが倒れ水浸しになりあわてて車を止めて掃除する。中村は先行するが渋滞と中村のミスコースにより追いつかない。何度も連絡を取り合い、サポートカーは有料道路に乗って先回りをし姫路で合流する。

   15区  四ヶ所 久登

姫路市〜社町〜今田町                            51q

 快調に進む。社町で連絡ミスと、携帯電話が圏外となり連絡がつかない。そのまま闇夜の峠を越える。今田町で連絡がやっとつき予定より早く切り上げる。今田町役場でテントを張り出発して初めてのビールで乾杯する。

  9月1日 晴れ

   16区  古賀 和妃郎

今田町〜篠山町〜亀岡市                           53q

昨日の遅れを取り戻すために4時起床。4時40分スタート睡眠により疲れもとれ快調に進む。篠山町で夜が明けてくる。朝霧の田園地帯を快調に進む。亀岡に入り、コンビニで交代する。

  17区  高瀬 将嗣

亀岡市〜京都市〜大津市〜守山市                    59q

中継後すぐに渋滞となり、サポートカーは全く動けない。サポートカー京都南より高速道路に乗り、守山市で追いつき交代する。

   18区  佐藤 重信

守山市〜彦根市〜米原市     49q

交通量が多く守山市では歩道を走る。彦根市付近でサポートカーの距離計が1000qを示す。その後快調に進む。

   19区  中村 稔

米原市〜関ヶ原〜各務原市〜美濃加茂市                62q

大垣市で買い出しのため中村先行する。平坦な道で快調に進み美濃加茂市でサポートカーを待ち交代する。

   20区  四ヶ所 久登

美濃加茂市〜御嵩市〜土岐市〜瑞浪市                 60q

248号線に入らず21号線に変更する。昼御飯のカレーがあがってきて気持ち悪い。交通量も多く、大型車が多い。路肩も波打っていて、非常に走りにくかった。

   21区  古賀 和妃郎

瑞浪市〜恵那市〜南木曽町〜寝覚の床                49q

寝覚の床 中継後10q地点でパンク。買い出し中のサポートカーが追いかけホイールごと交換し、再スタート。10分のロス。温泉を見つけ3日分のあかを落とす。寝覚の床公園でバーベキューをして疲れをいやした。

 9月2日 晴れ

   22区  高瀬 将嗣

寝覚の床〜木祖村〜平沢   49q                      

6時起床、6時40分スタート。川沿いの道を進む。最終日、今日も安全運転でがんばるぞ。元気いっぱい、快調に進む。

   23区  佐藤 重信

平沢〜岡谷市〜諏訪湖                           21q

 塩尻峠は交通量も多かったが、登坂車線快調に進む。諏訪湖で記念撮影をして交代する。

和田峠 24区  中村 稔

諏訪湖〜和田村〜立科町〜佐久市  60q

 登りの続く最大の難所和田峠を激走する。新和田トンネルは通らず旧道を走る。下りでサポートカーのブレーキから異臭が出る。佐久市に入ったところでうどん屋にはいる。今回初めての食堂だった。

 25区  四ヶ所 久登、古賀 和妃郎

佐久市〜下仁田町〜富岡市〜群馬吉井町 65q

 最終区を二人で走る。内山峠で職員の出迎えがあり群馬ゴールサポートカーの運転をお願いして、全員で走らせてもらう。予定時間通りに吉井町にはいる。沿道には小旗を持った人たちが、産業会館前には、小学生たちが、大歓迎で迎えてくれた。そして中学生のブラスバンドで役場までパレード。招待状を渡し、牛伏ドリームセンターで記念植樹をして、歓迎会をしていただきました。

 翌朝、前橋市の群馬テレビのスタジオで生出演後、役場に挨拶に行き、帰路につきました。赤穂温泉で一泊して、4日朝倉インターより5人が自転車に乗り役場まで帰町報告に行き今回の企画のすべてが終了しました。

 最後に前準備より協力いただいたまちおこし課の皆様、各町のサミット関係の皆様、そして快く送り出していただいた各職場の皆様、協賛いただいた企業の皆様、なにより賛同して頂いた斎田前町長、ありがとうございました。おかげさまで我々6人、一生の思い出ができました。      ありがとうございました。
 
群馬のゴールで旗を振って迎えてくれ、後で感想文を書いてくれた吉井小学校6年生の皆さん、パレードでブラスバンドで盛り上げてくれた入野中学校吹奏楽部の皆さん、そして長崎の元祖飛脚便の皆さん ありがとうございました。


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