前夜11時に東京を出発、宿の駐車場まで地元のタクシーに迎えに来てもらい勇躍鳩待峠へ。こんなに早いのでほとんど人はいないものと思っていたら、観光バス組で鳩待山荘はもういっぱい!!
でも“山の鼻”方面に行く人が多いせいか至仏へ上がって行く人はまばら。
すぐに出発、朝日はちょっと顔を見せてくれただけで、登るにつれて雲ばかり、足下は朝露で濡れてあわててスパッツをつける。

山頂についても辺りは何も見えない。他の登山者達もすべてがっかり!

富士山が終わったら次は尾瀬へ、それも至仏に登ろう。花の盛りには遅いかもしれないけど、なんと言っても尾瀬だから・・・

問題は至仏山からの下山。山の鼻まで標高差約800mは「こんな滑りやすく怖い下山は初めて」と嘆きたくなるほど、同行のF君は「登山道の整備が悪い。」と怒りまくっていました。

幸い天候が回復し、山頂から20分も降りると眼下に尾瀬ヶ原。さらに降り続けるとかなたに燧ヶ岳。

もう60歳を越えているおばあちゃんもがんばっているので僕らも愚痴はやめてあと一息。

やっと降りてきた尾瀬ヶ原は予想通り花もまばらで、その上暑い。

山の鼻ビジターセンターでゆっくり休憩。あとは宿で・・・

今回は戸倉温泉で一泊。翌日は宿のすぐ下の川で釣り糸を垂らすとなんとイワナや鮎が釣れてしまったので我らが太公望F君も大感激。その上、宿のオバサンから段ボールいっぱいのトウモロコシまでおみやげをもらってしまい。すごい収穫。ヤッター!帰りは佛沢の滝経由でさあ帰ろう。

至仏山