モコモコとした岩山を思わせるような形をしていて、天辺が純白の綿毛で覆われている、といったものが多いのが特徴です。象牙丸の他、巨象丸、楊貴妃、といったものが他にあります。いずれも大きな花を咲かせ、形の整った美しいものです。人気のあるものだけに高価なものも多く、一鉢数千円~一万円というものもあります(もっとも、写真のものは380円!で入手しました。\(^^)/ でも、もちろん大いに気に入ってます)。
巨象丸とともにコリファンタ属の代表種です。艶やかで張りのある濃い緑色をした肌と、頂点から湧き出るように出ている真っ白な綿毛との対比が大変美しいサボテンです。結構大きくなるようで、ハンドボールくらいに大きくなったものを見たことがあります。 花は黄色のものが多いのですが、赤花(正確には濃いめのピンク色)の変種を見つけましたので入手しました。花の直径は約8cm、と大きめで、肌の緑、綿毛の白、と相まってなかなか豪華です。ただ、ちょっと残念なのは2日間しか花を咲かせないこと。でも、次から次へと蕾が上がってきますので結構長い期間花を楽しむことができます。まだ栽培を始めてから1年程度ですので断言はできませんが、どうやら花は1輪ずつ咲かせるようです。 頂上部が豊かな綿毛で覆われているために、ちょっと蕾が分かりにくく、蕾がアレオーレから出ているのか、イボとイボの間(疣腋・イボエキ)から出ているのかちょっと分かりません。ただ、蕾は必ず頂点付近から出てくることは確かです。また、深い綿毛の中から蕾が出てくるため、蕾が見えた頃にはかなり大きな蕾になっており、「あっ、蕾が!!」と喜んでから花が咲くまでの日数が少ないように思います(実際、蕾の成長速度も速いように感じます)。
下の方のアレオーレから子吹きをするようで、今の私の象牙丸には丸っこい子供がプクプクと出ています。ある程度大きくなると(直径約5mm~8mm程度)根が出てきますので、これをやや強引にちぎって植え付けています。どの程度の大きさから花を咲かせるか、チェックしようと思っています(逆に言えば、どの程度から花を付け始めるのかは今のところよく分かりません)。⇒ ついに咲きました!(2006年9月)
で、栽培ですが、暑さ寒さにも強く、特に気を使うことはなさそうです。今年(2000年)の夏は記録的な猛暑でしたが、夏中直射日光に当てていても全くへこたれることなく元気に成長してくれました。太い地下茎がありますので、水やりはやや控えめの方が良いと思います。 |
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