エキノフォスロカクタス属

  襞がやたらと多く、しかもそれが薄く波打っている...シワシワの襞が特徴でメキシコ中部原産のサボテン群です。刺の形や刺座(アレオーレ)の多少の違いで下記の縮玉や竜剣丸、槍穂玉などがあります。

 
縮玉

縮玉
学名: Echinofossulocactus
zacatecasensis
縮玉
  エキノフォスロカクタス属の標準的な形をしたサボテンと言ってよいでしょう。純白で大きくフンワリとした感じのアレオーレが特徴的で、やや濃いめの緑色をした襞との対照で大変美しいものです。開花時期以外でも観賞用として充分に見応えのあると思います。写真のものは直径約8cmですが、図鑑等によれば、直径10cm程度まで大きくなるとのことです。

縮玉の花
  花は、やはりこのグループでは標準的な花で、色はのツートーンカラーで縦縞模様、直径が約5cm、と結構見応えがあります。個々の花が咲き始めてから萎れるまでの期間は5日程度ですが、次々と蕾があがってきますので、花期も3月初旬から5月初旬まで、と結構長い期間咲かせ続けてくれるのも嬉しいところです。どの程度の大きさから蕾を付けるのかは不明ですが、直径5cmくらいで花を咲かせている株を見たことがあります。

  さて、栽培法ですが、夏の日差し、冬の寒さにも強く、所謂標準的な栽培でOKです。冬場の乾燥期の水やりも特に必要ないようです。
  次に植え替えですが、2月初旬に蕾を付け5月初旬頃まで花が咲き続けますので、花が終わって2週間くらい後の、5月中旬~下旬でよいと思います。



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