三国鼎立

 三国鼎立は櫻井秀明さん製作の後漢末期いわゆる三国志の時代を舞台にしたゲームです。
 三国志のゲームは光栄のものを初めとして掃いて捨てるほどありますが、私はこの三国鼎立がベスト1だと自信を持ってお勧めします。
三国鼎立のここが素晴らしい

絵がうまい  フリーソフトやシェアウェアの場合、システムは良くできていても、絵が下手でしらけてしまうことが多いのですが、三国鼎立はゲーム画面も洗練されていますし、武将たちの画像も個性的で実に味があります。

考え抜かれた交通路  どこへでも同じように攻め込める訳ではなく、様々な難度の交通路と都市配置により、史実に近い展開になることが多いのです。集結している中央軍のいる都市に隣接している都市にしか攻め込めないというルールと共に、戦略的な面白さを作り出しています。

軍師が大活躍  三国時代後半は軍師の時代と言われていますが、従来のゲームでは武勇に勝れた豪傑の活躍の方が目立っていました。しかし三国鼎立では軍師の能力によって、一騎当千の豪傑率いる10万の大軍を一戦にして壊滅させることもできるのです。
 それでいてゲームバランスを崩すことがないのは疲労という概念を取り入れているため、働きすぎれば病気になるし場合によっては死んでしまうこともあるからです。
 諸葛亮が過労死したように、神の如き天才でも一人でできることには限界があるのです。

人材のランダムな能力  三国志および三国志ゲームの最大の魅力は綺羅星の如き登場人物たちです。我々は本物の曹操や劉備たちと違って、ゲームの中において初めて現れた人物についてもよく知っています。そこで、「AよりBの方が能力があるはずだからBの方を登用しよう」などということが起きる訳です。
 そこで三国鼎立では人物の能力が基本値を元にランダムで決められています。もちろんイメージが壊れない程度ですが、それによって「怪物的な諸葛亮」が現れる一方で「並の一流軍師の諸葛亮」が現れたりします。
 そんなときは「この孔明は役に立たないなぁ!」と怒らずにプレイヤーの力で活躍させてあげましょう(笑)

細かい演出  各種のイベントや人物のセリフにも神経が行き届いていて驚かされます。それらがゲームの雰囲気を盛り上げ、その世界にのめり込ませてくれます。
 三国鼎立は数時間でできるゲームですが、勝利条件を満たしてもゲームオーバーになっても、「長い戦いの日々であった・・・」という思いにさせてくれるのは、演出のうまさによるものだと思います。(プリンセスメーカーがそうでしたね。関係ない?こりゃ失礼。)

マシンのパワーは不要  最近は「もう少し軽くできんのかい!」というソフトが多いですが、三国鼎立は骨董級のマシンでも大丈夫。
 私は以前486DX4マシンにオーバードライブという環境でプレイしていましたが全然問題ありませんでした。

 細かく説明し出したら切りがありません。興味を持たれたならば一度試用してみてください。シミュレーションゲームが苦手な方でも大丈夫。

 三国鼎立の作者、櫻井秀明さんのホームページ 

三国鼎立2

 2000年春、三国鼎立2がリリースされました。「黄巾討伐」等の魅力的なシナリオが追加され、等高線マップや効果音そして新たなコマンドによって更に素晴らしいゲームになりました。
 元々はシェアウェアだったのですが、現在はフリーウェアとして公開されています。

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