●船酔い「船に乗ったら酔うんじゃない?」

酔います。

と言っても、船の大きさ、船の設備や新しさ、クルーズ海域、天候、キャビンの位置、体質、体調、その日の気分、日頃の行いの善し悪し・・・などによって大きな差があるので、 一概には言えませんが、乗り物に弱い人は、船や海域によっては、ほぼ確実に酔うと言って良いでしょう。


●抜け道

では、酔わないためには?

揺れないようにする!(あっ殴らないで!)

酔いやすい人は

1.揺れる所に行かない。
〇〇灘など、揺れること必至という所や大洋に小さめの船で行けば酔わない方が不思議です。
揺れやすい場所は避けましょう。
それでも、海に出るだけで酔うという人は、例えばリバークルーズはどうでしょう。
ヨーロッパやアメリカ南部、中国などは川沿いに魅力的な観光地が集まっています。 1〜2時間の観光クルーズでなく、そんな所を数日かけてゆったりとクルージングするのも優雅な気分が味わえます。最近のリバークルーズ用の船はプチホテル並みにかなり設備の良いものが多く、 服装などもカジュアルで良い場合が多いので、気楽に過ごせます。

2.揺れる時に乗らない。
沖縄や台湾近海、東南アジアなどは台風がよく来る時期とか、冬の日本海とか、荒れやすい季節を考えて避けましょう。

3.揺れにくい船を選ぶ
小型の高級船もいいけど、時と場合によります。
最近の船はだいぶ揺れにくくなってます。波より大きい(?)大型船や、フィンスタビライザーという横揺れ防止装置などの設備の良い船を選びましょう。

4.揺れにくいキャビンを選ぶ
出来るだけ船の中心に近いほうが良いそうです。上階や前方は酔いやすいと言われています。船酔いに関しては、最上階の高級なペントハウスよりも下の方の安いキャビンの方が良い船室といえます。

他には
酔い止めの薬を飲む。
情けないけど私はこの方法です。実は酔うんです。
ロングクルーズだと最初の日の出航30分前くらいに薬を飲んで、2〜3日は一日1錠、大抵あとは大丈夫です。ただ、海が荒れている時はまた飲むときがあります。
船酔い予防のリストバンドをする。
リストバンドに関しては、私は試したことがないのでわかりませんが、結構効果があるという話も聞きます。手首のツボを刺激するそうですが、精神的な効果もあるのかも知れません。
その他、楽しく過ごす、お酒を飲む、等々、それぞれいろいろな酔い止めの特効薬があるようですが、私は以前フェリーの、窓のない船底のザコ寝でひどく酔って苦しんだ事があるので、それ以来(贅沢ですが)、窓の付いたキャビンに泊まるようにしています。どんなに荒れていても海を眺めていると酔いにくくなります。なぜだかわかりませんが。

(でも、ここで一言)
客船ファンの中には揺れなきゃ船じゃない。と言いきる人もいます。 たしかにシケの時のだれもいないデッキには胸を締め付けられるような雰囲気があります。一度くらい荒れた海で思いっきり酔ってみるのもいいかも知れません(無責任)。

抜道前のページへ戻る

HOME Homeへ戻る