弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。


Q&A
弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。

 債務整理とは,サラ金,クレジット会社,銀行などの借り入れを整理することですが,一般的に多重債務者の負債を整理することをいいます。通常,サラ金会社は利息制限法を超える利息を上乗せして貸付行為を行っていますので,それを利息制限法の範囲内で引き直し計算をして,分割弁済の申し出を行うことが一般的です。
 過払い返還とは,サラ金会社などの貸付金利を利息制限法に引き直して計算した結果,支払い済みの利息額で,既に元本の返済も終えて,支払額が超過している状態の時に,その超過額の返還を求めることをいいます。既に支払いを終えている方は,原則として過払い返還が可能と思われます。
 最近では,かなり高額の返還が認められることもありますが,サラ金会社自体が,返還資金に困り,返還請求に苦しみだしていますので,過払い返還を求める方は,お早めに対応した方が良いと思います。


弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。

 弁護士による通常の相談あれば,相談料(30分5250円)が必要ですが,事務所スタッフによる簡単なアドバイスの場合は,無料で対応していますので,お気軽にご連絡下さい。
 弁護士が個別案件に着手するためには,着手金が必要です。債務整理,過払い返還の場合は,原則として1件2万1000円の着手金がかかります。
 但し,法テラスによる法律扶助手続きの利用をすれば立替払い制度が利用できます。
 また,過払い返還が確実視される事案の場合には,着手金無料で行うことも可能です。この場合は,過払い返還がなされた後に,報酬金で精算することになりますので,ご相談の際にお尋ね下さい。


弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。

 サラ金会社に対する返済利息は,通常法定利息を大きく上回ることから,借入返済を長期間継続していたような場合には,返済した利息額から法定利息額を差し引いた残額が,既に借入金額を超過している状態になります。その場合に,超過額の返済を求めるのが過払い金返還です。
 最近では,過払い金返還は認められる可能性がかなり高くなっていますので,既に返済を終えた方でも1度ご相談された方が望ましいと思います。


弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。

 一般的に任意整理,特定調停,民事再生,破産という方法があります。
 それぞれの方法には,一定の長所,短所があり,個別の事案によって使い分けが必要ですので,ご相談の際に,借入先の資料を持参下さい。


弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。

 破産をする場合には,住宅を残すことは通常困難ですが,それ以外の方法を用いた場合には,住宅を残すことも可能です。
 特に,個人再生の場合は,住宅ローンはそのまま支払いながら,他の借金を通常100万ないし,5分の1程度に圧縮し,それを3年程度で支払うという方法ですから,住宅を残しながら借金の整理をすることが可能となります。


弁護士による法律相談と他の業種に よる法律相談とどこが異なるのですか。

 過払い金返還を裁判外ですれば,当然裁判所に行く必要はありませんし,仮に裁判をした場合であっても,弁護士に委任すれば,裁判所に出向く必要はありません。



                                      石川県金沢市大手町7番23号
                                            蔵大介法律事務所
                                            金沢弁護士会所属
                                          電 話:076(234)5830
                                          FAX: 076(234)5831
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