井上正之氏よりお便り(平成18年12月1日)
「昭和の初期、私達がまだ学生だった頃の日本の一流の馬術家達です。
皆さん、陸軍騎兵学校の教官で技術は実に立派な物でした。
純馬術では、”馬術の神様”とまで言われた遊佐幸平氏は馬術で少将になられた人です。
又、障害馬術では西中尉は愛馬”ウラヌス”で第10回ロサンゼルスオリンピック大障害で
アメリカが自国のチェンバレン少佐の勝利を確信して作った大障害物を見事に完全飛越して
世界を驚かせ、馬術界のトップに立った人です。
この人の名声は世界中で大変なものでして日本に帰国されたときにも大勢の大歓迎者で
<西>も東も分からなかったと言われました。」
文責:井上正之(昭和8年同大卒OB、平成18年11月現在97歳)
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