11月3日4日馬事公苑で開催された「第62回 全日本学生賞典障害飛越競技大会」の結果をご報告いたします。
出場人馬89頭で競われました今大会は、秋晴の晴天のもと熱戦が展開されました。同志社大学は主将大熊茂樹(4回生)の他の3人は全員1回生、品川皇王、住岡崇、高見翼の4名でチームを組み臨みました。
3日の1走では、事前で調子を落として心配していた住岡/トムボーラが大健闘し満点でゴールを切りました。(1走目満点人馬は5頭)又、品川/Cセリカが減点8、大熊/ドリドが減点12チーム減点20で2位と日大に4点差に迫る3位の好位置で終了しました。
<1走結果>
高見翼 サンレモシチー 失権
大熊茂樹 ドリド 減点12
品川皇王 Cセリカ 減点8
住岡崇 トムボーラ 減点0
<1走目団体順位>
関西大学 減点8
日本大学 減点20
同志社大学 減点24
早稲田大学 減点28
立命館大学 減点34
東京農業大学 減点36
4日の2走は、日大を追う勢いでスタート致しましたが、大熊/ドリドが5落下減点20のスタートと失速、後続の1回生にプレッシャーが掛かったのか、品川/Cセリカが思いもよらぬ1反抗1落下でタイム減点2点が加算され合計減点10となりました。対する日大はそつなく障害をクリヤーし(減点4.減点16、減点8、減点4)1位の関大には及ばないものにのしっかり2位をキープ、同志社は早稲田との3位争いになりました。
最終走者の住岡/トムボーラが1落下以内で帰れば3位と言う状況で応援団が固唾をのみながら見守る中、前日満点の住岡/トムボーラは個人戦(2走目はこの時点まで満点はなし、満点で帰れば個人2位以上は確定する場面でした)団体戦の入賞をかけて健闘しましたが残念ながら2落下に終わり後一歩のところで勝利を逃す結果となりました。
<2走結果>
高見翼 サンレモシチー 失権
大熊茂樹 ドリド 減点20
品川皇王 Cセリカ 減点10
住岡崇 トムボーラ 減点8
<団体結果>
優勝 関西大学 減点 16
2位 日本大学 減点 32
3位 早稲田大学 減点 56
4位 同志社大学 減点 58
5位 東京農業大学 減点 64
6位 立命館大学 減点 75
<個人結果>…22位までが入賞
5位 住岡崇 トムボーラ
16位 品川皇王 Cセリカ
33位 大熊茂樹 ドリド
以上の通り、関西大学が昨年に続き圧勝で2連覇を達成致しました。今年は強豪の明治大学が不祥事の為出場しておりませんが昨年と同様関大、日大の強豪は高いレベルで安定しており3位以下7位京産大(減点76)までは大混戦の状況でした。同志社チームは1回生が今回の試合で良い経験をしましたので、来年は更に成長しこの混戦グループから一歩踏み出し、3位以内に賞してくれるものと確信しております。今後とも先輩諸氏の益々のご支援を宜しくお願い致します。
又、6日7日と、品川皇王がシーザークルザーで総合に出場します。
今回は、関西から、山崎理事長、大野コーチ、高橋コーチ、宿野部コーチ、灰原君(H24卒)、東京在住の児玉さん(S47卒)、松田さん(S48卒)、三上さん(H19卒)、河合さん(H19卒)、野口君(H20卒)、植田さん(H24卒)と沢山の方が応援に来て頂きました。
<記:総監督 市村元一>