■全日本学生馬術大会2015 「第65回全日本学生賞典障害飛越競技大会」で23年振りの団体優勝!!
・開催 平成27年10月31日〜11月1日
・会場 中央競馬会馬事公苑(東京都世田谷区)
【団体成績】
優勝 同志社大学(減点26)、2位 関西大学(減点29)、3位日本大学(減点47)
【個人成績】
3位 品川皇王(商4)&Cセリカ 減点 4
4位 荒木梨花(商1)&ミスティカル 減点 5
16位 杉本葵生(商1)&コンエアー 減点17
― 住岡崇(スポ健4)&トムボーラ ――
28位 柳井万由子(スポ健2)&ゾディアック 減点25 *個人枠での出場
<試合経過>
・春の「第50回全関西学生馬術大会」で28年振りの総合優勝、夏の「第50回関西学生賞典障害馬術大会」でも12年振りの団体優勝を遂げた我が同志社大学馬術部は 当然の如く<全日本学生>でも優勝を目指していた。本田監督も普段通りの実力を発揮できれば優勝の可能性は大きいと踏んでいたことだろう。
・一日目:同志社1番手の品川&Cセリカは安定した走行で各障害をクリアし<減点4>でゴール。2走目の杉本&コンエアーはコース終盤で踏切タイミングのずれにより3落下を喫し予定外の<減点13>。この時点で団体順位は<4位>となった。3走目の住岡&トムボーラは無過失で順調な飛越を見せていたが終盤の第9障害での拒止により予想外の落馬で失権、後がなくなってしまった。この時点で<8位>に。最終走は1回生の荒木&ミスティカル、コンビを組んで4年目だが競技では何が起きるかわからない、ハラハラドキドキしながら見守る中 全障害を見事クリアし<減点0>でゴールした。この結果1日目はトップ関西大学と<2落下 減点−8差>の3位に付けた。
・二日目:1走目の住岡&トムボーラは昨日の屈辱を挽回すべく慎重な走行で<減点10>でゴール。これで続くメンバーの気持ちが少し楽になったかもしれない。2走目の杉本&コンエアーも<減点4>に抑え、この時点でトップ関大と<減点差−2>に詰め寄る。3走目の品川&Cセリカは主将の意地でパーフェクトな走行を見せ<減点0>でゴール。 これで関大にプレッシャーが掛かったのか3走目の選手が4落下しこの結果一気に逆転し2日間合計で<減点差+8>のトップに立ち最終第4走の結果を待つことになる。関大の最終走が<減点0>の場合、同志社の最終走は<減点7以内>でゴールしないと優勝できない…手に汗を握って最終走 荒木&ミスティカルの走行を見守る。中間の水濠障害での着水で<減点4>を喫し後がなくなるが最後まで緊張を保った走行により後半の障害をすべてクリアし<減点5>でゴール。関大の最終走の結果を待たずして同志社の<団体優勝>が決まった。会場は応援団・選手の歓声の渦…!! 喜びの涙…!!
・この競技での団体優勝は1992年以来「23年振り3度目の優勝」。個人での優勝は惜しくも成らなかったが、互いのミスをカバーし一人一人が全力を出し切った真にチームワークの勝利といえよう!
関東在住を始め大阪からも多数のOBOGが集結、大応援団で選手を応援し競技を見守った。それだけに<優勝の感動!>もひとしお!!
同志社の部旗掲揚と共に、JRA馬事公苑内に<College Song>が響きわたった!!
■総監督コメント
「ここ数年、全国大会4位から6位の間でなかなかBest3以内に手が届かない状態でしたが、本田監督の指導の下に人馬の強化促進が進んだこと、歴代の主将たちのチームワークづくりが実ったことが、今回の大きな成果につながったと思います。
特に今年は春先から全国制覇を目指し計画的に練習、合宿、一般の大会への出場を進めて来ましたので部員の負担も大きかったと思います。全国大会開催中も、京都に残り競馬場にアルバイト行ってくれた部員、残りの馬たちの世話をしてくれた部員、馬付で遠征に同行した部員、それと出場した選手たち、それぞれが優勝を目標に自分の役割を果たしてくれた結果が栄冠に繋がりました。品川主将のリーダーシップでまとまった素晴らしい最高の<チーム同志社>でした。
最後に馬事公苑でセンターポールに上がった部旗を仰ぎ応援に駆けつけてくれたOB・OGの皆さんと共に歌った<カレッジソング>と<同志社チアー>は感動しました。又全国で応援頂いた皆様にも感謝申し上げます。」
■記念写真
品川皇王&Cセリカ 住岡崇&トムボーラ
荒木梨花&ミスティカル 杉本葵生&コンエアー
柳井万由子&ゾディアック 喜びの表彰式
ウィニングランの同志社チーム 本田監督の胴上げ
監督・選手・応援団・ご父兄の皆さんと集合写真