◆Universal
Design検証◆ 4/25Matias Corp,製Half Keyboard(m100用)を輸入してみました。HalfKeyboardは文字通り標準のキーボードを半分にしたようなデザイン、片手でキー入力が出来るようにハードとソフトでセッティングされたユニバーサルコンセプトに基づいた仕様となっております。しかし使い方にもそれなりにこつが必要で、完全にマスターするまでには少々時間がかかるかもしれません。購入金額は99米ドル+シッピング10米ドルの都合109米ドルです。注文から1週間ほどで送られてきました。http://halfkeyboard.com/ |
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箱を開けるとこのようなセットになっています。 イミテーションレザーですが、程々に使えそうなケースに入っていました。これにキーボードドライバーの入ったフロッピーと簡単なマニュアルがつきます。 これはPalm m100用ですが、コネクターが専用なのが悔やまれます。 他にvx用、IIIc、Visor、Dos/V、Mac用(USB)があります。これから登場するPalmシリーズはユニバーサルコネクターが標準規格になりますから使い回しも可能になってくるでしょう。 |
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一見見慣れたようなキーボードですが、半分しかないんですね、ということはひとつのキーを違うキーと認識させるための何らかの操作が必要になるわけです。例えば左半分側は通常のキーとして利用できますが、フルキーボードにある右半分のキーはシフトキーを押しながらの操作となります。スペースキーを押しながら手前側のキーを押すのがどうもしっくりこず、慣れるまでに結構大変でした。(手が震えました) キータッチは個人的には好きな部類です、ちょうどAppleのPower Bookのキーに剛性感をつけたようなフィーリングでしょうか。 |
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本体にケーブルを収めるデザイン、簡単なことのようですが金型の取りあいでのコストもかかりますし 、ちゃんと考えているという印象を受けます、なによりも無駄のないソリッドなデザインが気に入りました。 カラーも黒基調ですし長く使えそうです。Palm本体の寿命の方が短いのでしょうねぇ | |||||||||
早速「Xtra」に収納してみましたが、残念ながら全てセットした状態での収納は難しかったのですが、ベルクロで止められたミニ6穴のバインダーを取り外すと本体とキーボードの収納が出来ました。幅方向は何ともいいサイズなのです。で、コネクターの方向等使い勝手から横位置で使用できるようにFlipHackソフトを使用して画面の位置を90度左方向に変換しています。これで気分はノート型(というより手帳型?)コンピュータになりました。 「Xtra」をお持ちの方は分かると思いますが、PDAホルダーは逆向きに取り付けています。また、Hot Syncしやすいように底辺の壁をカットしています。おかげでPalmをホルダーに取り付けたままかなりのことが出来るようになり、使い勝手がずいぶんと良くなりました。 最近このキーボードを購入してから外で文字入力をする機会が増えましたが(増やしました)Palm本体はケースに固定されているのでいいのですが、キーボードの方が今ひとつ安定しないのでまた何か改造をしたらご報告をします。このキーボードをマスターすれば立ったまま文字入力も可能になります(ってそこまでしなくてもいいか) |
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総 評 アイディアとコンセプトはなかなかのものです、造りも思った通りの出来でした、しかし使い勝手を完全に限定してしまっているので、左利きの方、左手が不自由な方にとってはちょっと辛いかもしれません、それから日本文字を入力するには特殊文字が入力できないなどまだまだソフト的な開発が 必要なようです、人によって価値は様々だとは思いますが、個人的にはこのキー配列をもう少しマスターしてみようと思っています。 |
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