地救塾の生い立ち

塾長は、私、

トヨタ系企業でエンジン開発を担当していたけど、公害を売って食っていくことに疑問を感じた。
サラリーマンをやめる勇気はなかったので
「エコロジーショップ地救塾」をWEB上に開設。ささやかだけど小さなログハウスを手作り、店舗もかまえた。
環境に優しい洗剤、文具などを店頭、
通販で販売してみたが、広告や包装、物流で結局公害を売っていることに気が付いた。
結局、
何も売らない、消費しない、させないことが一番環境に優しいと思った。

でも、消費しないと経済活動が成り立たない?企業が儲からない?
給料が上がらない?生活できない?本当にそうなのか?考えた。
わかった。給料が下がっても食っていけるような社会になればよいのだ。みんなで農業に帰るか?

一方
ファミコンに興じ、無気力に受験勉強をする子供たち。信じられない少年犯罪も頻発。
そうか、彼らには目標がないんだ、経済発展を目標にしていた大人たちにはわからないかも、
でも子供たちはもう十分に豊か、
これ以上何を目標に勉強して何を手に入れるのか?
どんな大人になるのか?お手本になる大人もいない、

サラリーマンをやめた。所得を維持しようとすると公害を出してしまう。ならばいっそ所得が下がっても生きていけるように、まずは飛び出してみた。
食っていけないから、とりあえず数学塾とパソコン教室始めた。

いろんな人に出会った。みんな矛盾を感じながら生きてる。
このままでいいのか?と感じながら働いてる。
共感できる。そうなんだよね!? そうか、わかるけどね?そんな感じ。

目標のない子供たち、生活に追われ、矛盾を感じながら金を稼ぐ大人たち

誰が責任取るの?今の時代を逃げ切る大人たち。高齢の政治家たちを責めてもしょうがない。その政治家たちを選んでいるのは今の大人。今の社会の仕組みの中でとりあえず金を稼いで生活を維持している大人。

本当に子供たちに申し訳ない。無責任。
でも答えもない。わからない。

だから、地救塾。
エコロジーショップはやめて、ただの「地救塾」

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