この本では、次のように「悪い例」と「良い例」を対比して解説。

■ルール「明日」や「来週」などではなく「日時」を明記する

悪い:本日、資料を宅配便でお送りしました。
   明日の午前中にそちらに届く予定です。
   届きましたら、お手数ですがご一報ください。
           ↓
良い:本日(4日)に資料を宅配便でお送りしました。
   明日(5日)の午前中にそちらに届く予定です。
   届きましたら、お手数ですがご一報ください。

 「明日」や「来週」だけでは、日数が経つと基準となる日が変わってくるので問題が生じます。たとえば、上記の「悪い例」では、こちらが4日の夜遅くにメールを送り、相手が5日の朝に読むと、資料が届くのは6日と勘違いすることになります。

■ルール 質問は相手が答えやすいように「箇条書き」で

悪い:新製品の発売の時期はいつごろで、価格はどれくらいに
   なりますでしょうか? また、広告媒体はウェブページ
   もお考えでしょうか?
         ↓
良い:質問が3つあります。

   ●新製品の発売時期はいつごろでしょうか?
   ●新製品の価格はどれくらいでしょうか?
   ●広告媒体はウェブページもお考えでしょうか?

 メールで質問する場合は、文章中に質問があると相手は読みづらく答えにくいものです。質問は箇条書きにしましょう。相手はその行を引用して、質問を確認しながら答えていくことができます。


  そして本が生まれる!