FAYWAY クルーのための船底塗装講座

Under Construction

船底塗装講座/目次
はじめに
必要な道具・消耗品リスト
1日目の作業スケジュール
2日目の作業スケジュール
作業用の服装、装備品
水洗・貝落とし作業のポイント
塗装準備作業のポイント
塗装作業のポイント
船体磨き、その他の作業
愛艇上架時の注意点

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はじめに
  • 多くの人たちは船底塗装を自分たちでやるのは大変だと思っているでしょうが、やってみると以外に簡単ですので、FAYWAYの船底塗装法をここで紹介しておきたいと思います。

  • まず、船底塗装の時期ですが、貝や藻が活動を始める直前、すなわち水が温みはじめる頃、具体的には3月下旬から4月上旬が最適でしょう。このあたりの2日間を船底塗装の日程に割り当て、上下架設備のあるマリーナに日程の予約を入れましょう。

  • ついで、助っ人の調達です。最低3人は必要です。助っ人候補にも予約を入れておきましょう。

  • 調達物品、具体的な作業内容・スケジュール等についてはそれぞれの項目を参照してください。

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船底塗装用道具・消耗品リスト(6人用)
消耗品名必要数チェック単価購入店舗メモ
ジンク25mm x 2 850マリン用品店電蝕防止用亜鉛材    
塗料2.5Kg

村田氏
シンナー3缶

村田氏
薄め液1缶


刷毛洗い等
メガネ6個 480ダイクマ 
1本 240ダイクマ2本セット240円
刷毛1個 450ダイクマ5CM
マスク6個 300ダイクマ3個入り300円
カッパ6個 200ダイクマビニール製安物、使い捨て
水洗用手袋6足 380ダイクマ5枚入り380円
軍手6足  ダイクマ  
バット&ローラー6セット 550ダイクマ深いものがよい
マスクテープ3*18M*2本 200ダイクマ 
ビニールテープ2個 60ダイクマ
コンパウンド入り
クリーナー





ウェス




備品・工具
電動ドリル1〜2個
空きカン1個塗料分配用
ドリル用撹拌棒1個塗料を撹拌するのに必要。ハンズで入手できる
塗料穴あきふた1個塗料を撹拌するとき撹拌棒を通して蓋をするためのもの
ドリル用スポンジ1〜2個船体磨き用
レンタル用品
圧力水洗機マリーナ備え付けのものをレンタルします。
船台船形と船台の組み合わせによってはウォーターラインの塗装ができない場合があるので予約時に確かめること
水道・電気自由に使えることを確認すること。場合によっては延長ホース、延長コードを用意する必要がある。
飲食品リスト
  • ビール

  • ジュース

  • お菓子

  • 昼飯



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1日目の作業スケジュール
基本スケジュールは以下の通りです。
  • 0830:集合

  • 0900:上架

  • 0915:水洗開始

  • 1000:貝取り開始(給排水孔、スクリュー、シャフト)

  • 1015:塗装準備(テーピング、塗料撹拌)

  • 1030:第1回塗装開始

  • 1145:〜昼食〜

  • 1315:集合、第2回塗装準備

  • 1330:第2回塗装開始

  • 1500:船体磨き

  • 1630:後片付け

  • 1700:解散

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2日目の作業スケジュール
  • 1000:集合

  • 1030:最終点検、船底塗装以外のメンテナンス

  • 1100:下架開始

  • 1110:残部塗装開始(船台陰部分、キール下面)

  • 1130:下架

  • 1200:〜宴会開始〜

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作業用の服装、装備品
  • めがね、手袋、かっぱ

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水洗・貝落とし作業のポイント
  • 圧力水洗機は1cmまで近づける

  • 吸水排水孔は念入りに

  • スクリュー、スクリューシャフトはサンドペーパで磨く

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塗装準備作業のポイント
  • 塗装面のマスキング

  • 塗料の撹拌

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塗装作業のポイント
  • 最初はキール側面を塗装。塗料の濃さ、ローラの使い勝手等をチェック

  • ついで、喫水部分を念入りに

  • 艇の下面塗装時は塗料が顔等に落ちてこないように

  • 舳先、ラダー等は特に念入りに

  • 吸排水孔の中もお忘れなく

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愛艇上架時の注意点
  • 上架用ベルトを通す位置(キール前後の船体部分幅30cm)を確認しておく

  • 上架前に冷却水吸入バルブは必ずしめて(下架したあと困ることになる)

  • 船速センサ等は上架用ベルトを通す前に取り外しておく

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船体磨き、その他の作業
  • コンパウンド入りクリーナでも落ちない汚れは

  • 船体に要修理箇所を発見したら

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