ループな道♪

雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)
−埼玉県秩父市−
訪問:2001 ⁄ 08 ⁄ 14、2009 ⁄ 04 ⁄ 12
文書作成:2019 ⁄ 02 ⁄ 03


◆概要◆
国道140号上、中津川をまたぐループ。
滝沢ダムの下流に建設され、ループにて
ダムの高さ132mをクリアしている。




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■「開かずの国道」

今回登場する国道140号は、埼玉県熊谷市から秩父市を経て、山梨県富士川町へ至る道である。そのルートは「秩父往還(ちちぶおうかん)」とも呼ばれ、古くより甲斐国と武蔵国の往来に利用されてきた。

埼玉・山梨県境にて「雁坂(かりさか)峠」(2082m)を越えるが、1998年に「雁坂トンネル(全長6625m)」が開通するまでは、車で越える道がなく、徒歩での峠越えとなっていた。そのためこの道は、長い間「開かずの国道」とも呼ばれていた

そのトンネルと共に、今回紹介するループ「雷電廿六木橋」も開通した。開通から3年後にあたる2001年、筆者は現地へ向かった。


廿六木橋と
大滝大橋で構成

ループ越しに
滝沢ダムを見る

ダム上からの
ループ全景


■初訪問時はダム建設中

この日は埼玉県寄居町より、荒川をさかのぼる形で秩父方面へ国道140号を進んだ。秩父市街地を越えて更に進むと、大滝地区(2001年訪問時は大滝村)で国道は二手に分岐する。

分岐より先は各々「滝沢ダム経由」「二瀬ダム経由」で川を遡り、上流で再び合流し山梨県へ向かう。ループのあるのは「滝沢ダム経由」のルートであり、分岐を右折する。

程なく、荒川の支流である中津川の谷をまたぐ形で、大きなループが見えてくる。目的地の「雷電廿六木橋」である。ちなみに同橋は一つの橋ではなく、「廿六木橋」と「大滝大橋」の2橋で構成されている。

実は、この訪問時にはまだ滝沢ダムは建設中だった(2008年竣工)。他に周辺でループ全景撮影での適地が見当たらず、谷の対岸を走る道路まで足を延ばし全景撮影を行ったのだった。


ループ全景撮影
対岸の道路より

ループを走行
ダムも見える


■再訪と「とどろき」

改めて2009年に、飯能市から秩父市へ入り8年ぶりにこの地を再訪した。ダム完成後の初訪問となる。ダムの駐車場に車を停め、ダムの筐体上を歩き眼下のループ全景を眺める。改めて、谷間をまたぐ規模の大きさを改めて感じることができた。

前回足を延ばした対岸の道へも再訪した。撮影ポイントでは木々が成長しループの一部を隠し、改めて時間の経過を感じた。

その“対岸の道”がダム横を通過するあたりに、「二十六木トンネル」というトンネルがあった。「二十六木」も「とどろき」と読むらしい。ネット検索するとこの付近は古く「十十六騎(とどろき)」と記したという情報があり、“十と十で二十”転じて「二十六木(とどろき)」になると気付かされる。なるほど。

なお「とどろき」は、滝を流れる水の音(響き)からきているとのこと。


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