仙人大橋
〜岩手県釜石市〜
訪問日:2008年7月19日



MAP


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このループ、筆者がイメージするループと異なっていた。
ベストとするイメージは「円形=ハンドル固定による回転可」なのである。

今回紹介する『仙人大橋』は狭い谷間に「直線+ヘアピン」で構成されたものであり、最初Web上で見かけた時は、正直なところループとして紹介しようという気にならなかった。しかしその気持ちとは逆に、『仙人大橋』の独特な形に魅了されてしまった。紹介するかどうかは別として、機会があれば訪れたいと思うようになっていた。

今回、その機会が訪れたのだった。そして、ループとして紹介しようとしている。
ベストとするイメージとは相変わらず異なるが、やっぱり魅了されてしまったようだ。

『仙人大橋』は、岩手県釜石市と遠野市を結ぶ国道283号上にある。海側にある釜石と内陸にある遠野を結ぶ古くからの道は、急坂が続く険しい道だったという。そこに日鉄鉱業株式会社の協力のもと、『仙人大橋』や「仙人トンネル」(延長2500m)を含む、東北地方初の有料道路「仙人道路」が1959年9月12日に開通した(1980年に無料化)。

「仙人道路」は釜石・遠野間の交通状況を改善させたがまだ急坂や急カーブが残っており、更なる改善を目的に「仙人峠道路」(無料の自動車専用道路)が2007年3月18日に開通している。ちなみに「仙人峠道路」も通ったが、延長4492mの「新仙人トンネル」を中心とした直線主体の道路は快適そのものだ。これが無料ということから『仙人大橋』の利用車両減が想像され、実際『仙人大橋』を通行する車は数えるほどしかなかった。訪問したのが3連休の中日、それも昼間であるのに・・・だ。

さて、前置きが長くなりすぎた。

今回は遠野側から、仙人トンネル(2500m)を越えて釜石入りした。トンネル出口すぐ横に駐車帯があり、そこに車を停める。そこからは、これから向かう谷間を一望することができた。もちろん目標としている『仙人大橋』も視野の中にあり、Webで見た独特なループ形状に再び魅了されてしまったのだった。

再び車に乗り込み、いざ『仙人大橋』へ。大量の注意標識に見送られ、平均10%の坂を下る。やがて『仙人大橋』にたどり着くのだが、そのまま渡るのはもったいない。橋の手前の路側帯に車を停め、国道沿いに歩き撮影スポットを探した。「仙人峠道路」開通のおかげで交通量が少なく、道路際を歩いても危険を感じることは少ない。
(少なくなっても車は走っているので、安全には気をつけよう)

峠方向に100mほど歩くと、路肩の金網越しにループ全景を撮影できそうなスポットを発見。間近にループ全景を眺めることができた。その後車に戻り、『仙人大橋』を渡った先にあるヘアピンカーブへ。なんとそこからも、ループ全景を拝むことができた。

ループのベストイメージとは異なったものの、久しぶりに筆者の心を熱くしてくれた。そんな『仙人大橋』に感謝である。

PHOTO
峠から遠めにループ全景が拝める
峠から遠めにループ全景が拝める
峠からの下り始めは大量の標識がお出迎え
峠からの下り始めは大量の標識がお出迎え
ループ内の橋の部分を走っています
ループ内の橋の部分を走っています
金網越しにループ全景を撮影
金網越しにループ全景を撮影
カーブの先端からループ全景を撮影
カーブの先端からループ全景を撮影



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