「赤川鉄橋」の位置
■所在地:大阪府大阪市東淀川区/都島区

訪問レポート
■訪問日:2000年11月11日
鉄橋自体はいたって普通なのですが
鉄橋自体はいたって普通なのですが
今回は、大阪市にある「赤川鉄橋」を紹介します。“鉄橋”だけに「鉄道の橋」なのですが、『変わり橋』として紹介するからには、普通の鉄橋とはちょっと違うところがあるのです。

秋も深まる11月の土曜日夕方に、大阪市東淀川区にある現地に徒歩で向かいました。淀川堤防を鉄橋方面へ向かったのですが、堤防の上を結構多くの車が走っています。堤防から淀川にかかるトラス橋の赤川鉄橋が見え、鉄橋と堤防が接する部分には踏切があります。鉄橋自身は普通に見えますが、踏切から鉄橋方向を覗き込むと・・・

踏切から鉄橋へ向かって線路が伸びていますが、鉄橋の幅が複線分あるのに対し、線路は単線分しか敷かれていません。その代わり、線路の横には平行して木造の歩行者用通路が設置されていました。そうです、「赤川鉄橋」は“鉄道と歩道の併用橋”なのです。ちなみに鉄道は「城東貨物線」といい、貨物列車が通るようです。

堤防から向きを変え、今度はその歩道を歩き鉄橋を渡ります。夕方という時間帯でしたが、結構この鉄橋を利用している方も居られるようです。途中で何人かの方とすれ違いました。淀川を吹き抜ける晩秋の風を受けながら、なおも歩を進めるのでした。

すると進行方向から、明るいライトが迫ってきます。ディーゼル機関車に牽引された貨物列車がやってきたのです。速度はあまり出してないようでしたが(30〜40Km/hぐらいか?)、歩いてる横を通り過ぎていく貨車の迫力に圧倒されてしまいます。貨車の横を一緒に歩くには、ちょっとスピードあり過ぎか?自転車なら併走できそうな感じもしますが、この鉄橋では自転車は押して渡ることになっています。ご注意を。やがて貨物列車は、この鉄橋を抜けていってしまいました。

そんな城東貨物線であるが、将来は旅客鉄道線に変わる計画があるそうです。そうなると線路複線化が必要となり、この鉄橋の歩道も使用できなくなると考えられます。今回筆者が体験したような、貨物列車通過の迫力を身に感じたい方は、早いうちに訪れた方がいいかも。もっとも、旅客鉄道線になるのがいつなのか現時点では不明ですが・・・(2006年の予定らしいですが、延びているようです)
鉄道と歩道の併用橋でした
鉄道と歩道の併用橋でした
前方より、貨物列車がやってきます
前方より、貨物列車がやってきます
すごい迫力で横を通り抜けていきます
すごい迫力で横を通り抜けていきます