はじめに
日本全国をほぼ網羅して伸びる国道たち。ドライブするのにただ漫然と走っているだけでは勿体無い。
というわけでここで取り上げたのは「標高の高いところを走る国道」。
現時点でのベスト3は
    1位:渋峠(国道292号)〔長野県/群馬県〕・・・2,172m
    2位:麦草峠(国道299号)〔長野県〕・・・2,127m
    3位:金精峠(国道120号)〔群馬県/栃木県〕・・・1,840m
だという。
今回はこの中で一番“空に近い”、国道292号の渋峠を訪問したので紹介する。

「国道292号(渋峠)」の位置
■所在地:長野県山ノ内町/群馬県六合村

訪問レポート
■訪問日:2001年8月14日(長野県山ノ内町側)/2009年8月23日(群馬県草津町・六合村側)

▼ 山ノ内から渋峠へ ▼ 今回紹介する国道292号(渋峠)は、以前は峠前後が「志賀草津道路」という有料道路だった。1992年に無料開放されている。それまでは別に紹介する標高2位の麦草峠が国道標高1位だったそうで、2位降格はさぞかし残念だったであろう・・・って、誰が残念なのか?(汗)

ちなみに道ネタとは関係ないが、滋賀県に家を構える人間として「志賀草津」の“志賀”“草津”とも馴染みがある。前者は滋賀県滋賀郡志賀町(現在は大津市)で、後者は滋賀県草津市である。偶然なのか深い関係があるのか、機会があれば勉強しておきたい・・・と気持ちだけ。

本題に戻ろう。

国道292号は、群馬県長野原町と新潟県新井市(現在は妙高市)を結んでいる国道である。今回は長野県中野市から、志賀高原を経由して渋峠を目指すルートを取った。途中で「十二沢橋」というループを通過しながら、国道はどんどん高度を上げていく。そろそろ登り道に飽きてきた(笑)頃、ついに峠と峠に建つ建物が目に入ってくる。そこが今回の目的地「渋峠」である。

峠には先ほどから視線に入っていた建物(“スナップ写真館page7”でも紹介した、県境に立っているホテル)やスキー場、お土産屋さんなどがあり、もちろん駐車スペースも十分に用意されているので、車を降りての散歩やお土産購入も楽しめる。普通「標高2,172m」といえば、汗をかきかき登山で来るような高い場所だよ。それがここではマイカーで楽に来れて、汗もかかずに済む。まことに素晴らしい場所だ。そう感じつつ付近を散策すると、峠の片隅に若山牧水の歌碑「峠にて」があった。旅情を少し感じさせてくれるじゃないですか。

ちなみに、若山牧水は宮崎県出身である。同県出身の者としては
・・・・・・・・
えーっと、また話題が脱線するのでやめておこう(^_^;)

渋峠では、画像にもあるとおり国道標識と共に「標高2172m 横手山・渋峠」と書いた看板がたっている。視線を移し車のナビを見ると、地図表示に「国道最高点」の記載があった。そうなると、峠のどこかに「国道最高点」みたいな表記があるのではないかと期待するのが普通だよね。

えっ、「別に」って?
失礼しました。

表記への興味が有る無しにかかわらず、すこし歩いて探してみよう。しかし残念ながら、いくら探してもそのような表記は見つからない。唯一、前述のお土産屋さんの看板に「日本一高い峠」と書かれてるのが救いであろうか。ちょっと寂しい気がした。仕方ない。次の予定があるので車に乗り込み国道に戻った。

峠を出発し群馬側へ車を進る。普通は峠を過ぎると道は下りになるのだが、ここでは不思議なことにわずかに上り勾配が続くのだ。数百メートル行ったところに小さな駐車エリアがあり、そこを過ぎると初めて下り坂になってくる。その駐車エリアの傍らには「標高ニ一七ニ米 高原ルート最高点」と書かれた柱?が立っていた。道路の標高だけで見ると、峠ではなくこちらの方がわずかに高く、ここが真の『国道最高点』なのだろうと思うのだがどうなのだろう。

個人的には、シンプルに「峠が一番高い」がいいのだが・・・
みなさんはどう思われます?
もうひと頑張りで渋峠
もうひと頑張りで渋峠
渋峠に到着。標高2172m。ホテルもあります
渋峠に到着。標高2172m。ホテルもあります
カーナビに「国道最高点」
カーナビに「国道最高点」
やっと「一番高い峠」の表記発見
やっと「一番高い峠」の表記発見

▼ 草津・六合より渋峠へ ▼

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峠を越えた先に「最高点」!?
峠を越えた先に「最高点」!?