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「宇津ノ谷峠」の位置
■所在地:静岡県静岡市/岡部町![]() 訪問レポート
■訪問日:2004年7月24日 |
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![]() 現道が昭和と平成のトンネルに当たる |
静岡県を東西に走る国道1号、浜松から静岡方面へ車を走らせると、静岡市に入る直前に『宇津ノ谷峠』という峠をトンネルで越えます。峠の前後には「道の駅」があり、そこで車を停めて休憩することができます。今回は所用でこのルートを車で走る機会があり、この道の駅で休憩を取りました。道の駅の駐車場には、宇津ノ谷峠周辺の観光案内看板が立っていました。その案内に、道路に関する面白い情報が掲載されています。それが今回紹介しますトンネルです。「明治のトンネル」「大正(昭和初期)のトンネル」「昭和のトンネル」「平成のトンネル」が現役でこの宇津ノ谷峠に存在しているということで、さしずめ『親子孫トンネル』ということでしょうか。せっかくですので、それらトンネルを訪ねてみましょう。 道の駅の駐車場を出て、とりあえず現国道を静岡市側へ車を進めます。その時にいったん峠をトンネルで越えますが、このトンネルが「昭和のトンネル」(昭和34年完成)です。ちなみに反対側(下り側)のトンネルは「平成のトンネル」(平成10年完成)で、このトンネルが工事中の時に、管理人もここを訪れたことがあります。当時は「昭和のトンネル」を上り下りで1車線ずつ使用していました。その「昭和のトンネル」を抜けると、再び道の駅の駐車場入口が見えてきます。その入口手前に小さな交差点がありますので左折します。谷間のちょっとした集落を抜け、1〜2分ほどで少々古びたトンネルが見えてきます。それが「大正(昭和初期)のトンネル」です。 「大正(昭和初期)のトンネル」ですが、案内板によっては「大正のトンネル」と書いてあったり、「昭和初期のトンネル」と書いてあったりします。どういうことかと調べてみますと、着工が大正時代(大正15年)で完成が昭和初期(昭和5年)ということらしく、上記の表現の違いになったと思われます。まぁ、気持ち的には「平成」「昭和」と来れば「大正」となったほうが語呂が良いのかも。まぁ、細かいことは置いておきましょう。トンネルそばの、営業しているのかどうか分からないラブホテル横(出入り口の邪魔にならないよう)の路肩に車を停め、写真撮影を行います。 「大正(昭和初期)のトンネル」の写真撮影が終わり、次に向かうのは「明治のトンネル」です。ラブホテル近くの遊歩道からしばらく歩いた所にそのトンネルがあるようで、車を停めたままその遊歩道を歩きます。3分ほど歩くと目の前にちょっとした公園が見えてきて、その先に時代を感じるトンネルの口が見えます。それが「明治のトンネル」(明治9年完成)です。中は天井にガス灯風の照明が設置され、トンネルの内部をいい感じに照らし出します。ちなみに、完成した当初は有料のトンネルだったそうです。 写真撮影も終わり、もと来た遊歩道を戻ります。ちなみにこの遊歩道の途中から、未舗装の山道が分岐しています。実はこの道は昔の「東海道」だそうです。当然ながらトンネルではないのですが、もし当時トンネルがあれば「江戸のトンネル」になったのでしょうか。それはともかく、この峠は各時代の交通路の変遷を短時間で見ることができる、数少ない貴重な場所といえるでしょう。 車へ戻る途中、例のラブホテルからおっちゃんの声で「前に車を停めてるのはアンタか、邪魔や!」の怒鳴り声。あら、ホテル開いていたのね(汗)。「すんませーん」と詫びつつ、いそいそと車に戻って現地を後にするのでした。このトンネル訪問、付近に駐車場がほとんどないのが悩みかも。道の駅駐車場から頑張って歩くのが無難なのかな? |
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![]() 現道から外れ、大正(昭和初期)のトンネルへ |
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![]() 歩いて明治のトンネルへ向かいます |
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![]() 明治のトンネルの中はこんな感じ |
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![]() トンネルじゃないけど、より昔の道が・・・ |
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