天満宮と言えば「菅原道真公」、「菅原道真公」といえば「梅」となります。
よって、ここ長岡天満宮も例外ではなく『梅』なのです。
まだ寒さが取れない3月中旬にここを訪れると、赤・白の美しく愛らしい梅花を見ることができます。
いままでモノトーンの色調であった冬の季節から、鮮やかな春の季節へ移る第一報ということで、
目にも鮮やかに写ってきます。
梅の盛りが過ぎると、3月末には京都でも桜の開花宣言が出されます。
そうなると長岡天満宮にも、”春の主役たち”がやってくるのです。
春への第一報を告げてくれた梅花も、彼らにバトンタッチしていきます。
長岡天満宮の、春の花の最後を飾るのが「キリシマツツジ」です。
石段から本殿へ向かう参道の両側には、100メートルほどにわたってキリシマツツジの花の壁が
できています。真っ赤になったツツジの壁は圧巻で、市民や観光客がその「赤い壁」をバックに
写真を撮っている姿を多く見かけます(私もその一人)。
またこの風景を撮るため、朝早くから三脚を構えたカメラマンも見受けられました。
花の盛りはちょうどゴールデンウイークにあたり、
乙訓寺のボタンとあわせる形で、
たくさんの観光客が天満宮を訪れます。
初夏になると、八条ヶ池の西側にある『水生植物ゾーン』にショウブやアヤメ、
カキツバタなどの水生植物が花を咲かせます。
梅雨に入る季節の、気が滅入りそうな私たちの目を癒してくれます。
夏を通り越して、秋になると期待するのが「紅葉」。
長岡京市で紅葉の名所と言えば、間違いなく「光明寺」でしょう。
季節となれば、日ごろは見られない車の列が寺の前から続いています。
それに比べてここ長岡天満宮の周辺は、特に普通と大きく変わったことはありません。
七五三の親子連れで少し賑わっているぐらいでしょうか。
しかしこの長岡天満宮、光明寺ほどではないですが美しい紅葉が鑑賞できる所です。
紅葉の美しい季節に、天満宮を訪れてみました。
本堂の横、手水舎(てみずしゃ・ひしゃくで水をすくって手を清めるあの施設)の裏側を覗くと、
そこには一面の紅葉が広がっていました。
そこは庭園風な場所で、池と石橋と紅葉がいい感じをかもし出しています。
その池のほとりへは、本堂から階段を下ることで向かえます。
そこから見上げる紅葉もまたきれいでした。