〓柳谷楊谷寺(やなぎだにようこくじ)〓
◆位置図◆

住所:617-0855 長岡京市浄土谷堂の谷 2


柳谷(やなぎだに)には、「新西国17番札所 柳谷観音 楊谷(ようこく)寺」という寺があります。
府道“伏見柳谷高槻線”を西方向へ向かい、山間部へ入り細くなった道を2キロほど進むと
やがて少し山が開けた所に到着します。そこに楊谷寺はあります。

寺は西山浄土宗総本山光明寺の末寺であり、西暦806年(大同元年)に建てられたといいます。
京都清水寺の開祖である延鎮(えんちん)が悪夢のお告げに従いこの地を訪れた時に、
柳の木の間から十一面千手千眼観音が現れたそうです。
それに感動した延鎮が、草庵を建て観音様を祭ったのがおこりと言われているそうです。
本堂には観音像が安置されています。

西暦811年(弘仁2年)に弘法大師がこの寺を参詣された時に、岩屋から滴り降りる清水で
子ザルの目を洗う親ザルの姿を見て、これは人間にも効くのでは?と17日間の
熱心な加持祈祷を続け独鈷で清水をかき回し祈ったと言われます。
その清水が『柳谷の独鈷(おこう)水』と呼ばれ、眼病に効く霊水として毎月17日の縁日には
参拝者で賑わうそうです。〔市の観光案内板解説より抜粋〕
画像(左上)は見えにくいのですが、弘法大師像の下に大師の足型が記されており、
そこに裸足で立って祈ると、ご利益があると言われています。

本堂の裏手を少し上ると、そこには「眼力稲荷」というお堂があります。
ここから「奥の院」へ向かう道は、平成8年度に市によって整備された
『楊谷寺あじさいのみち』と呼ばれ、山の斜面にあじさいが植えられています。



弘法大師像と足型

楊谷寺は静かな山間にある


■ あじさいのみち ■
柳谷観音・楊谷寺には、市が平成9年に建設した「あじさいのみち」があります。
楊谷寺奥の院へ続く坂道の両端にあじさいが一面植えられており、
梅雨の季節になるとあじさいの花が美しく咲き誇るという所であります。
平成13年からは「あじさいまつり」と称して、イベントが開かれています。
その「あじさいまつり」の当日、梅雨の真っ盛りの7月上旬に現地へ向かいました。

あじさいは通常6月下旬から咲きますが、この年(2001年)は7月に入ってから
少雨と暑い日が続いたことから7月上旬には花もくたびれがかっていました。
しかしここ楊谷寺は山中にあるからなのか、あじさいもくたびれずに幾分もっているような感じでした。
訪問した日の天気は、この年の梅雨を象徴するような“晴れ”。
「梅雨を彩る・・・」という雰囲気ではありませんでした。

さすがに「あじさいまつり」がある日だけあり、いつもより多目の観光客の方がお見えになっていました。
あじさいのみちはもちろんのこと、楊谷寺境内にも多くの方が見えられていました。



「あじさいのみち」に、あじさいが咲きます

コスモスがきれいに咲いてます

これか“いとこ汁”


■ コスモス畑 ■
柳谷楊谷寺の近くでコスモス畑があるという話を聞き、早速現地へ向かいました。
テントにある受付で協力金を払うと、10本までコスモスが摘み取り&お持ち帰りできます。
お金を支払い、摘み取り用のはさみを借りました。

このコスモス畑は、農家の方が田んぼにお米の代わりとして植えたものだそうです。
柳谷は山間部にあたり、田んぼはいわゆる「棚田」という段々畑状になっています。
その棚田にコスモスが咲いているわけであるから、
特に下から眺めると傾斜地いっぱいのコスモスが目に飛び込んでくるのであります。

冒頭に書いたテントの中にはいすとテーブルが並んでいて、その中では
地元のお姉さまたち(としておく^^;)が『いとこ汁』を用意されてました。
『いとこ汁』は前出の「協力金」を支払った方なら、誰でも頂くことができるようです。
なかなか素朴な味で美味しかったです。



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