Fly&Lure Fishing in Chichibu

秩父のヤマメとイワナ

イブニングパラダイス 

1999年10月〜

シーズンオフの間、更新は月一回程度となります


11月30日

赤平川(田ノ頭ダム、河原沢地区)
中津川(鶉平地区)
荒川本流(落合地区)

秩父地方では雨は時々降るものの、雨量が少ないため河川は減水しています。
また、水生昆虫も活動をやめ、動かないため見つけることも難しくなってきました。

赤平川では、水量が少なく透明度が高くなっていて、田ノ頭ダム付近では、ヤマメが悠然と泳いでいる姿が確認できました。
人のプレッシャーを忘れたかのように近づいても逃げないものもいます。
河原沢地区は、夏の集中豪雨によって渕がなくなってしまったため、ヤマメやイワナの姿を見つけることができませんでした。

中津川では、滝沢ダムの工事が本格化し、ダム工事現場より下流では茶色に濁ってしまって、水生昆虫が死滅したのではないかと心配しています。

荒川本流の落合地区でも、ヤマメの姿が確認できました。
シーズン中では、あまり見れない25センチオーバーのものも何匹か泳いでいました。
また、上流の管理釣場から逃げてきたと想像される、ニジマスも相当数いるようです。

10月30日

赤平川(田ノ頭ダム、河原沢地区)
吉田川(藤倉地区)

赤平川上流部の田ノ頭ダムは8月の集中豪雨の時に土砂を放流したため、ダム湖がたいへん広くなりました。
ここでは、10月中にコカゲロウのスーパーハッチが見られました。しかしながら、土砂の放流と同時にヤマメも流れてしまったようで、ライズは見れませんでした。また、コカゲロウ以外にもたくさんの種類のカゲロウ類がハッチしていたため、来年の解禁が楽しみです。

赤平川最上流部の河原沢地区は、集中豪雨の影響で全域が平瀬のような変化のない渓相になってしまいました。
ヤマメを放流しても、着く場所がないため、下流に下ってしまうか鳥の餌食となってしまうのではないかと心配しています。

吉田川上流部の藤倉地区も河原沢地区と同様です。ここに放流されたヤマメも多くが合角ダムに下ってしまうことが懸念されます。



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