8月26日
荒川上流部(大滝村川又地区付近)
荒川上流部では、21日に来襲した台風により大増水し、週末においても、荒川本流の二瀬ダムより下流や赤平川は、濁流となっていて、フライフィッシングには厳しい状況です。
大滝村の川又地区で荒川は、入川と滝川が合流しますが、ここでは濁りがほとんど無く、また上流の入川管理釣場から流された、ヤマメやニジマス等がいるため、イブニングライズを楽しむことができます。
日中は、キャンプやバーベキューを楽しむ人が多い他、マス類の活性も低いため、あまり面白くありませんが、午後6時を過ぎると、ライズが増えてきて、ドライフライにも強く反応を見せるようになります。
ここでは、フライパターンはあまり関係なく、16〜20番程度のものを流れに逆らわずにドリフトさせることに集中することが好結果をもたらすと思います。
8月19日
荒川本流(落合地区)
神流川C&R区間(上野村役場付近)
荒川上流部、神流川とも雨が少なく、減水傾向が続いています。
荒川本流の落合地区は、減水により水温が上昇し、ヤマメの活性は著しく下がってしまっています。
ヤマメのライズが単発なのに加えて、ウグイの活性が高いため、非常に釣りにくくなっています。
水性昆虫の状況は、カゲロウ類のハッチは少ないものの、ミッジの大量ハッチによる蚊柱が立っていました。
神流川C&R区間の上野村役場付近には、小雨が混じる曇りの日に入ってみました。
曇っていても、水温の上昇によりヤマメの活性はあまり高くなく、午後6時くらいまでは、ぼつぼつとヤマメがヒットしてくるような状況でした。
午後6時を過ぎると、ヤマメのライズが増えてきて、日没直前には、状況がよくなってきました。
午後6時以前は、24番以下のCDCミッジにしか反応しなかったヤマメも日没近くでは、16番のブラウンパラシュート等にも反応をみせました。
ただ、雨の影響かドライフライより、14番のパートリッジイエロー等のウェットフライにより水面直下を狙った方がが効率が良いと思われました。
8月12日
神流川C&R区間(上野村役場付近)
今週は、曇った日が多く、気温はあまり高くありませんでした。
しかし、雨は少ないため、水量は少なめとなっています。
神流川C&R区間の上野村役場付近には、小雨混じりの曇った日に入ったため、午後5時過ぎから、ヤマメがライズがぼつぼつ始り、フライに反応を見せるようになってきました。
やはり、日没前は21番以下のエルクヘアー等小形のフライへはライズしてきますが、これより多きいと反応が極端に悪くなり、ヤマメはフライの手前で引き返したり、スレでフッキングするような状況でした。
午後7時近くなり、あたりが暗くなってくると、小形のフライはヤマメの目に止まりにくくなり、16番程度のパラシュートタイプ等が良くなってきます。
ここのヤマメのサイズは20〜25cmのものが多くなっています。
また、時々、15センチ以下の稚魚やウグイも混じるようです。
ハッチしている水性昆虫は、カゲロウ類、カディス類ともはフックサイズで20番より小さいものが多いようでした。
8月5日
神流川C&R区間(上野村役場前)
荒川本流(川又地区)
入川(強石附近)
荒川上流部、神流川上流部とも雨が少ないため、水量が減少し、あまり状況はよくありません。
神流川C&R区間の上野村役場前は日中晴れて水温が高い日に入ったため、午後7時近くまでヤマメのライズはなく、厳しい状況でした。
午後7時を過ぎライズが始りましたが、曇って日中の気温が低い日と比較すると、明らかにヤマメの反応は鈍く、ヒットしてもファイトはあまりしません。
また、魚体も大きさの割りに胴体が細く、水温上昇によりヤマメの食欲が減退していることが予想されます。
水性昆虫は、日没前後にフックサイズで20〜24番程度のカゲロウ類、20番程度のカディス類が大量にハッチしています。
荒川本流二瀬ダム上流の川又地区で、入川と滝川が合流しますが、ここも水量が少なめです。
水性昆虫のハッチがありますが、ヤマメやニジマスの魚影は見えるものの、鈍く、ライズはあまりありません。
ヤマメのサイズは10〜15センチの稚魚がほとんどで、ニジマスは20センチ前後となっています。
入川の管理釣場付近では、カゲロウ類のハッチが若干あり、日没前後には、わずかですがヤマメやニジマスがライズが時々見れます。
ここも、ヤマメは稚魚が主で、ニジマスは管理釣場から逃げ出した20センチ程度のサイズとなっています。
フライパターンは、19〜21番のカディスが比較的良く、ヒットしてくるニジマスもそこそこの引きをしてくれます。