Fly&Lure Fishing in Chichibu

秩父のヤマメとイワナ



荒川本流黒谷C&R区間(西ノ渕)付近(2002年11月9日)

イブニングパラダイス 

2002年10月〜12月


12月22日
荒川本流(皆野橋付近、西の渕付近)

秩父地方は、先週の週末天気が良かったものの、今週末は雪が降ってしまいました。
皆野橋付近では、ここのところ見れなかった、50〜60センチクラスの大型のニジマスが確認できました。
比較的流れのあるところでクルーズしていますが、水生昆虫(ミッジ)がハッチしているにも関わらずライズは全く無いため、水生昆虫系のフライでは厳しいかと思います。
なお、今週、皆野橋下の河原で死亡事故があったため、しばらくは入る気がしません。
西の渕付近の本流側では、ミッジのハッチが多数あるにも関わらず、ニジマスの姿やライズは全く見れませんでした。
分流側については、以前よりライズがある場所が広範囲になってきました。
相変わらず、ニジマスはたいへんスレていますが、時々風に流された多量のミッジが分流に着水するとき、猛烈らライズがあり、このときだけは、ニジマスのフライの見切りが悪くなりヒットしやすくなります。

12月8日
荒川本流(皆野橋付近、西の渕付近)

秩父地方は、ここのところ週末に天気が悪い週が時々あります。
荒川本流ニジマスC&R区間の皆野橋付近は、水生昆虫のハッチは日中からあるようですが、先々週まで見られた大型のニジマスは姿が見えず、また、小〜中型のものもライズしている姿は確認できませんでした。
西の渕付近の分流側は、相変わらず魚影が多く、ライズもあるものの、フライへの反応は鈍く、ドライフライには厳しい状況です。
比較的反応が良いCDCミッジの24〜28番でもヒットしてくるのは、夕方のライズが多い時間帯でも2〜3匹といったところです。
ここの本流側は、30センチクラスのニジマスが泳いでいる姿は確認できるものの、ライズは全くないため、ストリーマー等でないと厳しいと思われます。
対岸の岩に上り渕を観察してみても、コイが数匹確認できる程度でニジマスの姿は見れませんでした。

11月24日
荒川本流(別所グランド前、和銅大橋付近、皆野橋付近、西の渕付近)

3月の解禁までの期間につきましては、フライフィッシングができる場所が限られますので、2週間ごとに情報を提供したいと思います。

最近の秩父地域は気温、水温とも下がってきました。

荒川本流のニジマス区間は、秩父市影森地区の巴川橋から玉淀ダムまでとなっていて、秩父市黒谷地区の和銅大橋から皆野町の皆野橋までの間がC&R区間になっています。

巴川橋のすぐ下流の別所グランド付近の状況は、ニジマスの放流があったにもかかわらず、全くその姿は見れませんでした。これは、下流に下ってしまったのではないかと考えています。

別所グランド上流

和銅大橋付近では、ニジマスの姿は少ないながら見えるものの、水生昆虫のハッチは少なく、ライズはありませんでした。

皆野橋付近では、近くを泳ぐニジマスの姿が確認できました。しかし、ドライフライには全く反応を見せず、ストリーマー系についても、ファーストキャストには反応を見せたものの、以後は反応を示しませんでした。
水生昆虫のハッチが少ない時間帯だったため、このような状況なのかもしれません。

皆野橋

西の渕の本流側には、水底に定位する大型のニジマスの姿が確認できました。
しかし、ここの魚は、多くの人のフライを見せられているため、ドライフライ、ストリーマーともほとんど見向きもしないです。 西の渕の分流は、管理釣場のように流れを作ってあり、雰囲気はあまりよくありませんが、ニジマスがたくさん泳いでいます。
ライズは日中からありますが、ドライには厳しく、この時間帯はウエットやストリーマーが良いと思います。
夕方近くなると、ドライフライへの警戒心が薄れてきて、小さめなミッジに反応を見せるようになります。しかし、たいへんスレていますので、フックサイズは24番以下でないとヒットさせるのは厳しいようです。

11月10日
荒川本流黒谷C&R区間(西ノ渕)

11月2日から秩父漁協管轄地域のうち秩父市巴川橋から下流でのニジマスが解禁になり、秩父市黒谷地区和銅大橋〜皆野町皆野橋間にニジマスのC&R区間が設置されました。
この区間に入漁する場合、本流ニジマス券(入漁券)が必要となります。
入漁券は、皆野町のパレット(フライショップ)等の他、C&R区間内の西ノ渕に臨時の発売所で購入することもできます。

西ノ渕は、荒川本流の皆野町と秩父市の境にあります。
ここは、本流の流れを分け、管理釣り場のような形に池が作ってあり、そこに大量のニジマスが放流してあります。
ニジマスのサイズは、20〜50センチ程度で、アルビノで黄色をしたものもいます。
ここのニジマスは、日中のライズは単発でドライフライでは厳しく、ウエットやストリーマーなどの沈型のフライが良いようです。
しかし、夕方3時前後からミッジ等のハッチが始まり、ライズが増えてくるので、この時間帯にはドライフライが楽しめます。
パターンは、CDCミッジの#21〜26程度、CDCの色はクリーム〜ブラウン等で暗色系が良いようです。
本流にも、30〜40センチ程度のニジマスが定位しているのが見えますが、こちらはライズがほとんどなく、ドライフライは厳しいため、ウエットやストリーマーが必要かと思います。

なお、秩父漁協では、巴川橋より下流で数カ所ニジマスを放流しているようですが、放流していない皆野中学校付近でもヒットすることから下流に下ってしまったものも多いようです。

C&R区間等の詳しいことは、秩父漁協HP
http://www.chichibu.ne.jp/~gyokyou/
にも掲載されてます。




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