Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ


荒川本流ニジマスC&R区間・西ノ渕付近(2003.2.9)

イブニング・パラダイス 

2003年1月〜2月


2月9日
荒川本流ニジマスC&R区間(西ノ渕付近)

秩父地域は2月に入り、暖かい日がときどきあるようになってきました。
今週のニジマスC&Rの西ノ渕は、水温が雪の影響で下がったと思われることのほか、風があったので、日中のライズは少なめでした。
また、最近はニジマスがたいへんスレてきていて、ドライ系フライには厳しい状況となっています。
フライパターンは、グリズリーナット24〜26番、CDCミッジ26〜28番に反応を見せるものの、ニンフ等沈系フライの方が良いようです。
沈系フライは、ミッジピューパ20〜22番、ハーズイヤー16〜20番に良い反応を見せました。

1月26日
荒川本流ニジマスC&R区間(西ノ渕付近)

最近の秩父地域は、雪が多く降り、水温も下がってきました。
また、風が吹く日が多くなってきたため、フライをキャストしにくいことがある他、気温と水温の低下により、ティペットが脆くなってしまって切れてしまうことも多くなってきました。
荒川本流ニジマスC&R区間の西ノ渕付近のニジマスは、相変わらずミッジへのライズが多くあるものの、たいへんスレてきていて、CDCミッジへの反応が悪くなってきました。
また、ライズの場所も以前は、若干の流れがあるところに多くありましたが、最近は、緩いところの方が多いようです。
ドライフライの場合、CDCミッジよりグリフィス・ナットなどのボディハックル系でサイズは、21〜24番が若干良いようです。

1月11日
荒川本流ニジマスC&R区間(西ノ渕付近)

荒川本流ニジマスC&R区間の西ノ渕付近付近の本流のライズは日中は全く無いものの、夕刻になると数は少ないものの見れるようになります。
しかし、ニジマスが捕食しているのはミッジであると思われるため、ヒットさせるのは非常に難しく、1日粘っても1匹キャッチできるかどうかかと思います。
西ノ渕の分流では、1日を通してライズがあり、ストリーマーやウエット、ニンフだけでなく、ドライミッジにも反応してきます。
ドライミッジの場合、フックサイズは、21番より小さいものが良く、24番より大きい時は、CDCの色をグレーやオリーブなど暗色系が良いと思います。26番より小さい場合は、ニジマスは色を厳しくセレクトしないので、それをあまり気にしなくても良いのですが、バラしが大変多くなるのが難しいところです。
また、小さいフライを使うことから、ティペットは細いほど良く、渓流糸だと、0.2号より細くすると、ニジマスの反応が良くなります。
ドライミッジにヒットしてくる、ニジマスは、大きくても30センチ止まりのため、ティペットが細いことによる切れはあまり気にしなくても良いと思われます。
ただ、沈系フライを使用した場合は、大きなニジマスがヒットすることが多くなりますので、太めのティペットを使った方が良いと思います。
なお、最近は風が吹く日が多いですが、風が吹いている間は、ライズが極端に少なくなる他、ミッジだとキャストが難しくなるため、この場合は、沈系フライで大型のニジマスを狙った方が良いと思われます。




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