Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ

神流川C&R区間上野村役場付近
2003.9.6
イブニング・パラダイス

2003年9〜10月

神流川C&R区間上野村役場前ライブカメラ


10月19日

荒川本流皆野C&R予定区間(栗谷瀬橋〜親鼻橋)

今年冬季(11月1日〜2月28日予定)のマス類C&R区間は、皆野町の栗谷瀬橋から親鼻橋間の約1kmの区間となるようです。
栗谷瀬橋は、皆野中学校近くで、町営プールの脇を川へ下る車道があります。
川原の駐車場は整備済みで、本流の脇にはファミリー用と思われる分流が作ってありました。
親鼻橋は、皆野町と長瀞町の境にあり、長瀞のライン下り(船下り)の出発点の上流にあります。
ここは、船下りの駐車場が整備されていますが、釣りのために駐車しても大丈夫かどうかは不明です。

なお、冬季マス類C&R区間の詳細は、秩父漁協HP(http://www.chichibu.ne.jp/~gyokyou/)で確認してください。

栗谷瀬橋下流

親鼻橋上流

9月28日

荒川本流影森C&R区間(久那橋付近)
荒川本流(三十槌地区付近)
荒川本流(大滝温泉付近)

荒川本流は、二瀬ダムの放流と思われる増水により水量が通常の2倍近くになっていました。

影森C&R区間の久那橋付近は、以前は魚影が濃かった場所ですが、現在は、水生昆虫のハッチは若干あるものの、ライズが無いばかりか、ヤマメの姿もほとんど確認できませんでした。
また、魚影が薄くなりフライをする人が少なくなってから、餌釣りでヤマメ等をキープしてします人が見れるようになってから余計魚影が少なくなったようです。
ここは来年の放流まで、難しいのではないかと思います。

荒川本流の三十槌地区付近は、増水により堰堤まで近づけないような状況でした。
ここの瀬や渕は、水生昆虫のハッチはあまりみれませんでしたが、ストリーマーやウエット系フライのに小型のヤマメが反応を見せました。
ただ、魚影はあまり濃くはないようでした。

大滝温泉付近は、水生昆虫のハッチは見れるもののヤマメのライズは単発で、夕方の遅い時間になるまで、ヤマメはフライに反応を見せませんでした。
しかし、日没近くなると#16〜18のブラウンやグリズリーのパラシュートパターンに20〜25cm程度のヤマメがヒットするようになってきました。
ここのヤマメは、ヒレの張ったきれいな魚体のヤマメが多く、流れの中で育っているため、サイズの割にファイトが十分なものです。

影森C&R区間久那橋付近

浦山川第一堰堤


9月20日

神流川C&R区間(上野村役場付近)

神流川C&R区間の上野村役場付近は、水量も落ち着き川の状況は申し分ないもので、泳いでいるヤマメの姿も多く確認できました。
また、夕刻になると小型のカゲロウ類やカディス類も多くハッチしてきました。
ヤマメのライズもそこそこあるものの、スレているため、夕方の早い時間はフライをくわえるものの、フッキングが浅いためバレやすい状況でした。
日没直前になるとヒットしやすくなりましたが、先週と比較すると活性は若干低いようでした。

9月14日
荒川本流(大滝村落合地区付近)
神流川C&R(上野村役場付近)

荒川本流は二瀬ダムの放水がないため、水量が少なめとなっています。
大滝村落合地区付近では、カゲロウ類のハッチが先週までは全くありませんでしたが、今週になって少ないながらも見れるようになってきました。
ハッチしている水生昆虫は、ミッジ、カディス、カゲロウの順に少なくなります。
これに伴い、ヤマメのライズも夕方遅くなるにつれ多くなってきました。
しかし、ヒットしてくるヤマメは、10〜15センチ前後の稚魚が多く、20センチ以上のものは反応が悪いようです。
比較的反応の良いフライパターンは、エルクヘヤーカディス等の20番前後のもので、これより大きなサイズのドライフライは難しいようでした。
なお、大滝村大達原地区の国道140号線は、落石防止対策工事のため、これからの1週間は日中通行止めになり迂回路(村道)を通る必要があるため、渋滞が予想されますのでご注意ください。

神流川も水量が少なめで、水底まで良く見えるため、ヤマメの姿が確認しやすい状況です。
C&Rの上野村役場付近においても、少ないながらカゲロウ類のハッチが見れるようになりました。
ヤマメの捕食している水生昆虫は、日中はミッジが多く、夕方になるにつれ、カディスやカゲロウ類になっていくようです。
反応の良いフライパターンは、夕方早い時間は、エルクヘヤーカディスの20番前後で、日没近くなるとブラウンパラシュート18番前後のものに変わり、日没後のライズには特にパターンは関係なくヒットしてくるようでした。
なお、ここの渕のヤマメは、体色が青乳色ですが、瀬のものは茶色ががかっていることが多いようです。瀬の藻が茶色っぽいためなのか、婚姻色なのかははっきりしません。

上野村役場付近/瀬のヤマメ(24cm,エルク#19)
2003.9.15

9月7日

神流川C&R区間(上野村役場付近)
荒川本流(大滝村落合地区付近)

神流川C&R区間の上野村役場付近は、やっと平水位となり濁りがなってきました。
しかし、夕方になっても水生昆虫のハッチは少なく、ライズもまばらででした。
日没直前になって、カディスのハッチが若干あり、ヤマメのフライへの反応が見れるようになりましたが、神経質にフライをくわえるため、ヒットし難い状況でした。
比較的反応の良かったフライは、CDCミッジ#21〜24、エルクヘヤーカディス#21等でした。
なお、秩父市から上野村へ続く国道299号は、埼玉・群馬県境の志賀坂峠で地すべりがあり通行止めとなっているため、県道を吉田町に迂回し、土坂峠〜万場町を通るようになります。復旧には長期間かかると思われます。

荒川本流も水量が落ち着き、水が澄んできました。
大滝村落合地区付近は、水量が平水より少なめでヒットさせるには若干難しくなっています。
このような状況のため、ヤマメが泳いでいる姿は確認しやすく、台風前より数は増えているのではないかと思われるほどです。
しかし、ヒットしてくるヤマメは10〜20センチ程度と小さいものが多く、時々泳いでいる姿が見える20センチ以上のものはなかなかヒットしてきません。
比較的反応のよいフライはCDCミッジ#21〜24でした。
なお、大滝村でも土砂崩れのため、長野県川上村を結ぶ村道が中津川地区の管理釣場の5kmほど上流で通行止めとなり、中津川最上流部には入れなくなっています。

9月1日

荒川本流影森C&R区間(久那橋付近)

荒川本流影森C&R区間の久那橋付近は、平水位になり水が澄んだため、ヤマメ等魚の確認がし易くなってきました。
やはり、台風前と比較しヤマメの数は激減してしまいました。
日没直前になると単発のライズは見れますが、ヒットしてくるのは10センチ程度の稚魚ヤマメとウグイばかりでサイズの大きいものは難しい状況です。
水生昆虫のハッチはミッジを除くとほとんどありませんが、エルクヘヤーカディス#21等には反応をみせました。
また、日没後に30センチクラスの魚が川底で銀色うろこを光らせながら反転している様子が見られましたが、ヤマメなのかコイ等その他の魚なのか確認はできませんでした。



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