Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ

荒川本流栗谷瀬橋付近 2004.11.7
Evening Paradice

2004年11月〜2004年12月

神流川C&R区間上野村役場前ライブカメラ


12月5日
荒川本流(皆野町栗谷瀬橋付近、国神グランド付近、親鼻橋付近)

荒川本流は、土曜日まではほぼ平水位でしたが、日曜日早朝の大雨により濁流となり、川底の石も洗われてしまって、これからしばらくの間はミッジ等水生昆虫のハッチは低調になると思われます。
このような状況ですので、土曜日までの約2週間の状況を以下に報告します。

栗谷瀬橋付近の本流は、浅瀬が多くあまりよいポイントはありませんが、一部深くなっている場所があり、若干のニジマスが付いているようですが、ライズはほとんど無くフライでは厳しいのでルアー向きかと思います。
漁協が作った分流は、比較的多くのニジマスが放流してあり、午後3時以降を中心に単発ながらライズが見れるようになりました。
ニンフやウエットなど沈系フライの方が反応が良く、CDCミッジ等ドライ系フライは厳しい状況です。
また、日没近くになると、ウグイの活性が上がり、24番より小さいフライにヒットしてしまうので、ますますニジマスを釣るのが難しくなってしまいます。

国神グランド付近まで下ると、川原に石が多くなるほか、水深に変化が出てくるので、所々にニジマスの姿が確認できます。
ライズは、ほとんど無いためドライ系フライに出てくることはありませんが、ニンフやストリーマーに反応を見せ、時々ヒットはしますが、食いが浅くバレることが多いようです。

親鼻橋上流は、川原に岩が張り出し、ポイント的には素晴らしいのですが、どんなフライを長しても、全く反応がなく、40センチクラスのコイの魚影は見れるものの、ニジマスは確認できませんでした。

国神グランド付近(2004.11.28)

11月21日
荒川本流(皆野町栗谷瀬橋付近)

荒川本流は、例年より水量が多いものの序々に減りつつあります。
ニジマスC&R栗谷瀬橋付近の本流は、まだ釣りにくい状況ですが、分流は流れを増やす工事が行われ、水の動きが出たほか、放流したニジマスも川の流れに馴染み、面白くなりつつあります。
まだ、ルアーやウエット・ストリーマー系のフライの方が、ミッジなどのドライ系フライよりも釣り易いですが、それでも夕刻4時を過ぎるとミッジを捕食するニジマスのライズがあり、21番より小さめのCDCなどにヒットするようになってきます。
まだ、ニジマスの活性が低く、食いが浅いため、バレることが多いですが十分楽しませてくれます。
なお、フックサイズを26番よりも小さくすると、ニジマスの反応は良くなりますが、それ以上にウグイやオイカワ(現地名 ニガッパ)が猛烈に食ってきて、ニジマスどころではなくなってきます。
現在は、ミッジのハッチは、少ない状況ですが、分流の川底が安定してくれば、ハッチも増えニジマスのライズが増えてくるものと思われます。

11月7日
荒川本流(皆野町栗谷瀬橋〜親鼻橋付近)

荒川本流の皆野町栗谷瀬橋〜親鼻橋の間は、10月30日からニジマスのC&Rが始まりました。
水量は、10月中とあまり変わらず多めで、本流への立ち込みには流されないように神経を使う必要があるほか、どのポイントでも流れの速さからドライフライには厳しく、ストリーマー系やニンフ系に若干の反応を見せるようでした。
また、放流したニジマスは25センチクラスがメインのようで、年内は何度か追加放流があるようです。

栗谷瀬橋付近は、昨年と同様に瀬を分け分流とし、初心者にも簡単に入れるポイントが作られております。
ここでは、まだ、ミッジのハッチが少ないため、ライズはまばらで、ドライミッジへの反応は全くありませんでした。
#10〜14程度のニンフを沈めて、アクションをつけながらリトリープする方法を用いれば数はあまり多くないながらもニジマスがヒットしてきます。

国神グランド前付近で荒川本流は、流れが速くなり、所々にニジマスが付くポイントができています。
ここでは、魚影はあまり濃くないためニンフよりもストリーマーを広い範囲に流した方がよいようです。
流れの中に出ているニジマスは、元気が良く、強い流れの中に逃げ込まれるとランディングに苦労しますが、その分楽しませてくれます。

親鼻橋上流には、岩場があり、川の流れに変化あって、ニジマスが通常ならば付きやすいポイントに見えますが、まだ魚影が薄く、フライフィッシングには厳しいようでした。

なお、ニジマスのC&R入漁券は、皆野町内のコンビニ等の他、栗谷瀬のポイントでも現場売りするようです。



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