Evening Paradice

Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ

荒川本流栗谷瀬橋付近 2005.1.23

2005年1月〜3月

神流川C&R区間上野村役場前ライブカメラ


3月27日
神流川C&R区間(上野村役場前)
荒川本流ニジマスC&R区間(栗谷瀬橋付近)

秩父地方は、3月下旬になり気温、水温とも序々に上がってきています。

神流川C&R区間の上野村役場前付近では、水温の上昇に伴い、ミッジ等水生昆虫のハッチする時間帯が遅くなってきていて、ヤマメのライズが盛んになるのは、午後5時〜6時の間となってきました。
午後4時くらいまでは、ライズが少ないだけでなく、ドライフライへの反応は悪く、CDCドライミッジの場合でも、アクションをかけて、水面直下に沈めた方が反応がよく、またヒットしやすいようです。
浮かしたままだと、ヒットした場合でも食いが浅くバレることも多くなってきます。
午後5時を過ぎると状況は一変し、ドライフライへの反応が良くなり、また深く食い込むようになるため、バレにくくなります。
ただし、午後6時を過ぎて暗くなってくると同時にヤマメのライズも無くなります。

荒川本流のニジマスC&R区間は、今月初めにヤマメの放流があり、比較的流れがあるところにヤマメとニジマスが混ざってついています。
ここでも、ライズは、午後4時くらいまでは低調で、本格的にヒットしだすのは、5時から6時の1時間ほどです。
特に5時前は、オイカワの活性が非常に高いため、CDCミッジ等小型フライを使用した場合は、これの連続ヒットに悩まされます。
午後5時を過ぎるとオイカワの活性が下がるとともに、ニジマス、ヤマメの活性が上がってきます。
やはり比較的ヒットしやすいのはニジマスで、希にヤマメが混じる程度です。
なお、ここのC&Rは、期間が4月30日までです。

3月20日
中津川(中津川地区)
荒川本流(大滝温泉付近)
神流川C&R区間(上野村役場付近)

中津川は滝沢ダムの工事により、大滑地区から下流の大滝小学校までの間が立ち入り禁止となっています。
上流部の中津川地区には管理釣場がありますが、下流に堰堤がありヤマメ等のポイントになっています。
ここでは、通常、上流に放流されたヤマメやイワナが落ちてきていて、他のポイントで魚が見えない時でも、比較的魚影が濃いところです。
しかし、現在はヤマメの魚影も少なく、ミッジのハッチはあるものの、ライズは全くありませんでした。
また、ニンフやウエットフライにも反応はありませんでした。

荒川本流の大滝温泉付近は、毎年放流量が多い他、居着のヤマメも混じる場所です。
今年は、ここへの放流は、あまり多くなく、ヤマメの魚影は確認できませんでした。
上流にある小さなダムの塗装工事を行っている影響でヤマメがつかないのかもしれません。

神流川C&R区間の上野村役場付近は、解禁から3週間ほど経過し、ヤマメがスレはじめ、若干難しくなってきました。
日中では、人があまり狙わないようなポイントをCDCミッジを若干沈ませ、水面直下をアクションつける方法で時々ヒットはしてきますが、食いが浅くバレることが多いようです。
しかし、夕方5時を過ぎるとミッジのハッチが多くなりライズが頻発するようになります。
ヤマメは、比較的流れが緩い場所での反応が良く、早い場所では難しいようです。

3月13日
入川(川俣地区滝川出合)
中津川(鶉平地区)
神流川C&R区間(上野村役場前)

今週の秩父地方、群馬県田野地方は、週の半ば気温も上昇し暖かい日もありましたが、週末は風が強く寒い日になってしましました。

荒川本流の上流部の入川・滝川出合付近は、大きな堰堤がありヤマメやイワナの絶好のポイントとなっています。
現在の滝川は、いつもより水量が多くコンディションは良さそうに見えますが、ミッジのハッチはあるものの、ライズは全くなく、ストリーマーやウエットを流しても、魚が追う様子はありませんでした。
また、ヤマメやイワナばかりでなく、上流の入川管理釣場から落ちて来ているはずのニジマスの陰もみれませんでした。
ここのポイントは、水温が上がってくるか、大水がでるかしないと厳しいのではないかと予想しています。

中津川の鶉平地区は、滝沢ダムの直下のため、大滝小学校から上流は立入禁止となっています。
ここでは、ダム工事の影響で薄い濁りが入っていました。
大滝小学校付近は、川に細かい土が堆積していて、ヤマメの姿は見れませんでしたが、滝沢ダム工事事務所から下流では、今年放流したヤマメが大型のウエットフライに反応してきました。
ここのヤマメのサイズは20センチ前後が多いようです。また放流魚特有のヒレの傷が多いなど、魚体は余りきれいではありません。

神流川C&R区間の上野村役場前に入った日は、北西の季節風が強く寒い上に釣りにくい状況でした。
風の影響で、ハッチしているミッジは少なく、ヤマメも水底に張りついていて、水面には全く興味を示さないため、ドライミッジへの反応はいまひとつで、希にフライをくわえても浅くフッキングするのみですのでバレやすい状況でした。
ただ、ウエットやストリーマーについては、10番程度のものを中心に反応はよく、魚影が濃い場所で水底近くまで沈めアクションをかけてやると簡単にヒットしてきました。
ただし、相手はヤマメですので、2〜3回のキャストはには鋭く反応を示しますが、それ以降は極端に無関心になるのはいうまでもありません。

3月6日
荒川本流(大滝温泉付近、大滝中学校付近、三十槌地区)
神流川C&R区間(上野村役場付近)

秩父漁協、上野村漁協管内の渓流は3月1日に解禁となりましたが、雪の降る日が多く水温は大変低いほか、水量が大変少ない状況です。

荒川本流の大滝温泉〜三十槌地区周辺には、雪の降る日に入渓しました。
例年だと、この地域は、荒川本流の内でも魚影が濃く、サイズの大きい物もいる場所ですが、今年は、フライにあたりが無いばかりか、泳ぐヤマメ等の姿も全く見れませんでした。
これは、基本的には水温や水量の影響かと思いますが、カワウが飛んでいたのが気になりました。

神流川C&R区間の上野村役場前は、水量が少ない他、砂利等で淵が埋まってしまったポイントが多く、渓相が悪くなってしまっています。
しかし、放流しているヤマメの数は多く、日中から夕方にかけて、ミッジのハッチがあることから、ヤマメのライズも多く、ドライフライで十分楽しむことができます。
比較的反応の良いフライは、CDCドライミッジ24〜26番ですが、フッキングし難いため、ヤマメの反応は悪くなりますが、21番の方が結果的には多くヒットさせることができると思います。
今年のここのヤマメは、20センチ前後のものが多く、まだ放流したてであるため、腹びれが傷ついて白くなっているものも見受けられます。

荒川本流大滝村診療所前(落合地区)

神流川上野村役場前

神流川のヤマメ(20cm CDCミッジ21番)

2月6日
荒川本流(皆野町栗谷瀬橋付近)

秩父地方は1月になり風が強く寒い日が多くなりました。また荒川本流は、降水量が少ないため水量も減ってきています。
ニジマスC&Rの栗谷瀬橋付近の本流は、全くライズが見られない状況です。
漁協で釣り易く川原を作った副流は、朝夕の寒い時間帯よりも日中の方がライズが多くなってきました。
風のある日は、ドライフライの場合、26番よりも小さくないと厳しいですが、風により若干水面が荒れているときは、21〜24番のCDC等にもニジマスがヒットしてきます。
水温の低下とともに活性は低く、口の皮1枚でヒットしてきたりバレてしまうことも多くなってきました。
また、ミッジは、ウグイやオイカワもよく捕食するため、こちらの方がニジマスよりも多くヒットしてきてしまいます。
なお、水温が低い状況ですので、ドライフライよりもニンフの方が釣り易く、バレもすくないことは言うまでもありません。

1月2日
荒川本流(皆野町栗谷瀬橋付近)

秩父地方は12月末の降雪により荒川本流は川原一面に雪が積もり、水面も流れが少ない場所は凍結しています。
また、水量も大幅に減り、水温低下と併せニジマスの活性は下がっています。
ニジマスを多く放流している栗谷瀬橋下流の副流は、ミッジのハッチはありますが、ライズは少なく、CDC等のドライミッジには厳しい状況で、全般的には沈系フライの方が反応がよく、午後3時頃を中心にミッジピューパ18〜22番等を水面直下に流した場合時々ヒットしてきます。
本流側は、ライズはほとんど無く、ダブルハンド等大掛りなタックルでフライをキャストしている人たちも多くみられますが、ヒットしている様子はほとんどありませんでした。
なお、全般的には、フライよりルアーに多くヒットしているようでした。




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