Evening Paradice
Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ

2009年3月〜

荒川本流 川又地区のイワナ (24cm エルクヘヤーカディス17番)


神流川C&R区間
上野村役場前ライブカメラ

荒川上流部の雨量・水位

12月21日〜1日31日
荒川本流(皆野町ニジマスCR区間)

荒川本流ニジマスCR区間は1月になり水量が少なくなってきました。
水温が低くなってきたため、立ち込んでダブルハンドをキャストする人も少なくなり、ライトタックルでミッジ等ドライフライがし易い状況です。

荒川本流ニジマスCR(駐車場対岸から)

荒川本流ニジマスCR(駐車場前人工引き込み)

秩父漁協では、12月末にニジマスとヤマメを放流したため、風の無い日は駐車場の対岸付近で日中からハッチしている極小ミッジに盛んにライズしています。
日中に風がある日でも、日没直前には風が止む日が多く、この時間帯はライズが始まります。
しかし、栗谷瀬橋のやや上流で工事をしている日は濁りが入り、濁りの無いポイントのみのライズになります。
ヤマメは20〜25cm程度、ニジマスは50cmクラスの大物もいますが、ドライミッジの場合、ヒットしてくるのは30cm以下のサイズばかりですので、ロッドは3番程度のライトタックルが面白いです。
ここのところニジマスはミッジを口先で摘むように捕食するため、太いロッドだとバレてしまうことが多くなってしまいます。
なお、ドライミッジのサイズは24番より小さいか、21番程度でもCDCを薄く少なめにしないとなかなかヒットしません。
ボディの色はあまり関係ないようですが、CDCは、ダンやダークオリーブなど暗めの色に反応が良いようです。

荒川本流ニジマスCR(ライズのあるポイント)

荒川本流ニジマスCR(ニジマス24cm CDC21番)


12月5日〜20日
荒川本流(皆野町ニジマスCR区間)

12月になりのニジマスCR区間は人が若干少なくなりました。
釣りをする人の大部分は、ダブルハンドの大掛かりなタックルを使用したストリーマのフライマンかルアーマンです。
日中はニジマスのライズがほとんど無いためドライフライでは難しいですが、
風の弱い日は、夕方4時頃に本流の瀬の沈石まわりなど流れに変化がある場所でライズがあり、CDCミッジ21番などにヒットがありました。
ライズがある付近では40cmオーバーの魚体も見えますが、ドライフライにヒットしてくるのは、25cm前後のため3〜5番のロッドでないとランディングが面白くありません。
ただ、風がある日が多いため、軽い番手のラインはキャストし難くなるので、風上にポジションをとることが大事になってきます。
ニジマスはライズを始めると人の気配に鈍感になるため、ライズしている場所から15mほど離れていれば大丈夫なためロングキャストはあまり必要ではありません。

荒川本流ニジマスCR(駐車場対岸から)

荒川本流ニジマスCR(区間最下流部)


駐車場前の人工的な副流では、本流と比較してライズの数が多く時間も長いですが、ニジマスがスレていて本流と比較するとドライフライへの反応は若干落ちる気がします。
しかし、10mもキャストすれば十分なほか水の中に入らなくても大丈夫なためウエーダーが不要で気楽に釣りが楽しめます。

11月29日
荒川本流(皆野町ニジマスCR区間)

荒川本流ニジマスCR区間では、先週と比較して気温がかなり低くなってきて、水生昆虫類のハッチが少なくなり、ライズがほとんど無くなってしまったため、ドライフライへの反応は無くなってしまいました。
ストリーマへのヒットはありますが、魚影がもっとも濃い駐車場対岸付近は、ニジマスのヒットするポイントまでの距離があるため、ロングキャストが必要になります。
また、40cmを超えるニジマスも先週より反応が悪くなり、ヒットしてくるもののサイズは25cm前後のものばかりでした。

荒川本流ニジマスCR(下流から栗谷瀬橋方向)

荒川本流ニジマスCR(駐車場から対岸方向)

11月23日
荒川本流(皆野町ニジマスCR区間)

秩父漁協では4年ぶりに荒川本流ニジマスCR区間を皆野町の栗谷瀬橋(くりやぜばし)付近に設定しました。
設定区間は、栗谷瀬橋から下流約500mの区間で下流側にはロープが張ってあります。
ポイントへは皆野中学校西側の温水プールわきから車で行け、下りた駐車場には入漁券売場があります。
ただ、売場を管理している「フライショップ パレット」のオーナーは、川に入ってダブルハンドのロッドでキャストしていることが多いので、ここからショップに電話すると川から上がって来てくれます。
入漁券の価格は、シーズン券4000円(入漁券3000円、河川管理費1000円)、日釣券1300円(入漁券1200円、河川管理費100円)となっています。
詳しくは、秩父漁協ブログをご確認ください。
http://gk-chichibu.blog.so-net.ne.jp/

荒川本流ニジマスCR(栗谷瀬橋から下流方向)

荒川本流ニジマスCRのニジマス(43cm)

ポイントの状況ですが、ここのところの雨の影響で水位は多めですが濁りは全くありませんでした。
ニジマスは、駐車場の対岸が魚影が濃いですが、下流のロープのところまで点々といるようです。
サイズは20〜50cm位で、日中はストリーマ以外への反応はあまり良くありませんでしたが、午後4時を過ぎてから、ミッジや少ないながらカゲロウ類のハッチがあり、瀬でライズが始まり、CDCドライミッジへのヒットもありました。

9月13日
荒川本流(大滝三十槌地区付近、落合地区付近)
神流川(ヴィラせせらぎ付近、上野村役場付近)


荒川本流は、ここ何週間か水量が少ない状況が続いています。
夕方早い時間帯は、ミッジと思われるかなり小さい水生昆虫のハッチのみでライズしている魚もウグイと稚魚ヤマメばかりでした。
しかし、日没前になると瀬や渕の流れ込みに20cm前後の小ぶりなヤマメが出てきて、CDCカディスやエルクヘヤーに時々ヒットしてきました。
20番以下のCDCカディスはヤマメの反応が良いもののウグイや稚魚ヤマメのヒットが多くなり、17番程度のエルクではウグイのヒットは少なくなりますが、ヤマメの反応はあまり良くなくなりました。

荒川本流大滝温泉前

大滝温泉前のヤマメ(21cm エルク19番)


神流川のヴィラせせらぎ付近は水量が少なくあまり良いポイントはありませんが、瀬に20cm強のヤマメの姿が所々にみれました。
単発ながらカディスを捕食する派手なライズはありましたが、フライへの反応はあまり良くありませんでした。
浅瀬でヒットはありましたが活性はあまり高くない様子でした。
荒川本流と同様、9月になってヤマメの体は赤みを帯び黒褐色の婚姻色が強くなってきています。
上野村役場付近では、午後5時頃からエルクヘヤーに25cm以上の大型ヤマメが反応を見せるようになりました。
ヒットしてくるポイントが急な流れの中のタルミ部分の場合が多く、バレてしまうことも多々ありました。
ハッチしている水生昆虫がガガンボ類が主であるため、日没近くなるとライズがあってもエルクには反応は悪くなりました。

神流川ヴィラせせらぎ前

神流川ヴィラせせらぎ前のヤマメ(22cm エルク17番)


9月6日
荒川本流(大滝三十槌地区付近、落合地区付近)


荒川本流は、8月末から二瀬ダムの放水が少なくなったため減水気味になっています。
三十槌地区は、本流と中津川が合流する落合地区の約500m上流で、対岸に渡る橋周辺から上流の堰堤までがヤマメのポイントになります。
橋の周辺では、稚魚ヤマメのライズがありエルクヘヤーに反応がありましたが、成魚は見れませんでした。
堰堤では、流れの中にヤマメの姿は見れず、流れが無く落葉やゴミが溜まった深場に浮いてくる20cm強のヤマメの姿が見れましたが、エルクやミッジには反応しませんでした。

荒川本流三十槌堰堤

荒川本流大滝温泉前


落合地区では、夕方早い時間帯はウグイや稚魚ヤマメのライズだけでしたが、日没に近くなると瀬で単発ながら成魚ヤマメのライズが見れるようになりました。
日没前は、エルク等ドライフライに反応するもののヒットはありませんでしたが、午後6時頃にはフライを捕食するようになりました。
ただ、あまり大物は姿を見せずヒットしてくるのは20cm以下のものばかりでした。


8月30日
神流川上野村役場付近

神流川の上野村役場付近では、水量がかなり減っているほか、先週に引続きアユの友釣師が多く入っているため、ヤマメの活性は低い状況です。
ハッチしている水生昆虫はガガンボが多いため、益々フライでの釣りが難しくなっています。
日没直前には単発のライズが見れ、エルクヘヤー等のドライフライに反応を見せますが、ヒットしてくるのは稚魚ヤマメとウグイばかりです。
水底には30cmクラスのヤマメが泳いでいるポイントもありますが、反応は余り良くなく、以前はフライをアワセ損なっても時間がたてば再度反応を見せましたが、現在はそれもありません。

神流川上野村グランド付近

神流川上野村役場付近


8月23日
荒川本流落合地区付近
神流川上野村役場付近、新羽地区付近


荒川本流は、二瀬ダムの放水は続いているののの、滝沢ダムの放水量は少なく中津川の水位が低下しているため落合地区から下流の荒川本流は減水しています。
落合地区周辺では、日没前後でも水生昆虫のハッチはあまり多くなく、ライズしているのはウグイとヤマメの稚魚ばかりでした。
エルクヘヤー等ドライフライには、これら小物の反応ばかりで、20cmを超えるサイズのものは、試釣のためにフライタックルに使用した極小ルアー(0.5g)のみでした。
7月以降荒川本流域では、ヤマメの数はかなり少なくなっていて、餌釣でも釣果は芳しくないようです。

大滝温泉付近

大滝落合地区のヤマメ


神流川の上野村役場付近では、旧盆以降、アユの友釣師が多くなってきました。
友釣りの場合、ヤマメのポイントに立ち込む場合が多くなるため、ヤマメが神経質になりフライへの反応は日没前後でもあまり良くはありません。
また、旧盆前と比較してヤマメの数そのものが減ってきているためフライでの釣りが難しくなってきています。
水生昆虫についても、川底の石にはカディスのラーバが沢山付いていますが、これのハッチも少ないようです。

神流川新羽地区付近

神流川上野村役場付近

上野村役場から約1km下流の新羽地区は、春にヤマメの釣り大会が開催され、夏前まではその魚が残っていましたが、現在はウグイ、アユ以外の魚影は見れなくなりました。
ライズは、ウグイのみでドライフライやストリーマなどでのヤマメの反応は全くありませんでした。

8月16日
中津川(落合地区付近)
神流川(上野村役場付近)

荒川本流と落合地区で合流する中津川を10kmほど遡り、滝沢ダムのダム湖を過ぎたところで中津川は大滑沢と出合います。
滝沢ダムの水位が高いときはこの近くまでダム湖になりますが、今は水位は低く国道140号から中津川に入る丁字路あたりでダム湖は終わっていました。
大滑沢から下流の錦渕付近までは以前は良渓でしたが、現在はダム関連工事で平瀬になった場所が多くなってしまいました。
このような中でも瀬の石周りなどでは、ヤマメやイワナの稚魚が所々でドライフライに反応があることから今後の楽しみになっています。

中津川大滑沢出合付近

中津川錦渕付近

神流川の上野村付近は先週と比較し10cmほど水位が下がり、以前のポイントにヤマメが戻ってきていました。
午後6時前は反応があまりよくはありませんでしたが、6時30分を過ぎると流れに巻かれて沈んだドライフライにもヒットするようになりました。
水位は下がったものの流れは強く、下流に走った大ヤマメの引きはランディングをたいへん楽しませてくれます。

神流川上野村役場付近

神流川上野村グランド付近


8月9日
荒川本流(落合地区付近)
神流川(上野村役場付近)

荒川本流は二瀬ダムの放水が続いていて、落合地区より上流は水量が多めですが、中津川の滝沢ダムの放水量が少ないため、下流の区域の大滝温泉の水量は平水よりも若干少なめでした。
水生昆虫は、水底の石に小型のカゲロウ類やカディス類の幼虫が見れますがハッチは見れず、ヤマメのライズも日没時のみ単発でした。
ライズのポイントは渕の開きの比較的浅い場所で、エルクヘヤーカディス19番等に反応があり、サイズは15〜22cm程度でした。

荒川本流(大滝温泉付近)

荒川本流(大滝温泉付近)

神流川の上野村付近は、雨が続いたため水量が多めで、ヤマメのポイントは大きく変わっていました。
水生昆虫のハッチやヤマメのライズは無く、日没前後のみドライフライに反応がありました。
30cmクラスのものの反応は悪く、ヒットしてくるのは10〜15cm程度のヤマメとウグイばかりでした。

神流川上野村役場付近

神流川上野村グランド付近


8月2日
荒川本流(大滝落合地区)
神流川(蛇木滝付近、上野村役場付近)

荒川本流の落合地区付近は、滝沢ダムの放水が減ったため水量が少ない状況でした。
水生昆虫類のハッチはなく、ドライフライに反応があるのはウグイばかりでした。
ストリーマや極小ルアーをキャストするとヤマメの反応やアタリはありましたが活性はあまり高くないようでした。

荒川本流(落合地区の渕)

荒川本流(大滝温泉付近)

神流川の上野村役場付近は、当日午後に降ったにわか雨の影響で、濁りは無いものの大幅に増水していました。
前週までは、瀬よりも渕の流れ込みやヒラキでのヒットが多かったヤマメは夕方早い時間帯から瀬でヒットしてきました。
流れの強いなか2〜3番のライトタックルを使った大型ヤマメの釣りはかなり面白いものでしが、ここのヤマメは利根川水系吾妻川系のものと思われます。
魚体は茶色っぽく、秩父の尺ヤマメのように荒瀬をガンガン上るような勢いは残念ながらありません。
また、この辺りでは、トリプルフックを使うルアーマンがいるようでで口に大きな傷がある魚体も見受けられたことも気になりました。


7月25日
荒川本流・入川(大滝川又地区)
神流川(蛇木滝付近、上野村役場付近)


荒川本流の上流部川又地区付近では、取水堰堤での大量流水によりここより下流は水量が少なく、ヤマメやイワナの魚影は全くみれませんでした。
堰堤上流の滝川は、ほぼ平水でしたが水生昆虫のハッチはなく、ドライフライへの反応は全くありませんでした。
しかし、0.5gの極小ルアーには、イワナらしい「ノソッ」としたアタリがありましたので、魚が全くいなくはないと思われます。
入川は、滝川合流点の約300m上流の発電所までの間は、そこそこの水量がありました。
ドライフライにヤマメの稚魚のアタリはありましたが、成魚の姿は見れませんでした。
なお、この辺りは、シカかイノシシと思われる2本爪の足跡が砂地の所々に散見されました。

神流川(蛇木滝付近)

神流川(上野村役場付近)

神流川の蛇木滝付近は水量は少なめで、夕方早い時間帯に入りましたが、水生昆虫類のハッチはなく、稀に見れるライズはウグイのものでヤマメは見られませんでした。
この時間帯は、鮎の友釣師が多く川に入っているためヤマメは警戒して出てこないもかもしれません。
上野村役場付近も多くの鮎の友釣師が夕方まで右往左往しているほか、潜ってヤスで突いている観光客も見受けられ、日没直前までヤマメの活性が低い状況でした。
しかし、午後7時近くなると急に活性が高くなり、日没までの約10分間で25〜30cmのものが数匹エルクヘヤーにヒットしてきました。
漁協関係者に確認したところ3週間ほど前に、30cmクラスを含む大型のヤマメをCR区間に放流したとのことでした。

上野村役場付近のヤマメ(30cm エルク17番)

上野村役場付近水中に群生するカディス・ラーバ



7月19日
荒川本流(大滝三十槌地区〜落合地区)


荒川本流の大滝三十槌地区や落合付近は、二瀬ダムの放水量が先週より増えさらに増水していました。
先週と同様に夕方になっても水生昆虫のハッチはほとんどなく、ドライフライへの反応は全くなく、試しにキャストしたストリーマに反応しているのも稚魚ヤマメだけでした。

荒川本流(三十槌地区の渕)

荒川本流(落合地区)

落合地区の下流では堰堤で取水されているためほぼ平水でしたが、水生昆虫のハッチはここでもほとんどなくドライフライにヒットしてきたのは、稚魚ヤマメとウグイのみでストリーマには20cm強のものがヒットしましたがあまり魚影は濃くないようでした。


7月12日
神流川(上野村役場付近)
荒川本流(大滝三十槌地区〜落合地区)


神流川は水量が平水に戻り、瀬や渕尻に25cm超のヤマメの姿が見れるようになってきました。
上野村役場付近では、水生昆虫のハッチが少ないため、ライズはあまりありませんでしたが、午後5時過ぎはヤマメの活性が高くなるため、17から19番のドライフライであればパターンに関係なくヒットしてくるようでした。
ヤマメは、30cmに近く体高のあるものもでますが、大きさの割りに引きがあまり引きが強くないのは水温が高めなことが影響していると思います。

神流川のヤマメ(25cm エルク17番)

神流川のヤマメ(29cm エルク17番)

荒川本流の大滝三十槌地区付近は、二瀬ダムの放水により大幅に増水していました。
夕方になっても水生昆虫のハッチはほとんどなく、ドライフライをキャストしても反応を見せるのは10cm程度の稚魚ばかりでした。
三十槌地区のやや下流の落合地区も水生昆虫のハッチはなく、ライズしているのは稚魚ヤマメかウグイばかりでドライフライは厳しいようでした。
渕でストリーマを引いた時に何度か当たりはありましたがあまり活性は高くないようでした。

荒川本流(落合地区)

荒川本流(三十槌地区)

6月28日

神流川(上野村役場付近)
荒川本流(大滝落合地区)

神流川は梅雨の影響で増水していましたが濁りはありませんでした。
活性の高いヤマメは瀬に出ていて、水生昆虫のハッチは少ないものの夕方には単発のライズがあり、瀬脇等流れの変化がある場所でエルクヘヤーを盛んに反応してきました。
ただ、瀬のヤマメはほとんどが25cm以下でこれより大きいサイズのものはほとんどが渕にいて活性もあまり高くなく、どんなフライを使用しても反応はあまり良くはありませんでした。

神流川(上野村役場付近)

神流川のヤマメ(22cm エルク17番)

荒川本流も水量は多めで濁りはありませんでした。
大滝落合地区付近は5月頃と比較して、ヤマメの数も減り、活性もあまり高くありませんでした。
稀に渕の流れ込みや開きで小ぶりのヤマメがエルクヘヤー19番にヒットしてきましたがあまり面白くはありませんでした。

荒川本流(大滝温泉付近)

荒川本流(大滝温泉付近の渕)


6月21日
荒川本流(大滝川又地区付近)

荒川本流は入川と滝川が合流する川又地区付近からイワナが混じるようになってきます。
入川と滝川合流点の取水堰堤から上流は、滝川谷は健脚ならばかなり上流まで辿ることができ餌釣師が釣り残した20cmクラスのイワナが時々でることがありますが、稀に熊の足跡等がありますので注意が必要です。
また、入川谷は上流約1kmのところで管理釣場になりますが、ここはヤマメ、イワナのほかに管理釣場から逃げたニジマスが混じります。
堰堤下流は、堰堤の取水により水量が少ないことが多く、釣りができるような状態のことはあまり多くはありません。
ここは、約500m下流に直径10mもあるような転石が積み重なった滝になり下流へは下れなくなりますが、今回はここのところ雨により水量が多めでした。
ただ、最近秩父地方では野生イノシシの毛が抜ける病気が流行していて、川辺にイノシシの死骸を見かけたほか、所々で腐敗臭が感じられました。
川又地区周辺では、水生昆虫の飛ぶ姿はまばらで、魚のライズはほとんどありませんでした。
しかし、荒瀬などの泡立ちの脇などを丁寧にフライを流すとイワナが出ることがありました。
また、流れの緩い瀬には、10cm程度の稚魚ヤマメや上流の管理釣場から落ちてきたと思われるニジマスのヒットもありました。

荒川本流(川又地区付近)

荒川本流(川又地区下流転石の滝)

6月14日
荒川本流(大滝三十槌地区付近、落合地区付近、強石地区付近)
浦山川(山掴地区付近、荒川本流出合付近)

荒川本流の大滝落合地区付近では、先週よりもさらに水量が減ってきました。
しかし、日没全戸の30分間ほどは単発ながらウグイに混じってヤマメのライズが散見されました。
ここでライズしているのは20cm前後のものが主で、飛んでいるカゲロウ類よりも小さめのフライへの反応が良いようでした。
余談ですが、秩父のヤマメは最近20番前後のエルクヘヤーカディスへの反応が圧倒的に良い訳けですが、このエルクヘヤーカディスに巻くブリーチドエルクヘヤーの質の良いものを販売する店が無くなってきました。
通常販売されているイヤーリングエルクの半分ほどの細さで柔らかめのエルク(腹に近い部分)が良く、
これでないとヤマメのフッキングは極めて悪くなります。
イヤーリングエルクを少なめに巻く方法もありますが、この場合、流れが複雑な瀬で使用すると浮き難くなののが難点です。

荒川本流(落合地区付近)

荒川本流(落合地区取水堰堤ダム湖付近)

神流川の上野村役場付近のヤマメは、以前と比較して広範囲の瀬や渕に散り、このヤマメは比較的ヒットしやすい反面、放流場所付近に居ついてしまったものは、多くの人のフライのプレッシャがかかっていて、未だにミッジピューパ等でないとフッキング難い状況でした。
1ヶ月ほど前と同様にガガンボ類のハッチがあることからこのような状況なのかもしれません。
これらの異なり、放流場所から200〜300mほどはなれたポイントでは、ヤマメの数は少ないものの、ライズが無い場所でも小型のエルクヘヤーやブラウンパラシュートにヒットしてきました。
これらのヤマメは20cmを超えるものが多く、かなりファイトしますので、3番以下のライトタックルで釣ると面白さが倍増します。

神流川(上野村役場付近)

神流川のヤマメ (21cm エルク17番)

6月7日
荒川本流(大滝三十槌地区付近、落合地区付近、強石地区付近)
浦山川(山掴地区付近、荒川本流出合付近)

荒川本流の大滝三十槌地区付近では水量が減ってきましたが、夕方6時過ぎから大型のカゲロウ類がハッチがあり渕や瀬でヤマメのライズがありました。
エルクヘヤーカディス17番やブラウンパラシュート15番等のドライフライに反応が度々あり、15〜23cmくらいまでのヤマメのヒットがありました。
エルクヘヤーは、反応は良いもののフッキングすることが少なく、ブラウンパラシュートは反応が悪いですが、ヒットしてくる確率はやや良い状況でした。
また、ここではヤマメの稚魚も見れましたので、生き残れば来年以降の楽しみにもなります。

荒川本流(三十槌地区付近)

三十槌地区付近のカゲロウ

落合地区では、カゲロウ類の飛ぶ姿はみれましたが、ヤマメのライスや反応は全く見れませんでした。
魚が下流の取水堰のダム湖や上流に散ったためと思われます。

強石地区では、発電所の放水があり水量が多めでしたが、ここでは、入った時間帯がイブニングには若干早めであったため水生昆虫の飛ぶ姿は見られず、ドライフライだけでなく、ストリーマ系にも全く反応はありませんでした。

荒川本流(落合地区付近)

荒川本流(強石地区付近)

浦山川のダム流れ込み付近では、以前よりもワカサギの数は少なくなり、ヤマメも稚魚ばかりで成魚の姿は全く見れませんでした。
このあたりのヤマメは、釣られてしまったか、ダムに降りてしまったものと思われます。
今後は台風等により大増水の前後でないと期待できないと思われます。

浦山川と荒川本流の出合付近は、2週間ほど前には、現在の三十槌地区付近でハッチしているのと同じカゲロウ類のハッチがありましたが、今は水生昆虫の飛ぶ姿は少なく、ヤマメのライズはほとんど見れなくなりました。
稀にライスしているのは、ほとんどがウグイと思われます。

浦山ダム流込付近

浦山川荒川本流出合付近

5月31日
荒川本流(大滝落合地区付近)
神流川(上野村役場付近)

荒川本流の大滝大滝地区付近は二瀬ダムの放水と最近降った雨により水量が大きく増えていました。
水量の増加により渕に潜んでいたヤマメのうちヒラキ出るものもいて、エルクヘヤー等のドライフライに反応がでるようになってきました。
流れが強いためフライラインのメンディングやヒットした後のランディングに難しさはありますが、25smクラスのヤマメを釣る醍醐味は十分堪能できました。
流れが強いなか、ヤマメに下流に走られないようにするには、ロッドを寝せることにより対応することを覚えておくとバレやティペット切れを防ぐことができます。

荒川本流(落合地区付近)

落合地区のヤマメ(25cm エルク17番)

神流川の上野村役場付近も増水していて、濁りもない絶好の状況でした。
ここでは、エルクヘヤーに反応は良いもののバレが多く、パラシュート系ドライフライを使うと早い流れに沈みがちになるもののフッキングする確率がぐんと上がりました。
5月の中ごろは、小型のドライフライに稚アユが時々ヒットしてきましたが、これが居なくなったためヤマメがつり易くなってきました。
ここでも早い流れの脇で23〜25cmクラスがヒットしてきますので、走られないようにするランディングが必要です。

神流川(上野村役場付近)

神流川のヤマメ(24cm エルク17番)

5月24日
荒川本流(大滝三十槌地区付近)
浦山川(浦山ダム付近)

荒川本流の大滝三十槌地区付近は二瀬ダムの放水により前回入った時より10cmほど増水していました。
水量が増えたことによりヤマメの活性が上がってきているように思われました。
水生昆虫のハッチは少なく、ヤマメのライズはほとんどありませんでしたが、瀬でエルクヘヤーカディス17番にヒットがあったほか、渕でもストリーマ系フライに何度かアタリがありました。
大滝地区の荒川本流でヒットしてくるヤマメは総じて23cm前後で体高がつきつつある引きの強いものが出るようになってきました。
また、瀬では10cm前後の稚魚が時々ヒットすることから来年以降にも望みが続きます。

荒川本流(三十槌地区付近)

三十槌地区のヤマメ(23cm エルク17番)

浦山ダム上流の山掴地区付近では、ワカサギがダムに下り少なくなってきたことから、50cmクラスのニジマスや大ヤマメは今年はもう厳しいと思われます。
この付近では、小型のドライフライに5cmほどの稚魚ヤマメが煩いほどヒットしてきますので、これがダムに降り、2〜3年後に川に戻るのが楽しみです。
浦山ダム下流では、先週と比較するとカゲロウ類のハッチは減ってきていて、型の良いヤマメは少なくなってきました。
日没直前になると単発のライズはありますが、20cm以下のサイズのものがほとんどという状況でした。

浦山川(浦山ダム上流)

浦山川(浦山ダム下流)

5月17日
荒川本流(浦山川出合)
浦山川(浦山ダム付近)
神流川(上野村役場付近)

荒川本流の影森地区浦山川出合付近は先週から引き続き大型のカゲロウが日没直前にハッチしていました。
しかし、ヤマメのライスは全くなく、ドライフライへはウグイさえ反応は見れませんでした。
フライを極小ルアーに変更しましたがヤマメの反応や追う姿は見れませんでした。

浦山ダム流れ込みの山掴地区付近は、大量のワカサギが群れをなして泳いでいましたが、これを捕食するニジマスやヤマメは見れませんでした。
しかし、ワカサギに混じり5cmほどの稚魚ヤマメが多くいて、エルクヘヤー等に盛んにヒットしてきました。
この稚魚がダムで成長し、川に戻るのが楽しみです。
ダムの上流川では、水生昆虫類のハッチや成魚ヤマメのライズはほとんど無い状況でした。
エルクヘヤー17番に20cm強のヤマメの反応はありましたが魚影は薄いようです。
ダムの下流では、大型のカゲロウのハッチがありヤマメの単発ライズはありましたが、先週と比較し魚影は薄くなってしまっていました。

浦山川(浦山ダム上流)

神流川上野村役場付近

神流川の上野村役場付近は先々週と比較し水量が若干増えていて、ガガンボ類のハッチは全くなくなっていました。
わずかばかりのカゲロウ類等のハッチはありましたがヤマメのライズは少なめでした。
ただ、エルクヘヤーやブラウンパラシュートをキャストするとヤマメのヒットが所々でありました。
ここのヤマメも放流されてから約3ヶ月が経過し、川に慣れてきたことから、若干成長しヒレの傷が治りつつあり、引きも強くなってきました。

5月10日
荒川本流(三十槌地区付近、大滝落合地区付近、強石地区付近、浦山川出合付近)
浦山川(浦山ダム)

荒川本流の三十槌地区の水量はほぼ平水でしたが水生昆虫のハッチは少なくヤマメのライズはありませんでした。
渕の流れ込みに小型のエルクヘヤーを流すと小さなヤマメの反応はありましたが魚影は薄いと思われます。
大滝落合地区付近も魚影は薄く、ヤマメのライスは見れませんでした。
中津川の合流点付近でグリズリーキングウエットにヒットがありましたが、近頃放流したヤマメと思われるヒレに傷がある20cm程度の個体でした。また温泉付近でエルクヘヤーにヒットした15cm程度のヤマメは胸ヒレの後側から腹にかけて大きな傷があったことから、カワウがこの辺に飛来したため魚影が薄い可能性もあります。
大滝強石地区は雨の後の増水時に入ってみましたが、ドライ、ウエット、ストリーマともに反応は無く、ヤマメの姿さえ見れませんでした

荒川本流三十槌地区付近

荒川本流落合地区付近

浦山ダムは、前日の雨により流れ込み付近は濁りが入っていました。
例年この時期になると流れ込み付近に産卵のためワカサギが集まり、これを狙った大型のニジマスが姿を見せるのですが、この日見れたのは大きな野ゴイだけで、ヤマメも見れませんでした。
今年はここでのマス類の大物釣りは難しいと思われます。

荒川本流強石地区

浦山ダム

荒川本流の秩父市街地影森地区の浦山川出合付近では、ボディが2cm以上もある大型のカゲロウのスーパーハッチがありました。
しかし、本流側はヤマメのライズは全く見れず、どのパターンのフライにも反応が見れなかった他、増水していることから試しにキャストしたルアーへの反応も全くありませんでした。
合流点付近の浦山川でも大型のカゲロウのスーパーハッチがありました。
ここでは瀬やタルミでヤマメのライスがありエルクヘヤーに何度かヒットがありました。
ここのヤマメは、25cmクラスもいるようで餌が多いことから比較的肥えていて引きも強いようです。

浦山川下流部

浦山川のヤマメ(24cm エルクヘヤー19番)

5月3日
神流川(上野村役場付近)

神流川の上野村役場付近は水量が若干減り気味でしたが、ガガンボのハッチが多いもののカゲロウ類の飛ぶ姿が増えてきていて、ヤマメのがこれにライスするようになり比較的簡単にヒットするようになってきました。
夕方の早い時間帯からカゲロウ類のハッチがあるため、ブラウンパラシュート17〜19番によく反応しました。
ヤマメも餌を多く食べているため引きが強く、20〜25cmまでの中型サイズにもかかわらず、ランディングを楽しませてくれます。
なお、入った当日は渕の流れ込みなどに大量のアユの稚魚がいて、小型のドライフライに盛んにヒットしてしましました。

神流川川和地区

神流川のヤマメ (23cm ブラウンパラシュート19番)

神流川のヴィラせせらぎのやや上流の新羽地区では、別料金で釣大会が大量のヤマメ放流がありました。
釣り残ったヤマメが散らばって、活性が上がってくると面白いのではないかと思います。

神流川新羽地区

4月26日
荒川本流(大滝落合地区付近)
入川・滝川合流点付近(大滝川又地区付近)

中津川(大滝鶉平付近)

荒川本流の大滝落合地区付近は週末に降った雨により水量が平水に戻り、瀬にヤマメが出てきていました。
ただ、一時的な増水と水温低下により水生昆虫類のハッチがないためヤマメのライズは見れませんでした。
渕のヒラキや瀬にエルクヘヤーカディスを流すとヤマメの反応がありました。
この水量で水温が安定し、カゲロウ類やカディス類のハッチが始まれば面白くなると思われます。

荒川本流大滝温泉付近

中津川鶉平地区付近

中津川は、大滑沢出合から大滝小学校の間がダム区域により禁漁になっています。
大滝小学校付近では、河川工事が行われていますが、やや下流ではストリーマやウエットフライにヤマメの反応がありました。
この春に放流されたものの残りと思われますが、ここでもダム放水による水量増加と水温低下で水生昆虫類のハッチやヤマメのライズは見れませんでした。

入川・滝川合流点下流の瀬

川又地区のヤマメ28cm(1gスプーンリトリープ)

大滝川又地区の入川・滝川合流点では、前日の雨の影響で濁りはほぼ無くなっていたものの、水量がいつもよりもかなり多くなっていました。
ここでは、このような時に大物が出ることが度々あり、一昨年は6月に48cmのイワナがウエットフライに出ています。
今回は強風が吹き、しかも流れが強くストリーマが浮いてしまうため、フライの代わりに1gの極小スプーンをティペットの先につけて流してみました。
瀬では全く反応が無かったものの、渕の流芯わきやヒラキ、巻き返しでヤマメのアタックが度々あり、20cmクラスに混じり28cmのヤマメも出てきました。
ただ、水生昆虫のハッチは全くなく、ドライフライには浮いてくる姿さえありませんでした。
ここは、ウルシの木があるほかスズメバチも飛び始めていたため入るときは十分注意してください。
ウルシの木に触れると体質にもよりますが、全身に湿疹ができ、場合によっては入院する必要もあります。
地元でも、ウルシは木の下を歩かない人もいるほど嫌われています。
地元でマムシを素手でつかむ人はかなりいますが、ウルシを触る人は漆塗関係者だけです。

※ ウルシの木、うるしかぶれについてはこちら

4月18日
荒川本流(大滝落合地区付近)

神流川(上野村役場付近)

荒川本流の大滝落合地区付近は今だ水量が少なく、ハッチする水生昆虫もガガンボ類が多い状況が続いています。
ヤマメは、一定の場所から動くことがすくなくなっていますが、単発ながらライズが見れるようになってきました。
ただ、羽化直前で水面直下のガガンボを食べていると思われ、エルクヘヤーカディスやCDCガガンボドライよりもミッジピューパのほうが反応が良いようでした。これら水面直下系フライヒットしてくるのは、今年放流したヤマメばかりですが、川に1ヶ月以上馴染んだことにより魚体がしまりヒレもきれいになりつつあります。

荒川本流大滝温泉付近

神流川新羽地区付近

神流川では、新羽地区付近で最近ヤマメの放流があったようで多くの餌釣師が入っていました。
ここのヤマメは、20cmを超えるものが多いですが、魚体はあまりきれいでないように見受けられました。
道路からも、泳ぐ姿は見れましたがまだライズは見られず、フライにはあまり面白そうには感じられませんでした。
上野村役場付近では、日中からCDCミッジや小さめのエルクヘヤーかディスにヒットがありましたが、かなりスレてきていて、フライを深く食わないためすっぽ抜けやバレが多い状況でした。
また、日没直前になるとガガンボのスーパーハッチがありライズが増えてきますが、餌が多いことによりフライへの反応は悪くなりました。

4月12日
荒川本流(大滝落合地区付近)

大洞川(荒沢合流点付近)
神流川(ヴィラせせらぎ付近、上野村役場付近)

荒川本流の大滝落合地区付近は4月に入ってから水量が少ない状況が続いています。
相変わらずガガンボの大量ハッチが続いていて、カゲロウ類のハッチはあまり見れません。
渕ではウグイのライズのみでしたが、瀬でヤマメのライスが見れました。しかしガガンボを捕食しているヤマメは釣り難く、ドライのガガンボパターンやCDCミッジ、エルクヘヤーカディスには全く反応を見せないことから、ガガンボのピューパを食べているのではないかと予想されました。
大洞川の荒沢合流点は、三峰観光道路から分かれた林道を川沿いに7〜8kmほど東側に入ったところにあります。
この林道は、解禁当初は冬の間の落石で通り難いことが多く、梅雨の時期を迎えると新たな落石で通行できなくなることが度々です。
後また、夕立の時期になると入るときは通れても、雨の後には沢から土砂が押し出していたり落石があったりで、小型の4WDでも走れなくなる可能性があり、落石を動かすための大きなバールを車載しておく必要さえあります。
入った日は、大洞川、荒沢とも水量は少なめでヤマメの姿は見れませんでした。ただ、流れのごく緩いところには卵から孵ったばかりの稚魚が多く見れたことから今後に希望が持てました。

大洞川荒沢合流点付近

大洞川への林道

神流川ヴィラせせらぎ前では、水量が大幅に減り、流れが緩くなったことにより藻や洗剤によると思われる泡が目立つようになっていました。ここでもハッチの主体はガガンボですが、先々週のような瀬で泳ぐヤマメの姿が見れなくなっていて、適水勢と思われるポイントにドライフライをキャストしても全くヤマメの反応が見れませんでした。

上野村役場付近では、ヤマメが良く見える大きなポイントでは難しくなった反面、瀬にある石の周りや流れに変化があるポイントではエルクヘヤーに飛びつくようにヒットしてきました。
渕のヤマメは、ライズを時々見せ、エルクヘヤーカディスを見に時々浮いてくるもののフライを見切られてしまうことが多々ありました。
ガガンボの時期がドライフライでは最も難しいと個人的には考えています。

神流川 ヴィラせせらぎ前

神流川 上野村役場前

4月5日
荒川本流(大滝落合地区付近)

入川(大滝川又地区滝川合流点付近)

荒川本流の大滝落合地区付近では、雨が少ないことにより渇水状態でしたが、大量のガガンボのハッチがあり単発ながらヤマメのライズがありました。
しかし、ドライフライには全く反応がなく、ヒットしてきたのはストリーマのみでした。ここのヤマメは解禁当初の成魚放流のものはかなり少なくなり魚影自体は少ないものの、冬をここで越した魚体のきれいなヤマメが出ます。

荒川本流 大滝温泉前

入川 大滝川又地区

入川の大滝川又地区では、入川・滝川ともに水量は少なめでした。
瀬では、ヤマメの姿は見れなかったものの、合流点の堰堤では、ミノー系ストリーマにヤマメのヒットが何度かありました。
ここのヤマメは、解禁時の放流ヤマメでサイズは20cm前後、ヒレに傷があるものばかりでした。
なお、ここでは、小型のカゲロウ類が飛ぶ姿は見れましたが、ライズは全く無いため、ドライフライでは難しいと思われます。

3月29日
荒川本流(大血川出合付近、大滝落合地区付近)

神流川(蛇木滝付近、上野村役場付近)

荒川本流の大血川出合付近は、水量・渓流相ともフライには最適の状況でしたが、水生昆虫類のハッチはあるものの、ヤマメの姿は全く確認できませんでした。

大滝落合地区では、ライズは無いものの先週同様にミノー系ストリーマにヤマメの反応がありました。先週は渕での反応が良かったですが、今週は渕ま全くダメで流れの緩い瀬や渕のヒラキの浅場が良いようでした。

荒川本流 大血川出合付近

荒川本流 大滝温泉前

神流川ヴィラせせらぎ前での先週から引き続きヤマメの活性が高い状況が続いていました。大滝落合地区では、ライズは無いものの
比較的大きなカゲロウ類が飛ぶ姿が見えたため、エルクヘヤーカディスを使用したところ、流れの速い瀬では効果テキメンでした。
ただ流れが緩い瀬や渕では、ミッジ系が釣りやすい状況でした。

上野村役場付近ではCDCミッジよりも19〜21番程度エルクヘヤーカディスが断然良いようで、特に流れが複雑になっているポイントでは、ヤマメが飛びつくようなヒットもありました。
また渕の解禁当初から動いていないヤマメは、かなりスレきていて、ミッジでも26番程度でダン系のものでないと反応はするものの見切られてしまうことが多く、何度かキャストすると全く見向きもしないで、ハッチしている極小ミッジのみ捕食しているような状況でした。

神流川 ヴィラせせらぎ前のヤマ(23cm)

神流川 上野村役場前

3月22日
荒川本流(大滝強石地区付近、大滝落合地区付近、別所地区付近)

神流川(蛇木滝付近、上野村役場付近)

荒川本流の強石地区付近では、解禁時にはヤマメの魚影の確認はできませんでしたが、3週間ほど経過し川で冬を越したヤマメの活性が上がってきました。
カゲロウ類等のハッチはあるもののライズはありませんでしたが、ミノー系ストリーマに20〜23cm程度の魚体のきれいなヤマメのヒットがありました。
ただ、ドライフライでは厳しいようでした。

荒川本流 強石地区付近

荒川本流 大滝温泉前

大滝落合地区付近でもカゲロウ類のハッチはありましたがヤマメのライズはまだ無く、ドライフライへの反応も見れませんでした。
ここでは、解禁当初は放流したてのヒレに傷があるヤマメばかりでしたが、今回ストリーマにヒットしてきたのは、強石地区同様に冬を川で越した魚体のきれいなものでした。
大きさの割りに元気が良いため、鋭い引きが楽しめました。

荒川本流 別所グランド付近

荒川本流 別所浄水場取水付近

荒川本流の旧秩父市内別所地区付近は、例年ヤマメの放流があるため入ってみましたが、別所グランド付近の瀬や浄水場取水付近のテトラポットでは、ヤマメの姿は確認できませんでした。

神流川 ヴィラせせらぎ付近

神流川 上野村役場付近

神流川のヴィラせせらぎ付近、では解禁時に放流したヤマメが瀬にでてきていて、ハッチしているミッジやガガンボ、カゲロウ類に日中からライズを繰り返していました。
20〜23cm程度のサイズのものCDCミッジに良く反応してきました。
ただ、元気良く瀬を走るため、24〜26番のミッジのバーブレスフックだとバレてしまうことが多い状況でしたので、18〜22番程度のフックを使用しても良いと感じました。
なお、ヴィラせせらぎは、日帰り入浴ができますので、川で冷えた体を温めてから帰るのも良いと思いますし、暖かくなってくれば、ヤマメが釣れない日中に入浴し、湯冷ましにイブニングするのも一興です。

上野村役場付近も瀬に出ているヤマメの活性が上がり、フッキングしそこなったCDCミッジに何度も出てくる固体もありました。
ここのヤマメも瀬に出ているものは、良く走りますから小さなミッジではバレてしまうことが度々ありました。

3月15日
荒川本流(大滝落合地区)

入川(管理釣場下流)

神流川(蛇木滝付近、上野村役場付近)

荒川本流の落合地区では、大滝中学校前の川原で工事をしていたため濁りが入っていました。
水量は、前日の雨で中津川は増えていましたが、本流は二瀬ダムの放水が少ない状況です。
中津川と本流の合流点付近は先週はヤマメのヒットがそこそこありましたが、今回はフライへのアタリは全く無く、試しにキャストしたルアーを追う姿は確認できませんでした。
ここよりやや下流の大滝温泉付近では、ストリーマにヤマメのヒットがありましたが、魚影はかなり薄くなっている感じです。
なお、このあたりでは、ミッジや小型のカゲロウ類のハッチはありましたが、ヤマメのライズは全く見れませんでした。

荒川本流 大滝温泉前

大滝落合地区 中津川・荒川合流点付近

入川と滝川が合流する大滝川又地区では、滝川が前日の雨で大増水し濁流となっていましたが、入川は増水してはいるものの濁りが薄い状況でした。増水により水勢が強くなってフライを流し難くなっているほか、水生昆虫類のハッチがほとんど無いため、ヤマメの反応は全く見れませんでした。

大滝川俣地区 入川・滝川合流点

入川管理釣場下流

神流川蛇木滝付近CR区間になっていて例年ヤマメの放流がありますが、今回は、フライにヤマメの反応が全く無いばかりか、試しにキャストしたルアーを追う姿を確認することもできませんでした。ここよりも下流にヤマメを放流したと思われますが、まだ魚の動きが無いと予想しています。

 神流川 蛇木滝付近

神流川 上野村役場付近

上野村役場付近の川和地区では、放流したヤマメが瀬にでてきていて、CDCミッジ等ドライフライによく反応するようになってきました。
放流された場所に留まっているヤマメと比較して、サイズが一回り大きく、活性も高いことから鋭い引きをします。
反面、放流された渕などに留まっているヤマメは、ライズはするもののかなりスレてきていて、24番程度のミッジピューパに時々反応はするものの、食わせるのが難しい状況でした。
ただ日没前後になると釣りをしている人が少なくなること等により、CDCドライミッジにも簡単にヒットしてきました。

 神流川 ヤマメ(24cm CDCミッジ21番)

神流川 新羽橋付近

なお、入渓しませんでしたが、上野小学校〜新羽橋付近は大勢の餌釣師が入っているのが見えましたので、ヤマメの魚影が濃いことが予想されます。

3月8日
浦山川(浦山地区)
赤平川(小判沢地区)
荒川本流(影森地区、大滝落合地区、三十槌地区)
神流川(ヴィラせせらぎ付近、上野村役場付近)

浦山川の水位はほぼ平水の状態でした。
この川は、餌釣師に人気があることからヤマメの放流量は多めになっています。
当日は、堰堤が続く昌安寺付近に入りましたが、ヤマメの反応やライズがないばかりか魚影も全く見れませんでした。
この辺りは、川原に降りやすいことから、ヤマメが釣りきられてしまったか、放流が無かったのかもしれません。
ここより上流は、餌釣師が多いためフライでは入るのに気遅れしてしまいます。

浦山川 浦山山掴地区

浦山川 昌安寺付近

赤平川の小鹿野警察署付近の小判沢川原には、例年ヤマメの放流があります。
入った日は、先行の餌釣師が複数いたため、わずかな時間ストリーマを流しましたが、ヤマメの反応はありませんでした。

赤平川 小判沢地区

荒川本流 影森地区

荒川本流影森地区の浦山川出合付近は、川幅も広く里川の本流の趣きです。
ここは、ヤマメの有無の確認のためルアーをキャストしてみましたが、アタリが全くなく、魚影も見れませんでした。

荒川本流大滝落合地区では、放流したヤマメは、まだ渕に集まっていて、ヤマメがいるポイントといないポイントがはっきりしていました。
コカゲロウやミッジのハッチはありましたが、ライズはまだ無く、比較的深い場所をストリーマで探ると20cmクラスのヤマメがヒットしてきました。
ここのヤマメは半数以上が片方の胸鰭が無くなっていました。
落合地区のやや上流の三十槌地区では、ヤマメのライズやストリーマへの反応が全くありませんでした。
まだ、深いところから出てきていない様子でした。

荒川本流 大滝宮平地区

荒川本流 大滝三十槌地区

神流川の上野村のヴィラせせらぎ付近では、目視で水中のヤマメが確認できなかったため、ルアーにより反応を見ましたが、魚影を確認することはできませんでした。
上野村役場付近は、解禁当初と同様にヤマメは一所に集まっていました。
前回入ったときは、水面直下のミッジを食うことが多かったのですが、今回は、水面のドライミッジへの反応が良くなっていました。
ヤマメがミッジに食いつくポイントは、岸の駆け上がり付近で水勢が緩い場所が多いことから、まだヤマメが流れに慣れていないことが予想されました。

神流川 ヴィラせせらぎ付近

神流川 上野村役場付近


3月1日〜3月5日
荒川本流(大滝強石地区、落合地区)
神流川(上野村役場付近)

荒川上流部、利根川上流部の神流川が解禁になりました。

荒川本流の大滝強石地区は、平水より30cmほど水位が下がっていましたが、石に付いた水垢はさらに20cmほど下なので、前週はかなり水量が少なかったことが予想されます。
水量が少ないことにより、通常では取水堰堤の約100m上流のゴルジュ帯を通り抜けることができました。
ただ、この付近ではヤマメの放流は無かった模様で、フライへの反応は全くありませんでした。
また、冬を越えたヤマメの姿も見れませんでした。

強石地区から数km上流の落合地区もたいへん減水していました。
ここでは、例年冬を越えた魚体のきれいなヤマメの姿は無かったものの、放流ヤマメがハッチしているコカゲロウにライズする様子が見れました。
ただ、コカゲロウパターンのドライフライやイマージャへの反応は無く、ストリーマ以外へのヒットはありませんでした。
ここのヤマメのサイズは20cm前後でヒレが切れているなど魚体はあまり美しくはありません。

なお、中津川の滝沢ダム下流の禁漁区間直下の淵は、例年、比較的多くヤマメの放流がありますが、今年は河川工事のため入れませんでした。

荒川本流 大滝強石地区

荒川本流 大滝落合地区

上野村の神流川も水量が少ない状況で、放流したヤマメは、水深のある淵やその開きに集まっていました。
ここのヤマメは、日中からミッジへのライズがあり、CDCミッジ21から24番をよく食いました。
ただ、活性はあまり高くないため、魚にフライを良く見せてやる必要があり、サイドやアップストリームのキャストより、ダウンストリームにテンションをかけたまま水面直下にフライを止めて食いを待つ方法が良いようでした。
ヤマメのサイズは18から23cm程度で、放流ヤマメによくあるようにヒレが傷ついているものがほとんどでした。

神流川上野村役場前

神流川のヤマメ 20cm CDCミッジ21番

なお、河川案内図、遊漁料、販売店等は秩父漁協ホームページ等でご確認ください。