この宇宙は、今から約150億年前にできたと考えられています．また地球は45億年前に生まれたと推定されています。
最初のころの地球には、生命が存在していませんでした。時とともに生存の環境が整い、単純な物質が次第に複雑な物質へ科学進化をして誕生したのが生命です．　　　
　　そして、この地球上には、現在約131万種で、その数は数え切れない生物が生きています．主なものは昆虫75万種、植物2４万種、魚類２万3千種、鳥類９千種、無脊椎動物２０万種、菌類７万種となっています　　その一つ一つの種が、また無数に生きていることを考えたとき、人類58億人といっても地球上で人間として生を受けることが、非常にまれなことがわかると思います．確率的に計算しても、ほとんど無限大になるせいぶつの数で、58億を割るのですから、それは限りなく「0」に近い数値となります．　
　実は、人間に生まれるということは、大変福運なことなのです．
そしてその「人間の生命」は、地球上の多くの生命の中で、”進化の行き止まり”とまで言われているのです．それは優れた能力で、自分自身と環境に働きかけ、自身と環境をさまざまに変化させていくことができるからです．
　　私たちには、この地球を守り、生命を永続させる使命があるのです．