カバー曲関係
製作日1998.07.05/
− 海外 −
POSSESSED /THE BALANESCU QUARTET
MUTE RECORDS CDSTUMM111 (92) CD \2390(輸入品:時価)
(収録曲) THE ROBOTS [8'39"]
MODEL [3'42"]
AUTOBAHN [6'18"]
COMPUTER LOVE [6'18"]
POCKET CALULATOR [3'45"]
クラフトワークのカバーとしては、あまりにも有名すぎて
このホームページで扱うにはナンですが、やはり完成度の高さから
無視するわけにはいきません。弦楽器が奏でるクラフトワークを
十分に堪能して下さい。
なお、日本盤もあるらしいですが、廃盤らしく入手できません。
AcLab /Trio Fratres
Alba Records ABCD I40 (98) CD \2390(輸入品:時価)
(収録曲) POCKET CALULATOR [3'39"]
COMPUTER LOVE [4'14"]
THE ROBOTS [4'04"]
THE MODEL [2'45"]
Transistor [2'17"]
バラネスクのカバーCDにインスパイアされて創られた感じの
カバーです。アコーディオンでいい雰囲気でカバーしています。
ただ前例としては、Life Goes Onの方が、数年早いので
新鮮さとしては、いま一つでしょうか。
99年6月に渋谷のタワーレコード6Fの現代音楽コーナーに
平置きされていました。
ジャーマン・ダンス/セニョール・ココナッツ
EASTWEST AMCT-4459 (99) CD \2520
(収録曲) Showroom Dummies
Radioactivity
Trans Europe Express
THE ROBOTS
Neon Lights
AUTOBAHN
Homecomputer
Tour De France
The Man Machine
Music Non Stop
クラフトワークのカバーとしては、最近(99年)すごくウケたCD
じゃないでしょうか?あのクラフトワークの心地よいリズム感と
ラテンがこんなにマッチしていたなんて、驚きです。
Showroom Dummies /SENOR COCONUT
EFA 56012-2/MCR 112.3 (99) CD (時価)
(収録曲) Showroom Dummies(Radio Edit)
Showroom Dummies(Album Ver)
曲は、先のアルバムできけるのどうでもいいのですが、
ジャケットがあまりにもバカバカしいので掲載。
Trans Europe Express /SENOR COCONUT
EFA 56007-2/MCR 107.3 (00) CD (時価)
(収録曲) Trans Europe Express(Radio Edit)
Trans Europe Express(Album Ver)
EXPO2000
本家の最新曲を早くもカバー。オイタもここまでくれば大したモノです。
− 国内 −
人間買いたい/KRAFTWAPS
リュックサック アウトバーン
電卓 ナンバーズ
ロボット 朝の散歩
ボインボムチャック
テクノポップのイベントで売っていた
自主製作カセットテープ(7曲収録)。
アカペラでクラフトワークを再現してます。
これが、結構笑えます。
イミテーションゴールド /あがた森魚
メルダック MECA-30013 (93.11.5) CD \3000
メルダック MECQ-15009 (96.6.26) CD \1500 (Q盤)
(収録曲) りんご園ののロボットさん(THE ROBOTS)
〜「りんご追分け」入り〜
(作詞:あがた森魚/編曲:細野晴臣) [5'59"]
これも全然関係ない方面から教えて頂きました。(Thanks 伊藤さん)
参加ミュージシャンは
あがた森魚 :Vocal
細野 晴臣 :Instrumentals & Robots Voice
丸尾めぐみ :Backing Chorus
三松 亜美 :Backing Chorus
純粋なカバーを期待すると、裏切られるかもしれません。
(だって、美空ひばりの「りんご追分け」が入っている訳で...)
でも、そこは、そこ。細野さんの「I am THE ロボッツ」ロボットボイスが
聴けるだけでも大収穫だと思います。
曲を聴く前に、歌詞カードを見て「この歌詞がどうして?」と
大いに悩んだですが、聴いてみると実にうまくメロディに乗せてくれました。
丸尾&三松のバックボーカル(といってもかなりメインに近い)も
いい感じ出ています。(丸尾さんは、こういうのってホントにうまい)
ドリルキング アンソロジー
Ki/oon Sony Records KSC2 85 (94.8.1) CD \2200
5.ツルっとフランス子守歌 :ペダル踏弥
いわゆるバカCDなのですが、ツール・ド・フランスに
チェッカーズの代表曲の歌詞をのせています。
GOOD PAPA,BAD PAPA
/岡田徹 Presents LIFE GOES ON
ファンハウス FHCT-2007 (95.3.25) CD \2300
(収録曲) THE ROBOTS(BAD PAPA MIX)
(編曲:LIFE GOES ON) [3'58"]
この来日(98年)騒ぎの中で、全然関係ない方面から
偶然教えて貰ったのが、このアルバム。(Thanks Kさん)
この曲の参加ミュージシャンがまた凄い!
岡田 徹 :Key & Robots Voice
鶴来 正基 :Accodion,Key & Programming
丸尾めぐみ :Accodion & Chorus
上野 洋子 :Accodion & Chorus
棚谷 祐一 :Accodion
あらきなおみ:Bass & Chorus
徳武 弘文 :E guitars & 6 strings Bass などなど...
BAD PAPA MIXとなっているけど、ありがちなDJ MIXなんかじゃないよ!
THE MIXバージョンのTHE ROBOTS を完全(?)にカバーしています。
これが、実に良い出来映えです、ホント。主旋律をアコーディオンで
演奏、ちゃんとロボットボイスも入っていて、上野&丸尾&あらき ら
女性陣が、「WE ARE THE ロボッツ」とボーカルをとっています。
この曲、実にシングルにもなっていて
「東京ぬけ道ガール C/W THE ROBOTS(BAD PAPA MIX) FHDT-1011 \1000」
があるようです。
MUSIQUE NON STOP
A TRIBUTE TO KRAFTWERK
東芝EMI TOCT-10455 (98.9.23) CD \2548
1.モデル :ヒカシュー
2.コンピュータ・ラブ :中野テルヲ
3.アウトバーン :バッファロー・ドーター
4.タンツムジーク :山下康
5.放射能 :ヒカシュー
6.ショールーム・ダミー :MELT-BANANA
7.アテム/ハルモニカ :松前公高
8.電卓(TSUKUBA MIX) :ヲノサトルfeaturing明和電機
9.セックス・オブジェクト :ZENI GEVA
10.コンピュータはボクのオモチャ :石野卓球
11.ミュージック・ノン・ストップ :福間創(P-MODEL)
12.ヨーロッパ・エンドレス :井上誠
何も言うことはありません。ファンなら即買うべし。
今聴いても、ヒカシューの「モデル」はインパクトあるわぁ〜。
聴きやすさからすると「電卓」でしょうか?リコーダーで実にいい音出しています。
個人的には、「ヨーロッパ・エンドレス」がお気に入りかな?
Das Umspnnwerk
Genuine Electronic...
A Tribute from Japan to KRAFTWERK
レーベル無し KWD-001 (99.7.31) CD-R \2500
1.NEON LIGHTS :D-STYLE
2.TECHNO POP :Morphing Cloud
3.POCKET CALCULATOR :soner
4.NUMMERN :Scientist
5.RADIOACTIVITY :Potsdam
6.OHM SWEET OHM :Dew Drop
7.DENTAKU :hikari
8.ELECTRIC CAFE :ATOMBEATS
9.LOW FREQUENCY MODEL :kapote
10.NEON LIGHTS :Raiden
11.ANTENNA :600W
12.AIRWAVES :PSG
クラフトワークのファンの掲示板からできたアマチュアの
トリビュートアルバムです。タイトルは、確か「変電所」だと思います。
アマチュアの方々ですが、結構イケています。
タワーレコードで買えるというのが、すごく不思議。
KAMIOKANDE/MONOPOLE.3
MONOPOLE (01) CD-R \1000前後?
1.NEUTRINO
2.LightWave
3.THE AIBO
4.TOUR DE FUNABASHI
5.Consumer World
6.Tri-Land Highway
7.LightWave(META-NURBS MIX)
ちょっとした縁で、試聴させて頂く機会がありまして、
聴いたところ、これが結構イケてるんで紹介します。
(CD評)
12345→良い
ジャケットデザイン ****
楽曲 ***
ビデオクリップ ****
パロディ度 *****
お笑い度 ***
価格 ****
何しろ、ジャケットの電波で、もう判る人には、「ビビィ」と来てしまいます(爆)
全体的な雰囲気は、MIX以前のクラフトワークのテイストを重点に、YMOばりの
ライトなボーカルをミクスチャーした感じです。
このCDのすごいところは、音だけでなく映像クリップを収録しているところです。
この映像クリップが、VJレベルの完成度の高い内容だったり、
バリバリのクラフトワーク風味だったりして、これだけでも一見の価値ありでしょう。
タイトルの「KANIOKANDE」(カミオカンデ)。舌をかみそうな言葉で、
クラフトワークファンには、あまりなじみの無いタイトルだと思います。
これは岐阜県の神岡町にある鉱山跡に造ったニュートリノ検出施設の愛称のことです。
一曲目のビデオクリップに登場するワイヤーフレームや実写部分の映像がそうです。
M1:NEUTRINO
ボコーダボイスは、もうクラフトワークまんま。
ボーカルの入り方は、YMOチック。
感じとしては、「Numbers」+「Radioactivity」のノリでしょうか?
オリジナル曲として考えても、ビデオクリップを含め完成度が
一番高く評価できます。個人的に一番気に入りました。
M2:LightWave
これは、「Airwave」ですね。初期のクラフトワークの
メロディアスなナンバーからよくぞパロってくれました。
ビデオクリップも牧歌的で、トラッドな方が普通に鑑賞しても
まったく違和感が無いかも知れません。聴いていて大変気持ちがいいです。
M3:The AIBO
もう完全に、MIX版「THE ROBOTS」のパロディ。
映像クリップのアイボダンスに大爆笑です。
4体のアイボがシンセを弾く姿に、涙が止まりませんでした(笑)
細かい点では、カシオ電卓とか小道具が凝っていて面白かったです。
あとフル充電マークのスクロールや、後半のハングル文字と?文字(注1)は、
小気味よい映像スパイスになっていると感じました。
難を言えば、せっかくここまでのパロディの完成度なのですから、
願わくば、本家クラフトワークの映像クリップを本格的に
アイボに置き換えたバージョンを作って頂きたいです。
特に間奏部分の映像は、アイボが空間で回転する映像でなく
本家の2次元ロボットワイヤーフレームのダンスをアイボで再現してほしかったです。
あと、THE AIBOの文字を本家のように、チープなモーショングラフィクスで
表現してくれると、クラフトワークファンは、狂喜乱舞して喜ぶでしょう!
(注1)ハングル文字のように見えるあれですが、作者が独自に開発した
「ニセハングル字フォント」という文字です。よ〜く見ると、ローマ字で
「BOKU WA AIBO」「KIMI MO AIBO」とかいてあります。
また、?文字は同じく「地方自治体章カナフォント」という文字で、
やはり「ボクハ アイボ」「キミモ アイボ」と書かれています。
フォントの詳細については、こちらをご覧になってください。
M4:TOUR DE FUNABASHI
もはや説明も不要であるが、「TOUR DE FRANCE」のパロディ。
「息づかい」の部分が妙になまめかしく、本家クラフトワークばりの
妖しさをかもしだしています。「FUNABASHI」は、やはり頭文字Fと
「船橋オート」(競輪じゃないのはなぜ?)からきているんでしょうね。
ビデオクリップの方に、トリコロール(フランス国旗)をイメージさせる
映像が入っていると、もっと良かったと思います。あと楽曲的には、
本家の「チェーン音が左右に移動する」テイストが、この曲にもあれば
クラフトワークファンには、たまらなかったでしょう。
M5:Consumer World
思いっ切り「Computer World」のパロディ。
お題に「ゲーム機」を選んだところが、「目の付け所が、X68Kでしょ!」ですね(笑)
よくぞこれだけのゲーム機を調べたと言うか...。
知らないモデルもずいぶんありました。
ボーカルがYMOってところが、クラフトワークファンにはちょっと歯がゆいかな?
でもボコーダの歌詞のリフレインが、聴いていてホント気持ちがいいです。
ジングルの「Consumer World」は、もう少し低音気味の方が
よりクラフトワークっぽい感じがするけど、如何でしょうか?
クラフトワークを知らないゲームキッズにもかなりウケが取れそうです。
M6:Tri-Land Highway
元ネタは、何でしょう?ビデオクリップをみると「Autobahn」や「TEE」を
多少意識した感じがしますが...。
曲の感じは、クラフトワークの「ネオンライツ」などに代表される
繊細なウォルフガング作品系統のテイストを感じました。
M7:LightWave(META-NURBS MIX)
ここで、「Airwave」のリミックスを持ってくるとは...。
ボーナストラックと言う意味合いでしょうか?
こちらのミックスバージョンは、よりダフった印象の強い
ハードな内容になっています。
オリジナル曲に対して、今風のちょっとハードコアっぽい
スパイスを加えて、エネルギッシュに仕上げています。
オリジナル曲が、ちょっとヌルイと感じる方にはお奨めかもしれません。
最後まで聴いて、「クラフトワークのあの曲が無いじゃないか!」と
欲求不満も残りましたが、今後の展開が非常に楽しみな作品でした。
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