大阪市平野区 平野せせらぎの里
ハモグリバエの一種(囲蛹殻)
Agromyzidae gen. et sp. indet.
2008年12月14日
モッコクの葉に、ハモグリバエの幼虫の食痕がありました。シールド工法でトンネルを掘り進むように
葉の内部を食べ進んだ痕です。葉の表から見て、白っぽく見えるのは葉の表皮で、ハモグリバエが
葉の表側を食べた部分です。赤く見えるのは、葉の裏側を食べ進んだ部分です。本来、紅葉しない
モッコクの葉が、ハモグリバエの食べたところが紅葉し、その間が黄葉しているのです。
ハモグリバエはすでに成虫になって、囲蛹の殻だけが残っています。うまいぐあいに囲蛹のあるとこ
ろの葉の表皮が破れていて、囲蛹殻がよく見えています。
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