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<TITLE>pakuri...1</TITLE>
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<DIV CLASS="title">パクリは正義だ！</DIV>
<BR><BR>
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<TBODY>
<TR><TD>
  <P>岩村　尚幸</P>
</TD></TR>
<TR><TD>
  <P>2000/04/05</P>
</TD></TR>
<TR><TD>
<BR>
<BLOCKQUOTE>
はたして、パクリ（盗作）は悪なのか！？<BR>
言ってしまおう、パクリは正義なのだ！！！<BR>
<BR>
そもそもパクリと言っても、その定義は曖昧である。<BR>
パクリの定義とは、パクるレベルに関してである。<BR>
<BR>
まさか、<BR>
「世の中パクリなんて一切イカン！<BR>
全て自分の力で、誰も考えたことのない完全なオリジナルを<BR>
創造しなくてはいけない」<BR>
なんて思ってる人はいないでしょうねぇ？（実際はいると思うけど）<BR>
そういう人は今まで自分一人だけで生きてきたし、成長してきたと<BR>
思ってるんでしょう。<BR>
冷静になって、今の自分の思想や行動の起源、<BR>
つまり何に影響を受け、そこから何を身に付けてきたのかを考えるべきです。<BR>
<BR>
で、パクるレベルの話に戻ると、<BR>
音楽に関していえば、<BR>
・フレーズをパクる<BR>
・アイデアをパクる<BR>
・感情や風景をパクる<BR>
などに分けることができると思います。<BR>
一般的にはフレーズをパクる事をパクリ（盗作）と言っているのでしょう。<BR>
「どっかで聞いた事あるぞ、このメロディ。パクッたな！」とかですね。<BR>
まぁ、非常に表面的な発想によるパクリ発言だとしか言えません。<BR>
<BR>
例えば、世間ではラブソングなんかがもてはやされていますが、<BR>
恋愛において起こる様々な状況や感情を歌にしてみる、<BR>
という行為自体は昔から多くの人がやっていることであって、<BR>
パクリといっても過言ではないわけです。<BR>
失恋した悲しみを曲にするという事自体がパクリの可能性があるって事です。<BR>
これが、つまり「感情のパクリ」ですね。<BR>
<BR>
この話は、「常識」とか「ジェネレーションギャップ」など面白い話に発展します。<BR>
が、詳しい話はまた今度。<BR>
<BR>
で、実際に曲にすることになったとして、どんな曲にします？<BR>
失恋の曲を作るのに、テンポが速くて激しい曲調を選びますか？<BR>
それはそれで面白いですが、<BR>
多くの人はここでの選択は「バラード」ってところでしょうか？<BR>
切ないメロディに綺麗なピアノの伴奏がついたりして・・・。<BR>
まぁ、そういう選択をしなくてもいいのですが、<BR>
つまり、「感情のパクリ」の上に「アイデアのパクリ」も行っているわけです。<BR>
これは、「バラード」だからパクリなのではなくて、<BR>
曲調を既存の形から考えてるところが「パクリ」なんですね。<BR>
<BR>
では、これらの「感情のパクリ」や「アイデアのパクリ」について<BR>
あなたは、「けしからん」とか「レベルが低い」とか思いますか？<BR>
<BR>
思わないですよね。<BR>
もし思ってしまった人は冷静に考えてください。<BR>
これらのパクリを否定してしまうと、人間は行動できないんですよ。<BR>
所詮、人間は今までの経験に基づいて行動するしかないのですから。<BR>
<BR>
つまりですね、「フレーズ」にしろ「アイデア」にしろ「感情」にしろ、<BR>
曲を作る上で自分から吐き出されてくる物は全て、<BR>
以前に経験し、自分の中に蓄積されていた物なんです。<BR>
出力するには、入力しておかないといけない訳ですね。<BR>
<BR>
音楽を志す人は沢山のＣＤを聞いたりしますが、<BR>
それは何のためですか？<BR>
いろんな音楽を聴いて、その影響を自分の糧にするためですよね？<BR>
でも、影響を受けると言えば聞こえはいいですが、<BR>
要するにパクるためじゃないですか？<BR>
それは「フレーズ」だけでなく、「アイデア」や「感情」までも<BR>
って事ですけど。<BR>
これって悪い事ですか？おかしい事ですか？<BR>
普通ですよね。<BR>
そうなんですよ、パクリという言葉に惑わされてしまいますが、<BR>
全然、悪じゃないんです。<BR>
むしろ、正義なんです。<BR>
もっと言えば、パクらなきゃダメなんです。<BR>
でも、この話はオリジナリティなんかの話にもなってくるので、後日。<BR>
<BR>
つまり、上記の話で、<BR>
「俺は失恋の曲をヘビメタでやるぜ！だからパクリじゃない！！！」<BR>
とか、<BR>
「俺は恋愛の曲など作らない！だからパクリじゃない！！！」<BR>
みたいな事を考えた人も、残念ながらパクリ行為を行わざるを得ない訳です。<BR>
そんな事はないと思う人は、<BR>
何故ヘビメタでやるのか？なぜ恋愛の曲を作らないのか？<BR>
なんて所を考えていけば答えがでるのではないでしょうか？<BR>
<BR>
ここまで書いても「俺は断じてパクリじゃない」という人はいると思います。<BR>
でも、そういう人は残念ながら頭の出来は良くないようです。<BR>
<BR>
曲を作ろうなんて人は、いろんなＣＤなどから多くのネタを蓄積してきた人だと思います。<BR>
そのネタっていうのは、大袈裟なものからクダラナイ物まで、タイプもいろいろ、<BR>
数も膨大な事でしょう。<BR>
ですので、それを上手く管理してあげないといけません。<BR>
その管理の中で重要なのが、各ネタが表現する雰囲気を把握することです。<BR>
簡単な例で言えば、「暗い曲ならマイナーで、明るい曲ならメジャーで」とか。<BR>
この部分がいい加減だと、いざという時に引き出せません。<BR>
<BR>
これを踏まえて「俺は断じてパクリじゃない」という発言を考えると、<BR>
自分が吐き出した音楽が、何から影響を受けてきた物かが整理されていない、<BR>
つまり、誰からの影響とも言えないような、お決まりの音楽しかわかりません、<BR>
と言うことになります。<BR>
あぁ、恐ろしい。<BR>
誰からも影響を受けていないオリジナルのつもりが、<BR>
実は、セオリー重視の古典的音楽になってしまうんですね。<BR>
<BR>
と言うことで、曲を作ったりする側の立場からパクリの正当性を書いてみました。<BR>
次回は、聞く側の立場からパクリについて考えてみたいと思います。<BR>
<BR>
パクリという言葉に惑わされないように、どんどんパクリましょう！<BR>
</BLOCKQUOTE>
</TD></TR>
<TR><TD>
        <P>感想は<a href="mailto:gun-iwamura@hi-ho.ne.jp">メール</a>か<a href="../../../bbs/index.shtml">掲示板</a>へ</P>
</TD></TR>
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