平成9年10月1日長野オリンピックを目前にひかえ長野新幹線が華々しく開業いたしました。
その影で昔から日本でも最大の難所と呼ばれる碓氷峠区間(横川、軽井沢間)が廃止されました。
そこで、最後の横川駅、軽井沢駅の様子を、ご覧ください。
横川機関区
横川〜軽井沢間は碓氷峠を越える為に、専用の機関車を東京よりに2両連結し、押し上げる様に山を登っていきます。
この横川にはその機関車の保守基地(横川機関区)がありました。
廃止直前はいろいろな臨時列車がこの碓氷峠の最後の姿を見ようとやってきたので、大変な活況でした。
平成9年夏、避暑に訪れる観光客と碓氷峠の最後を見ようとつめかけた人で活況を浴びました。
峠越えで活躍したEF63型電気機関車が新幹線開通で役目を終え、軽井沢駅のはしでひっそりと1両だけ留置されていました。