逝くゲロ99

今年も去年同様、北摂某所にて逝くゲロツアーが開催されました。
12月29〜31日の3レンチャンだったのですが、事情により29&31日の参加という予定にしておりました。
事情ってのは、30日は各地から著名ゲロリスト?が集結するので、わたしレベルではついて行けないってことですが。(^^;
以下、走っている場所がちょっとグレイな関係上、地名は全て通称(隠語)とさせていただきます。

29日朝、少し余裕をもって早目に妙見山近辺の集合場所に向けて出発するも、寝惚けて走っていたせいか曲がり忘れて亀岡まで走ってしまう。ダメ過ぎです。
幸い、この近辺はかつて大阪に住んでた頃に何度も走っていて土地勘もあるので、皆には先発してもらうことにする。
こういう時、携帯電話って便利だわ。(^^;
集合場所を探すのも面倒だったので、目的地近くの林道脇までトランポで移動する。
が、林道は生き物とは良く言ったもので、途中で橋が落ちていて目的地まで辿り着くことができません。
実は迂回路があったそうなのだが、そんなものは知ったこっちゃ無い。(--;
反対側の入り口まで大きく迂回したせいで遅くなってしまい、着いたころには本隊は影も形もございませんでした。
せっかく来たんだからということで、とりあえず祠を一周する。
その間同行のこじぇべるはお留守番。
久々・・・というか、CRMでは初の祠はなかなかに厳しいものでして、自分のイメージ比でもうまく登れていませんでした。
ただ、通称3段目に関してはXRの時と比べて(力業ながら)楽に行くことができました。
他のガレ場もCRMだとバイクが勝手に登っていく感があったのですが、如何せん体が言うことをきかず、登るバイクに邪魔する人間という感じになっておりました。(--;
# 隊長曰く「祠でセッティングしたマシン」なので、バイクが優秀なのは当然かもしれませんね。
でも、最後の下りはXRよりかなりきつかったです。
4stのエンブレに慣れてるせいかなぁ。
修行あるのみですな。
祠のあと、本隊がどちらに向かうか聞いてなかったのですが、推測でS山方面へと移動してみる。
と、対向車線を走る整備不良なオフバイク(笑)の群を発見。慌ててUターンして追いかける。
ムラカミで休憩中の本隊をなんとか捕捉できたのは、すでに夕刻になってからでした。
本隊は深山方面に向かとのことでしたが、トランポ置き場から遠くなるので、顔見せのみで撤収といたしました。
という感じで、初日は逝くことができず煩悩を残す羽目になってしまいました。

31日の集合は先日の似非爽やかツアーと同じ淡河の某所ということで、迷うことなく辿り着くことができました。
当日マジゲロ軍団(通称タヲルクラス)は他の場所で逝くことになっていたので、集合したのは弱弱メンバーのみ(過半数は詐称者)でした。
わたしの不確かな記憶によると、うっちーさん@RMX、ほっかむりさん@RMX、T橋さん@gasgas、K上さん@RMX、t_yasuさん@RMX、T嶋さん@serowの遠征組と、耕地王@XRパチベイカー、塾生21号@すーぱーXR、幼夢淫さん@RMXのスパルタ塾組、爆転王@RMX、ちゃぼさん@serow、やこちゃ@こじぇべる、わたし@CRMの撤退組?でした。
どこがヨワヨワやねんって感じの人が沢山居ます。
# こうして書いても黄色いRMXばっかりだ。(--;
前日夜宴組は既に集結しており、トランポに布団袋が積んであるt_yasu氏のayaしさが炸裂しておりました。
午前中は、所々に泥々な水溜まりがある普通の道経由でシングルトレールを抜けて川まで降り、川を渡り一本ラインのヌタ場を越え足軽爆転坂から激下りを通ってキャブばらし坂を越えるというルートでした。
って、全然わかりませんね。(笑)
こじぇべるがいきなり泥溜まりに突き刺さってフロントタイヤのみでバイクを自立させておりました。
オモロかったので、とりあえず記念撮影しておきました。(笑)
バイクの脇に居るのがやこちゃで、後列左からちゃぼさん、幼夢淫さん、T嶋さん、t_yasuさんです。
皆さん、引っこ抜きお疲れさまでした。(^^;
その後、激下りで塾生21号をサポートしていた校長が、突然グリップしたバイクに引きずられて松の木に激突し額から大流血という事件があったらしいですが(わたしは見てません)、真正ヨワヨワな人もヤヤコシイ所は上手い人に山賊されながらも無難に周回できたようです。
たまたま一緒になった別団体のKDXがリアホイル丸ごと泥に埋まったり、足軽爆転坂で爆転したりという芸を見せておりましたけどね。(笑)
足軽のKLXといい、緑のバイクには厳しい坂なのかもしれません。(KHIの地元なのにねぇ)
あ、あと、足軽爆転坂頂上付近の深い轍でこじぇべるのチェインが外れてチェインカバーを壊してしまうという事件もありました。
ゲロゲロするのに、地上高の低いバイクはツライようですね。
# 地上高がある=シートが高いですので、それはそれで体格の無い人にはツライですけど。
個人的には足軽爆転坂を自力で登れなかったのが、すごく悔しいです。
ここは、途中にかなり段差のある根っこステアがある急坂を登るか、キャンバー気味にワダチの内をターンしながら坂を登るかという2つのラインがあるのですが、根っこステアではリアタイヤをあげることができず、キャンバーでは失速して無理矢理着いた短い足がつりそうになる始末でした。
それで、時間的なものもあり、王様に山賊していただきました。
ここ、リベンジしたいんで、そのうち誰かつきあってください。
いや、ホンマに登れなかったらバイク捨てなアカンので...(^^;
で、最後の最後、舗装路に出るところでまたまたドラマがありました。
前回いや昨日までは問題なく通過できた泥溜まりが、なぜかエライ深さになっていたのです。
犠牲者は先頭で躊躇なく突っ込んでいった王様でした。
わたしは見てないのですが、なんでも泥にささって倒れそうになり、ヘルメットの2/3くらいまで泥没してたとか。(-A-)
おかげで王様は「50馬力のレーサーでかっぽじると泥が真上に飛ぶ」ってのを体感したらしいです。
王様は大爆転王改め泥没王という風体になってしまいました。
わたしは、それを聞いて轍こそ深いものの、CRMならなんとか抜けれる旧ラインでさっさと脱出して見物モードでしが、うっちーさんは地上高の無いこじぇべるやセロー用の新ラインを懸命に作っておりました。
なんとなく、この辺に性格の差が出てるような気がしますね。(笑)
トランポ脇で昼飯を摂ったあと、前日のハードゲロが腰にきたらしいちゃぼさん、流血箇所にくまさんのバンドエイドを貼った耕地王とトランポ便乗の21号、所用があるらしいT橋さんが撤収。
午後の部は、王様、ほっかむりさん、K上さんの似非弱弱3人組はスーパーヒルクライムコース、残りは真正弱弱お散歩コースへと別れての出撃となりました。
弱弱お散歩コースは、ちょっとした根っこステアの坂やガレ場があるものの、ライトゲロレベルの周回路でした。
それでも、ゲロ経験がほとんど無いやこちゃ@こじぇべるは苦労していたようです。
で、アクセル開けずにトコトコ進んではエンストというのを繰り返したせいか、坂の途中でセルがまわらないようになってしまいました。
# 半クラを使う練習しなきゃね。
人力で引っ張りあげてしまおうということで幼夢淫さんのタイダウンとわたしのロープを取り出すも、いきなり腰に痛みが。。。(--;
腰って、突然くるものなんですねぇ。
この日はこの坂を登ればほとんど終わりでしたので、なんとかこなしましたが、翌日は痛くて起き上がるのが億劫な状態になり、自分の意志とは関係なく寝正月を過ごす羽目になってしまいました。
こじぇべるの方は?というと、「引っ張りながら延々根っこ越えるもヤだなぁ」と言う意見により、ヘッドライトの配線を引っこ抜く手術を実施。しばし休憩すると、バッテリーが復活して、なんとかセルがまわりエンジンがかかりました。
わたしの腰痛は無駄なだったということになります。(--;
さすがにこれ以上エンストさせるのは避けたいので、うっちーさんに山賊してあげてもらうことにしました。
普段バリバリのレーサーなRMXに乗っているうっちーさんですが、こじぇべるを駆り「バイクの性能の差が登坂能力の決定的な差ではない」ところを披露してくれました。
本当に厳しい坂だとバイクの性能の差が大きいですが。
こじぇべるを上げて、ヤレヤレという思いで待っていると出口真下のところで、T嶋さんがすっ転んでおりました
出口付近にある木の枝に引っかかったようです。
あれだけ道中はベストラインをトレースしていたT嶋さんが引っかかるということは、最後まで気は抜かない方が良いという教訓ですね。
てな感じで、トランポに帰りついたのが、暗くなる寸前で時間的にはちょうど良い感じでした。
が、もっと早く帰ってると思っていた似非弱弱組は未だ帰ってきてないようですし、流血退場したはずの耕地王のトランポまでもが何故か停めてありました。
なんとなくトワイライトな予感を感じつつしばらく待っているとやがてエンジン音が聞こえてきました。
似非弱弱組も無事帰着...と思って出迎えてみると、王様のRMXが異常にコンパクトな感じになっておりました。
事の詳細は省くとして、とりあえず、さすがは大爆転王!とでも言っておきましょうか。(^^;
帰着後、晩飯を兼ねて酒を飲みに行ったおかげで、記念すべき2000年・ミレニアムな年明けは居酒屋近辺の路上で迎える羽目になってしましました。
まぁ、それもわたしらしくて良いかもしれませんけどね。(笑)


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