盆休み屋久島紀行


登場人物
N吉さんTT-250RAID(YAMAHA)鹿児島人。バイクに乗る姿がウルトラ警備隊風?
うえさんKDX125SR(Kawasaki)スーパー雨男。ツーリング時の降水確立80%?
たにやんZZR-400(Kawasaki)自然が似合わない男。ビールと温泉好き。特技:休憩?
XR-250(HONDA) 態度がでかい後輩らしい???


・8月9日(金)

会社を昼までで切り上げて荷造りをする。
今回の旅の行き先は、屋久島。
今晩の東神戸発日向行フェリーに乗る予定だというのに、今頃用意してるってのが、オレらしくってなかなか幸先の良い旅である。(^^ゞ
普段からバイク&キャンプの道具はまとめてある(片づけてないとも言う)ので、荷造りはすぐに終わる。
3時に寮の前にて同行の3人と会う。 とは言っても、皆寮住まいだったりするのだが。(笑)
同行の3人は同じ職場の友人(先輩)です。

この4人で夏の暑い陽射しの中、一路神戸をめざして、順調に旅は始まったのでした。

神戸港
無事港に到着。
とりあえず、乗船手続きをしたあと、まずビールを一本。
乗船後、居場所を確保してもう一本。
晩飯時にさらに一本。
以下略(笑)

会社をさぼって金曜の船に乗った甲斐があって、船内はそれほど混んでなかった、盆休み時期の2等なのでこれはありがたかったです。
神戸〜日向のマリンエキスプレスはそれほど大きくない老朽船で、乗り心地も良くないので、足も伸ばせないくらい混んでると、かなりつらいのです。
日向着ってのは便利だけど、あまり好きな船じゃないんですよね。

・8月10日(土)

天気はあまり良さそうでは無い。
船中は、Tシャツ一枚で寝るには寒かった。(^^ゞ
うえさんは船酔い模様。
マリンエキスプレスは小さいので、結構揺れるのです。

朝9時の日向港に着く。
空は雨模様でした。
下船して合羽を着る。
蒸し暑くってイヤだ。

とりあえず綾町を目指す。
綾町ってのは、小林市の少し北にある、大吊橋と照葉樹の森で有名(?)な町です。
九州は何度も走ってるメンバーなので、どうしてもマイナーな観光地を目指してしまうのです。

雨の中、わけのわからない農道を走りつないで綾町へ。
ついた頃には雨もあがってましたので、吊橋を渡り森の中の遊歩道を歩くことにする。
照葉大吊橋(入場料250円)には「歩く吊橋世界一」という大層な碑が立っていました。
ちなみに、長さ250m、高さ142m程あります。
吊り橋 「そっか、橋が歩くんやな。」
「そりゃ、世界一や〜。」
とか、くだらない事を言いながら橋を渡る。
しっかりしたつくりの橋なので、全然怖さは感じませんでした。
その後、屋久島の予行演習とばかりに森の中の遊歩道を2kmくらい歩きます。
照葉樹の緑が多くて気持ち良い。
途中で川面から見る吊橋は、さすがに高い!
この橋は渡るより、下から見る方が絶対お薦めです。(笑)

ここで遅い昼飯を食べてから、合羽は着らずに出発する。
この、綾から小林の間が今回のツーリングで最も気持ち良く走れた区間です。(後は雨ばかりだったんで・・・)
天気も晴れわたり、気持ちよく高原の道を駆け抜ける。
アクセルはWideOpen、たにやんに軽く置いていかれてしまう。
この借りは屋久島の林道で返してやるじょ〜。(^^;)

しかし、えびの高原に上がっていくにつれて降りだす雨。
前を走っていた、たにやんと私は一瞬並走して目で会話をする。
た「このまま突っ走るぞ!」
私「OK。望むところよ」
で、そのまま走ったのですが、後で確認したたにやんの解釈は・・・。
た「止まる?走る?」
私「このまま行けぇ!!」
だったらしいです。
ちなみに、後を走る二人は「早く止まれ!馬鹿野郎!!」と思っていたらしいです。(--;)
その後、雨はますます強くなり、霧もでて寒くなってきたので、濡れたTシャツの上から合羽を着ました。
悪いのはダレ?(笑)

えびの市営露天風呂は湯温が低いため入浴できなかったので、そのまま一気に鹿児島まで走ることにする。
本日はN吉さんの実家に宿泊です。
散々ビールを御馳走になった後、「焼酎飲むか?」と聞くおじさん の手には、あの「伊佐美」が・・・
しかもまだ封を切ってないやつです。
こんな所で愛しの「伊佐美」に会えるとは!
思わず反射的に、「伊佐美・・・・・・。下さい!」って叫んでしまう私でした。
あぁ。
美味しかったよぉ。
と、いうわけで幸せなうちに眠りにつくことができました。

注)伊佐美
知る人ぞ知るイモ焼酎。
酒蔵が小さいため、地域限定数量限定である。幻の焼酎とも言われる。
東京や大阪の店(置いてあることはほとんどない)で飲むと、焼酎と 思えないような値段を取られる。
私が彼女を愛してることは一部では有名。(笑)

・8月11日(日)

8時30分発の屋久島行きフェリーに乗るので、6時に起きる。
さっさと港に行き手続き。
すごく混んでいる。
船室は確保できずに床の上に転がる事となる。
船自体は、思ったより大きくきれいであった。
しかも、揺れない。
新型船なので、良いスタビライザーが付いているのでしょう。
でも、船に弱いうえさんはずっと寝転がってました。
船のまわりで飛び回るトビウオを見てると、帽子を飛ばされそうになったので、船内に戻りゴロゴロする。
退屈な4時間が過ぎ、13時屋久島に到着。

とりあえず、港の近く、宮之浦にある民宿へ。
汚そうな我々を見て、おばちゃんはとなりの使ってない一軒家を部屋としてあてがってくれる。(今後「我が家」と呼ぶ(笑) )
4LDKバス・トイレ付きの平屋である。
しかも、冷蔵庫まであって、いたれりつくせりなのです。
実際使ったのは2部屋で、風呂は本家?の方で入ったのですけど。
なんと言っても、少々汚い格好でも、気兼ねなく出入りできるってのが、重宝であった。

荷物を置いて、晩飯まで自由行動とする。
うえさんは早速島一周を目指す。
N吉さん、たにやん、私は、おいしい所は明日以降に残して、とりあえず、のんびりと北をまわることにする。
岬の灯台で遊んで、その後大浦温泉にはいる。
時折スコールのような雨が降るが、空は気持ち良く晴れ、雨に濡れても走っている間に乾くので、合羽は着なかった。
ここで、土産物屋に行くと言う、N吉さん、たにやんと別れ、私は島の一周を試みる。
島一周は105km程である。
しかし、前回の台風で通行止めの区間があったため、一周はできず途中で引き返す。
虹 太陽を背に走っていると、海から山頂目指して大きなアーチを描く大きなが、視界に飛び込んでくる。
バイクのエンジンを止め、しばし見とれる。
鳥の声しか聞こえない静寂の中で見る虹は、最高の気分でした。
余談ですが、その頃雨男うえさんは虹の真下で雨に打たれていたことが、後に判明しました。(笑)

海亀の産卵で有名な永田浜で、しばしボーッとした後、我が家へ。

晩飯は、我々4人以外に、同宿のカップル一組、一人旅の女性(多分我々と同じくらいの年)と一緒の食事でした。
なんか知らない名前のカニなんかも出て、豪勢なものでした。
これだから、民宿は良いんですよね。
我々はビール飲みながら、美味い晩飯を食べ、つまらぬ雑談を長々と続ける。
残っていた女性が笑い出して、「大阪の人ってよくしゃべりますね」ってあきれるくらい騒々しかったみたいです。(-_-;)
(ちなみに生粋の大阪人は一人もいないんですけどね)
で、いつまでも居座っていたおかげで、食後のおまけにパッションフルーツをいただきました。
みかんのすっぱい部分だけを取り出して濃縮したような味で(どんな味やねん)、美味しかったです。

夜、ついに動き出した台風の情報をTVで見る。
どうも、明後日くらいに、屋久島に近づくようである。
「短い休みゆえ、下手すると帰れなくなる。」
そう怖れたN吉さんとうえさんは明日のフェリーで帰ることにするらしい。
根がお気楽なたにやんと私は民宿の連泊が可能なことだけを確認して、居座ることにする。
(後半はCAMPするつもりだったので、当初2泊の予約でした)

屋久島の夜はエアコンが不要な涼しいものでした。
多分、湿度が低いのでしょう。

・8月12日(月)

さよ〜なら! 7時に朝食をいただき、帰路につくN吉,うえさんを見送る。 (とはいってもフェリーの出港は昼過ぎだけど)

居残り組のたにやんと私は、とりあえずヤクスギランドを目指す。
本当は往復8時間歩いて、縄文杉を見に行くつもりだったのだが、「台風が来てるからやめろ」と宿のオヤジに止められたのである。

幸いにも雨には降られなかったが、ヤクスギランドへと登っていく道は深い霧に覆われていました。
快調にコーナーを抜けると、道端にたくさんのサル。
ヤクザルの団体さんである。
観光客がエサを与えているのであろう、我々がバイクを止めるとわさわさと近づいてくる。
写真でも撮るかとバイクから降りる。
猿 そのとき一匹のサルが、たにやんのバイクに駆け登ったのでした。
そのうえ、荷物を物色しようとしている。(笑)
「食い物はないぞぉ〜」と声をかけ、追い払うべく近づくと歯をむいて、怒りやがる。
なんかサルごときに、バカにされているようで不愉快だ。(--;)
こんな所でサルと白兵戦をするのは頭悪そうでイヤなので、後方からこっそり近づいてバイクのセルモーターを回し、アクセルオープン。
案の定、サルはあわてて逃げて行ったのでありました。
まだまだ、オレたちの方がサルよりは賢いみたいなので、一安心しました。(^^ゞ
しかし、何故私のでなく、たにやんのバイクに上ったのかは未だに謎です。

ヤクスギランドは標高1000m近辺に位置して、車で入り込める所としては最深部辺りに位置します。
杉の森の中に遊歩道が設けてあり、お手軽に屋久島気分を味わう事ができるところです。
樹齢1800年の仏陀杉を見ることがでます。
ただし、入場料(300円くらいだったと思う)を払わねばなりませんけど。
雨がぱらつく中、40分くらいかけて散歩する。
ヤクスギランド 紀元杉
バイクで未舗装路を奥へと進み、樹齢3000年の紀元杉を見る。
紀元杉は林道の脇にある為、全く歩かずに見れるありがたみの無いヤツであるけど、それなりに大した威厳を誇っていました。
ここでUターンして、来た道を引き返す。
天気は小雨模様です。

途中雨宿りをかねて、屋久杉自然館に立ち寄る。
すごくきれいな建物である。
多分、世界遺産に指定されたから、金が沢山でてるんだろうな。

この後、バイクで滝巡りをする。
一枚岩から流れおちる華麗な千尋の滝、海に向かって落ちるトローキの滝(海に直接落ちる滝は、ここと北海道のオシン・コシンの滝しかないらしい )、日本100名瀑の100番目の大川の滝、いずれも大雨のおかげで水量豊富、見ごたえ十分であった。
特に圧巻は滝壷のすぐ近くまで行ける大川の滝。
今まで見た中で最も迫力のある滝でした。
千尋の滝 トローキの滝
千尋の滝 トローキの滝
大川の滝 大川の滝と私
大川(おおこ)の滝 大川の滝とXR

帰路、有名な平内海中温泉に立ち寄る。
ここは波打ち際に湧く露天風呂で、干潮時しかはいることができないのですが、今日は海は大荒れ、入るなんて論外な状態でした。
でも、せっかくだから記念写真を撮る。
と、その時、一段と高い波が我々を襲って来る!
あわてて逃げるも靴の中まで水浸しになってしまう。
しかも、後で写真を見ると、波と足しか写ってなかったのでした。いやはや、まいったまいった。(--;)

雨が激しく降ってきたので、大急ぎで我が家を目指す。
バイクは強風にあおられ飛ばされそうだし、大粒の豪雨が体をたたくのでイタイったらありゃしない。
オフロード用のヘルメットは口元がむき出し同然なので、雨がたまらなく痛い。
豪雨のため前がほとんど見えない。
そんな中、徐行運転をする車を片っ端から抜いていく。
冗談抜きに、しんどかった。

晩飯の、トビウオのすり身を使ったさつま揚げみたいなヤツがすごく美味かったです。

・8月13日(火)

昨日の天気が嘘のようにおだやかな朝をむかえる。
港に行き、本日欠航の貼り紙の前で記念撮影をする。
欠航

雨がぱらつく中、少し走って空港近くの土産物屋に行く。
港の近くにも土産物屋はあるのだが、昨日見た「入島証明書あります」の看板が気になっていたので、わざわざ遠くまで出向いたのでありました。
私は、こういった証明書や、記念スタンプってのが大好きなのです。
本州最南端(潮岬)、本土最南端(佐多岬)、日本最北端(宗谷岬)本州最北端(大間崎)、日本最低温度記録地(朱鞠内湖)、四国最南端(足摺岬)、日本一周証明書(ホンダのライダーズクラブHART にもらった)等が手元にあったりします。
証明書自体は無料でくれるのですが、決して安っぽいものではありませんでした。
ただ、私の証明書の通し番号が37番。
最近始めたサービスなのか、それとももらう人が少ないのか、どっちにしても、貴重?なものを手に入れることができました。
ちなみに、買ったお土産はイモ焼酎(三岳)だけです。(笑)
昨日の豪雨で懲りたので、今日は遠出をやめて民宿から比較的近い、白谷雲水峡に行くことにする。
だんだん雨が強くなってくる。
雲水峡への道は山際を登って行く舗装路(ただしガードレール無し)でして、天空を目指して駆け登る感じがなかなか爽快です。
眼下すぐ間近に、町と海があるってのが新鮮な感じのワインディングロードです。
雲水峡の所で標高800mくらい。
海岸線から一気に登ります。

ここもヤクスギランド同様に、手軽に屋久島気分を味わる所です。
雲水峡 ヤクスギランドは木々がメインなのに対して、雲水峡は名前通りに峡谷の流れがメインでした。
大雨の中合羽着て歩き、弥生杉(樹齢3000年)を見ることができました。 弥生杉
シカ 途中ヤクジカの母子連れを見かけることもでき、幸運でした。
雲水峡は、パンフレットの写真では峡谷のせせらぎって感じなのですが、我々の前を流れるのは、間違っても手を伸ばそうとは思わないような激流だったりしました。
途中大きな岩の上を歩いて川を渡るのですが、落ちたら終わりだろうなという感じの轟音が下の方から聞こえてくるのでした。
後で見た案内板によると、その岩は「憩いの大岩」って名前でして、思わず苦笑いする、たにやんと私でした。

駐車場に戻って休憩所の屋根の下で、合羽を脱いで休息する。
夏なので合羽着てても、汗がこもって結局濡れてしまいました。
あぁ。ゴアの合羽が欲しい。
しかし、二人とも合羽がピンク色なのが妙である。
決してお揃いで買ったのではなく、お互い「バーゲンで安かったから」って理由なんですけど。
買った時は「頻繁に着るものでは無いから良いか。」って思っていたのですが、今回の旅では合羽を着なかった日がなかったりします。(--;)
くろまめ
そして、どこからともなく、お菓子をとりだすたにやん。
さすが、休憩のプロである。(笑)

台風の接近がわかっているので、今日は早々に我が家に帰る。
夜は強風が吹き荒れていたようです。

・8月14日(水)

台風は通過したとはいえ、天気はすぐれない。
のんびりと、台風が接近する鹿児島のTV中継を他人事のように見る。
今日は二人別れて自由行動ということに決める。

私は南下して、温泉でも入るかなと思って出発する。 が、途中から大雨が振り出す。
雨に濡れながら温泉目指すのも、馬鹿らしくなってきたので、我が家に引き返す。
Tシャツ着替えて、昨日時計を忘れた雲水峡に行ってみるが、昨夜の大荒れの天気のせいか、跡形もなく消え去ってました。(あの後、人が登ってきたとは考えにくい)
私は、昔からどうも時計運が悪いみたいです。(--;)

昨日は大雨の中で、雲水峡を歩いていたので、写真がうまく撮れてないかもしれないと思い、フィルムを買いに一度町まで下りてから、再び、カメラ片手に雲水峡を散策する。
昨日は悪天候の為かだれもいなかったのですが、今日は受け付け?に人がいて、300円払って入場券をもらう。
ヤクスギランドも雲水峡も、入場券の半券が絵ハガキになっているので、記念品としてはなかなか良いものでした。
今日は雨に降られずに歩く事ができましたが、峡谷は相変わらずの激流でした。

ちなみに、たにやんは屋久島一周を試みるも、風が強く、恐かったので、あきらめて、屋久島環境文化村センターって所でヒマをつぶしていたらしいです。

・8月15日(木)

早々に朝飯を終え、フェリー乗り場に向かう。
2日間欠航していたせいか、すごい混雑である。
バイク用窓口が別に設けられてたおかげで、それほど待たずに無事乗船手続きを終える。
帰りたくなくなるような、晴れ渡った良い天気である。
なんでツーリングの最終日って晴れるのだろう???
出港は昼過ぎなので、バイクを置いて、時間つぶしに港近くの屋久島環境文化村センターを見学に行く。
たにやんは二日連続の来館だったりする。(笑)
新しくてきれいな博物館で、ここの売りは大型映像ホール。
一時間に一回、「屋久島〜森と水のシンフォニー」という島のPRビデオのようなものを放映しているのですが、なんとスクリーンの大きさが、縦14m横20mもあるのです。
「昨日前の方の席で見たら、気分が悪くなったよ」と言うたにやんの忠告にしたがい、一番後ろの席で見る。
ここまで大きいと目が忙しいのだが、なかなかの迫力でした。
もし、屋久島に行かれることがあれば、一見の価値ありです。(入場料は500円)

船
バイクは徒歩や車より早く乗船できたので、船室奥の壁際という良い場所を確保することができました。
混んでたので、これはありがたかったです。
でも、隣が霊安室ってのはしばらく気づかなかったですけど。
ビールが売り切れだったのが残念でした。(笑)

鹿児島着が夕方の6時過ぎ。
今夜は市内のビジネスホテルに泊まって、居酒屋で飲む。
ヤキトリのメニューに豚バラがあるのが嬉しくって、そればかり食べてました。
やっぱ九州の豚バラは美味いねぇ。(^^)

・8月16日(金)〜8月20日(火)

朝、たにやんと別れる。
その日の晩はえびの高原でキャンプして、翌日実家(北九州市)に立ち寄る。 スーパーテネレに乗る大学時代の友人と遊んだりして、のんびり過ごしたあと、8月19日の夕方発の、名門大洋フェリーで帰ることに決める。(実は帰りの予定は全く無しでした)
「予約のない方はキャンセル待ち」と貼り紙してあったが、別に待たされずにその場で切符がもらえた。
船内も別に混んではなく、いつも見かける床や階段で夜を過ごしてる人も、今回は見なかった。
一体何がキャンセル待ちなんだろうか?

朝6時にフェリーは南港に到着。
寮の近くでスーツ姿のたにやんと会う。
彼はまじめに月曜から仕事してたのであった。(笑)
なんでも今日は出張らしい。
なんか、笑ってしまった。

以上で無事に旅はおしまいです。

・追伸
ここまで飽きずに読んでくれた方へ。
「どうもありがとうございます。」


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