『エンジェル 〜僕の歌は君の歌〜』(1992年、日本) 監督：渡邊 孝好 出演：織田 裕二、和久井 映見、大地 真央 偶然であった天使に、別れてしまった彼女（和久井）の命が僅かである事を知らされ、何とか彼女の力になりたいと 思うのだが、空回りしてばかりの男（織田）と、そんなドジな主人公に恋心を抱いてしまう天使（大地）のお話。 ストーリーは何処かで聞いたようなもので目新しさや奇抜さはないけど、最後だと思って何かしてあげたいのに、 別れた男に突然気遣いされても女性は気味悪く思うだけで、やることなすことまったくの逆効果。 男としても「おまえはもう死ぬんだ」なんて言う訳にもいかないし、「じゃあ俺はどうしたら良いんだ！」って いうもどかしい気持ち、なんとなく共感できます 。 いかにも邦画的なテレビドラマの延長線上っぽさは否めませんが、出演者は演技力の安定している人たちばかり のように思えますので、他に観る映画がないならレンタルしてみてはいかがでしょう。 |