社外マフラーを装着しよう!
(03/08/01)
(05/08/17更新)

フジツボ・レガリスR

 我がEDも総走行距離12万キロを突破し、純正マフラーもセンターパイプの辺りから 「ぶるぶるっ」と震えるような音が聞こえるようになりました。
 まあまだ穴が開いたりした訳ではないのですが、いい機会なので社外マフラーを入れて みることにしました。




1.まず、マフラーを選ぼう!


 カリーナEDという車は、世の中にすごい台数走っているクセに、 アフターパーツが少ないのが悲しいところ。それでもマフラーは、ちょっと前まではかなりのメーカー さんから出てたみたいなんですけど、絶版車になって5年も経つと、次第に各メーカーさんのカタログ からも落ちていきます(泣)。
 ※ちなみに、既製品がなくても、ワンオフ(オーダーメイド)してくれるメーカーさんはたくさん あるようです。また、取付用アームの溶接加工で、セリカ用が装着出来るようです。


 今回は、車検対応・音量が大き過ぎない・純正より出力アップ・予算5〜6万円の条件で考えて、 現在確実に購入できるもの3本に絞って検討してみました。

藤壺:「レガリスR
 (メインパイプ径60.5φ/テール90φ・68000円)
tanabe:「スーパーメダリオンハイパースペック
 (メインパイプ径60φ/テール100φ・63000円)
TRD:「ハイレスポンスマフラー Ver.S
 (メインパイプ径60.5φ/テール100φ・88000円)

 ※ワタシのEDは3S-GEエンジン搭載車なので、3S-FEおよび4Sエンジン搭載車の場合はこの限りではありません。


 トヨタ系パーツメーカーだけあって、TRDの評判は良いですね。定価も他より2万円も高くて、 うちの近所のカーショップでは「結局ディーラー系なので・・・」という理由で、 ほとんど値引出来ないと言われたものの、それでもネット通販なんかだと6万円くらいで買えるみたい。
(特に安かったのが メールオーダーハウス ヒラノタイヤで58000円くらいかな。購入を考えている人は要チェック!)
 しかし、レガリスRとスーパーメダリオンはオールステンレス(タイコ部だけでなく、パイプまで全てステンレス製) であることと、藤壺やtanabeに関してはカーショップでかなり値引いてくれるって事もあって、今回はTRDの 購入を見送る事にしました。
 そこで、藤壺とtanabeのどちらかにしようかと考えて、私のまわりの車好きにリサーチしたり、 ショップのお兄さんに聞いてみたところ、圧倒的に藤壺でした。その理由は、藤壺がマフラー専門メーカー だから。藤壺は国産車のほとんどをカバーしていて、ときには純正の製作にも参加するとかしないとか。 他が駄目なんじゃなくって藤壺が凄いんです。(なんか足まわりのKYBみたいだね。)
 またtanabeについてはサス&ショックメーカーなので、ローダウン時の 最低地上高9cm確保を考えて製作しているという利点がある(※未確認情報です)。tanabeの悪い評判も聞かないし、 藤壺が圧倒的シェアなら、敢えてtanabeでマイナー路線追求ってのも良いんじゃないかな〜・・・って思ったりして、 超〜悩みました。

 みなさんの参考になるか分かりませんが、カーショップを何軒かハシゴしたので、各店舗の提示した金額を 報告しておきます。(3軒とも有名チェーン、価格は税・工賃等抜き)

 ・R店―藤壺:51000円、tanabe:50400円
 ・T店―藤壺:54000円、tanabe:47250円
 ・B店―藤壺:51000円、tanabe:47000円


 実は、ポイントカードを持っているので元々B店で購入しようかなぁ、とは思っていたのですが、さすがB店、 両製品とも一番安く提示された金額に合わせてくれました。またその店員さんがとても親切で、マフラーの構造とか いろいろ教えてくれたんですけど、その店員さんも「tanabeも良いんですけど、どちらかと言われれば、 やはり藤壺をオススメします」というので、ここで藤壺に決定。しかも「折角来て頂いたので もうちょっとサービスしますよ」といわれてしまったので、これはもう仕方ない、3日後にB店で購入。
 ちなみに、これから藤壺のマフラーを買おうと思っているED乗りの人は注意!EDはカタログ落ちしてますので、 コロナ(EXIV)で検索しましょう。また、このEXiV用マフラーは受注生産品なので、納品まで2週間かかります。 (私はお盆挟んだので3週間かかった;泣。)


2.いよいよマフラーの取り付けです!


納品されました!
2003年8月21日 ついにマフラーが納品されました!

7月31日に発注、3週間待ちました(感涙)。

ムスメに遊ばれる大箱
結構デカイです。頑張ってお持ちかえってみました。

さっそく開けてみました
さっそく梱包解いてみました。ピカピカのタイコがお目見え!

並べてみました
箱から出すとこんな感じです。ワクワクしますねえ!!


ブッシュ(マフラーリング)
マフラー吊り下げリング(ブッシュ)の同時交換がオススメです。

一般的な国産車用で1800円ってところでしょうか。
(今回は某カーショップで1580円で購入しました。)


<作業手順>


 はじめに、準備するものとして、ジャッキ、14mmレンチ、ウマと、 潤滑スプレー、ハンマー、メタルスクレイパー(削りヘラ)、マイナスドライバー。 前者は取り付けに最低限必要なもので、後者は古いマフラーを取りはずすのに必要となってくるモノです。
 あと、液状ガスケット(漏れ防止シール)があると便利です。

漏れ防止シール
Soft99・漏れ防止シール


 作業場所は安定したアスファルトやコンクリートの駐車場などにしましょう。また、火傷しないように 冷却時間をとってからマフラーに触れるようにしましょう。
 頑張れば1人でもできそうですが、作業効率でも、安全の面でも、話相手が居るという点でも、 2人で実施するのが絶対的に良いです。

まず、車をジャッキアップし、ウマで固定。
ジャッキアップ
(実は、ウマを使うのはこれが初めて。)

ホイールを置く
ホイールを置いておくと、まさかの事故から身を守れます。


 次に、配管途中のボルトを外し、マフラーを吊り下げているブッシュを抜くと古いマフラーが外れます。
 新しいマフラーは逆の要領で取りつければよい訳で、交換手順は非常に簡単ですが、実際の作業はボルトが 回らなかったり狭かったりで結構大変でした。

この接続部をフランジと言うそうです。
ここがこんなに錆びちゃってます(泣)。
錆びたフランジ部

 ボルトのまわりをハンマーで軽く叩いて、潤滑油を吹きながら、レンチの握り側を少しずつハンマーで叩いたり して、ボルトを外しました。この作業だけで1時間くらいかかってしまった。

吊り下げ部をマフラーハンガーと言うそうです。

ブッシュをはずす
 ここでマイナスドライバーの登場!ドライバーを穴にねじ込んで「ぐいっ」とやると結構簡単に外れます。
 思ってたよりゴムは硬くなかったです。(結局、今回はブッシュは交換しませんでした;爆。)

ようやくマフラーが外れました。
外した純正マフラーとレガリスR
お約束!新旧マフラーを並べてみました。

 思えば、免許を取得してからずっとクルマの改造に臆病だった私、 まさか自分でマフラーの交換をするなんて、ちょっと前なら考えなかったなあ・・・。
 取り付け自体は20分くらいで済んだかな、割とサクっといきました。

装着風景
狭いところでの作業は自由度が低く、結構大変です。

装着風景
ガスケットを挟んで確実にボルトを締めればまず排気漏れはありませんが、念の為液状ガスケットを 塗っておきます。


<比較>

新旧マフラー比較です。

純正マフラー
純正マフラー

フジツボ・レガリスR
新しいマフラー(レガリスR)

出口がやや中央に寄りました。
ステンレス、つやつやピカピカです。


 このマフラーは極端にうるさくありません。でも純正よりは確実に低音が響いてます。
まだそんなに高回転まで回していないのでなんとも言えませんが、走っててうるさく感じないし、 加速がスムーズになったような気がします。


参考までに、下の画像が砲弾型マフラーです。

純正マフラー
弟のST182セリカの砲弾型マフラー(柿本改)



3.マフラー変えたらエアクリも変(換)えたい!


 エアクリーナーも社外品に変えるとかなりの効果が得られるみたいですよ。 でもキノコ入れるのは勇気が要ります。そこでワタシは純正交換タイプにしてみました。

純正交換タイプエアクリ
HKSスーパーフィルター
 カーショップでも5000円くらいで購入できますが、私は中古パーツ屋さんで適合品を見かけたときに買っておいて、 1年に一度くらいの割合で交換しております。


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